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一章【平穏ライフを目指して】
お前ら話しかけんな下さい
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皆様こんにちは。絶賛逃げ出したいアリア・ローゼリッタです。目の前に美形が2人迫って来ています。前世であれば超美麗スチルだった場面でしょうが、今の私からすれば恐怖映像でしかありません。
「ミハイラにローゼリッタだったな。何か知っているなら話して貰おう」
「イリヤ、可愛い子達を睨まないの。怯えてしまっているじゃないか。ごめんね、悪気は無いんだ。詳しい事、聞かせてもらってもいいかなイリヤは彼方の2人に」
生徒会長が私達の元へ、副会長がミア達と元へもう全部マーガレットに任せていいでしょうか
「ミアは悪くないんです!だって可愛いなんて言われたら傷付くじゃないですか!!」
…支離滅裂ですね…会長が私の方に視線を向けましたね。気の所為だの思いたいですが、マーガレットの説明では無理もないのでしょうか…やはりマーガレットにはもう少し勉強してもらわないといけませんかね
「…ローゼリッタさん、説明をお願い出来るかな」
「…分かりました」
ええ、表面上は大人しく頷いておきますよ?目を付けられたくありませんし。ですが本当は拒否したいですし関わりたくありません。
そこのあなた。もう手遅れだと言いましたね。黙りやがれ下さい。諦めなければ夢は叶うと何処かの誰かが仰っていました。
「ミア…フォーカスさんと私、ミハイラさんは3人で昼食を頂こうと食堂に向かっておりました。しかしその時、ニューラスさんがミアに向かって心無い言葉を放ち、あの状態になりました。止められなかった私達にも非があります。申し訳ございませんでした」
「頭を上げておくれ。説明をありがとう。イリヤ、そっちはどうだい?」
「フォーカスには厳重注意、ニューラスには反省文10枚だ。お前達、もう問題を起こすんじゃないぞ。次はこれでは済まないからな」
怖いですね。副会長、2人を睨み付けてこっちに来ます…え、何で来るんですか。あっち行って下さい
「…先程は威圧して済まなかったな。協力感謝する。行くぞ、カイン」
「はいはい、じゃあね、ミハイラさん、ローゼリッタさん」
嵐の様に、2人は颯爽と現れて消えていった。しかし私の心に残った疑問は
私、顔覚えられてね?認識されてね?
です。なんで入学して数日で主要キャラに名前と顔覚えられなくちゃいけないんですか?もういっその事、体が弱いの利用してモブライフを謳歌しましょうか…いえ、昔それを試したら2人が1日中看病と言う名目で側に居ましたし、なんなら来ない日もなかったので却下…前途多難とは…この事でしょうか…
「ごめんね、2人とも。急いで昼食を取りに行こう」
「大丈夫だよ!アリアも行くよ~」
「マギィ、引っ張らないで下さい」
ミアも再び合流し、マーガレットが私をグイグイと引っ張って食堂へ向かいます。皆さん、疑問に思ったことがありませんか?何故マーガレットが私にこんなにも懐いているのか。それは10年程前でしたね。
いつも通り夜会に両親と共に出席していた私ですが、下らない話や聞くだけの音楽に飽きてしまい、花が沢山咲いているお庭に出たんです。そこには既に先客が居まして…お察しの通り、それがマーガレットでした。退屈していた同士一緒に遊びまして…そしたら後日、マーガレットのご家族が商談をする為に私の家に来た訳です。そこで再会を果たし、今に至ります。
「アリアは何を食べる?私はパンが食べたい!あとはデザートに…」
「私は適当に食べます。サラダとか」
「2人の食事は僕が選ぶよ。2人に任せてると栄養が偏るからね」
失礼ですね。此方では昔から病弱だったので、あまり量を食べられないんです。野菜は水分を多く含んでいる物が多いので、比較的食べられます。マーガレットは元々お家がパン屋ですから、パン好きで、1日3食全てパンで良いと豪語した事もあります。それは流石に心配になりますよね。私もなります。
