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一章【平穏ライフを目指して】
お前ら話題を変えやがれ下さい
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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。新入生交流会は私の嫌な予感通り、色々と勘弁してほしい感じで進行しております。それは何故かと言いますと
「ローゼリッタさんはお勉強が得意なの?」
「俺は帝王学とかさっぱりだからなぁ…羨ましいぜ」
上からレイチェル先輩にライト先輩です。私じゃなくてルカに話題を振って下さい。そんなに話す事なんかないです。
「勉強は昔から好きでしたし…マナー等は日頃の生活で身につく物ですから」
ごく自然に、興味を持たれないように話す…これなら…
「えー!?そんなの普通に出来る事じゃないよね!?アリアちゃんは頭がいいんだね!」
ニーナ先輩…そんなに興味を持つ所ありましたか?私は無いと思うのですが…
「教師陣も君を褒めていたのを聞いた事がある真面目で頼り甲斐のある委員長だとな」
「それなら、生徒会に入って貰うのもいいかもね。どう?」
シュテル先輩ってこんなに褒めるタイプでしたっけ?生徒会長はサラッと勧誘しないで下さい
「そんなに話しかけたら答えられないでしょ?ごめんね。先輩と同級生が」
「い、いえ…」
「皆さん、アリアに興味がお有りなんですね」
ユウリ先輩がフォローしてくれ、ルカも何とか話題を変えてくれました。有難いです…ルカ、今度私が紅茶淹れますね…持つべきものは友人と優しい先輩です。
「ああ、ごめんな。交流会ってなると下級生と触れ合える良い機会だからさ。これを機に!って沢山質問しちゃうんだよな…アリアもルカも驚かせてごめんな」
「気にしないで下さい。私は嬉しいですよ。先輩達に興味を持っていただけるのは」
ルカは優雅に紅茶を飲みながら、先輩達との談笑を始めました。流石はルカですね。私は自分から話題が外れましたので、やっと一息吐く事が出来ました。あ、紅茶美味しいですね。
「今年の1年生ってもしかして皆優秀?」
「どうして?」
「レイは分かんないの!?1年生のこの時期なんて、まだマナーとか全然授業でやってないじゃん!やったとしても、話し方とか、簡単なお茶会のマナーをサラッとでしょ?なのに見てよこの2人!私達より所作が綺麗…」
「まあ…本当だ。将来有望だね」
2年生のニーナ先輩は小さく唸り、私達を見つめ、レイチェル先輩は微笑ましそうに見つめていた。
「ふむ…確かにローゼリッタとスティナは、私達4年に混じっても違和感はないかもしれないな」
「勿体無いお言葉です。先輩」
ルカは憧れのシュテル先輩とお話し出来てとても嬉しそうですが、同時に緊張もしている様ですね。いつもより動きが硬いと言うか何といいますか。
「…ねぇローゼリッタさん」
「どうかしましたか?