食堂には、かなりの生徒がいます。1年生は勿論、2年生、3年生、4年生も利用しますので、しっかり時間を見ないと混み過ぎて場所が取れないのです。そして今日は色々と問題があった為場所が取れず…立ち往生ですね
「アリア、マギィ。2人は飲み物を取って来て僕が席を探しておくから」
そう言う事をサラッとしてしまうのがイケメンそれがミアですね。流石です。マーガレットは私の隣で沢山の種類がある飲み物を見て目を輝かせています。飲み物だけでこんなにも夢中になれるなんて…本当に放っておけないと言うか幼いと言うか…
「アリアアリア!ジュースも沢山あるよ~あったかいのも沢山ある~」
「そうですね、私は紅茶を頂きます」
あれこれ悩んでいるマーガレットを見ながら、私は紅茶をカップに注ぎます。何故紅茶なのかって?紅茶は基本どんな料理にも合いますからね。ミアが取って来て下さる食事に合う様にしたいんです。
「アリア!私はオレンジジュースにした!戻ろ戻ろ~」
「マギィ、飲み物を持っていますから、ゆっくりですよ」
保護者か。とツッコミたくなりますよね。大丈夫、慣れます。私も慣れました。あ、少し遠くでミアが手を振ってくれています。席が取れた様ですね…あー…皆さん、私今とても態と倒れて保健室に行きたいです。それは何故でしょう皆さんなら分かると思います。正解は…
「ミハイラさんにローゼリッタさん、ご機嫌様弟がお世話になっているわね」
「授業振り」
はい、主要キャラのルシア・ティストとその姉ルイーザ・ティストさんのご登場でーす。ではささっとご紹介しましょう。
ルシア・ティスト。無気力系ですが、マーガレットを一途に思い続ける、人気投票堂々トップだった方です。ミアとは友人関係に当たりますので…予想しておくべきでした…不覚です。
続いて、ルイーザ・ティスト。ルシアの姉であり、後にあるダンスパーティーの為にマーガレットにワルツを指導するサポートキャラです。とても見目麗しい御姉弟で、屈指の人気キャラでもあります。
「ローゼリッタさん、とてもマナーが美しいわね。1年生なのに素晴らしいわ」
「そうですよね!アリアはとっても凄いんですよ!」
「い、いえ…私はそんな…」
「事実なんだから、胸、張ればいい」
3人の言葉はとても嬉しいです。ただ一つ言わせて下さい
〈〈〈お前ら話しかけんな下さい!!〉〉〉
「ミハイラにローゼリッタだったな。何か知っているなら話して貰おう」
「イリヤ、可愛い子達を睨まないの。怯えてしまっているじゃないか。ごめんね、悪気は無いんだ。詳しい事、聞かせてもらってもいいかなイリヤは彼方の2人に」
生徒会長が私達の元へ、副会長がミア達と元へもう全部マーガレットに任せていいでしょうか
「ミアは悪くないんです!だって可愛いなんて言われたら傷付くじゃないですか!!」
…支離滅裂ですね…会長が私の方に視線を向けましたね。気の所為だの思いたいですが、マーガレットの説明では無理もないのでしょうか…やはりマーガレットにはもう少し勉強してもらわないといけませんかね
「…ローゼリッタさん、説明をお願い出来るかな」
「…分かりました」
ええ、表面上は大人しく頷いておきますよ?目を付けられたくありませんし。ですが本当は拒否したいですし関わりたくありません。
そこのあなた。もう手遅れだと言いましたね。黙りやがれ下さい。諦めなければ夢は叶うと何処かの誰かが仰っていました。
「ミア…フォーカスさんと私、ミハイラさんは3人で昼食を頂こうと食堂に向かっておりました。しかしその時、ニューラスさんがミアに向かって心無い言葉を放ち、あの状態になりました。止められなかった私達にも非があります。申し訳ございませんでした」
「頭を上げておくれ。説明をありがとう。イリヤ、そっちはどうだい?」
「フォーカスには厳重注意、ニューラスには反省文10枚だ。お前達、もう問題を起こすんじゃないぞ。次はこれでは済まないからな」
怖いですね。副会長、2人を睨み付けてこっちに来ます…え、何で来るんですか。あっち行って下さい
「…先程は威圧して済まなかったな。協力感謝する。行くぞ、カイン」
「はいはい、じゃあね、ミハイラさん、ローゼリッタさん」
嵐の様に、2人は颯爽と現れて消えていった。しかし私の心に残った疑問は
私、顔覚えられてね?認識されてね?
です。なんで入学して数日で主要キャラに名前と顔覚えられなくちゃいけないんですか?もういっその事、体が弱いの利用してモブライフを謳歌しましょうか…いえ、昔それを試したら2人が1日中看病と言う名目で側に居ましたし、なんなら来ない日もなかったので却下…前途多難とは…この事でしょうか…
「ごめんね、2人とも。急いで昼食を取りに行こう」
「大丈夫だよ!アリアも行くよ~」
「マギィ、引っ張らないで下さい」
ミアも再び合流し、マーガレットが私をグイグイと引っ張って食堂へ向かいます。皆さん、疑問に思ったことがありませんか?何故マーガレットが私にこんなにも懐いているのか。それは10年程前でしたね。
いつも通り夜会に両親と共に出席していた私ですが、下らない話や聞くだけの音楽に飽きてしまい、花が沢山咲いているお庭に出たんです。そこには既に先客が居まして…お察しの通り、それがマーガレットでした。退屈していた同士一緒に遊びまして…そしたら後日、マーガレットのご家族が商談をする為に私の家に来た訳です。そこで再会を果たし、今に至ります。
「アリアは何を食べる?私はパンが食べたい!あとはデザートに…」
「私は適当に食べます。サラダとか」
「2人の食事は僕が選ぶよ。2人に任せてると栄養が偏るからね」
失礼ですね。此方では昔から病弱だったので、あまり量を食べられないんです。野菜は水分を多く含んでいる物が多いので、比較的食べられます。マーガレットは元々お家がパン屋ですから、パン好きで、1日3食全てパンで良いと豪語した事もあります。それは流石に心配になりますよね。私もなります。
食堂には、かなりの生徒がいます。1年生は勿論、2年生、3年生、4年生も利用しますので、しっかり時間を見ないと混み過ぎて場所が取れないのです。そして今日は色々と問題があった為場所が取れず…立ち往生ですね
「アリア、マギィ。2人は飲み物を取って来て僕が席を探しておくから」
そう言う事をサラッとしてしまうのがイケメンそれがミアですね。流石です。マーガレットは私の隣で沢山の種類がある飲み物を見て目を輝かせています。飲み物だけでこんなにも夢中になれるなんて…本当に放っておけないと言うか幼いと言うか…
「アリアアリア!ジュースも沢山あるよ~あったかいのも沢山ある~」
「そうですね、私は紅茶を頂きます」
あれこれ悩んでいるマーガレットを見ながら、私は紅茶をカップに注ぎます。何故紅茶なのかって?紅茶は基本どんな料理にも合いますからね。ミアが取って来て下さる食事に合う様にしたいんです。
「アリア!私はオレンジジュースにした!戻ろ戻ろ~」
「マギィ、飲み物を持っていますから、ゆっくりですよ」
保護者か。とツッコミたくなりますよね。大丈夫、慣れます。私も慣れました。あ、少し遠くでミアが手を振ってくれています。席が取れた様ですね…あー…皆さん、私今とても態と倒れて保健室に行きたいです。それは何故でしょう皆さんなら分かると思います。正解は…
「ミハイラさんにローゼリッタさん、ご機嫌様弟がお世話になっているわね」
「授業振り」
はい、主要キャラのルシア・ティストとその姉ルイーザ・ティストさんのご登場でーす。ではささっとご紹介しましょう。
ルシア・ティスト。無気力系ですが、マーガレットを一途に思い続ける、人気投票堂々トップだった方です。ミアとは友人関係に当たりますので…予想しておくべきでした…不覚です。
続いて、ルイーザ・ティスト。ルシアの姉であり、後にあるダンスパーティーの為にマーガレットにワルツを指導するサポートキャラです。とても見目麗しい御姉弟で、屈指の人気キャラでもあります。
「ローゼリッタさん、とてもマナーが美しいわね。1年生なのに素晴らしいわ」
「そうですよね!アリアはとっても凄いんですよ!」
「い、いえ…私はそんな…」
「事実なんだから、胸、張ればいい」
3人の言葉はとても嬉しいです。ただ一つ言わせて下さい
〈〈〈お前ら話しかけんな下さい!!〉〉〉
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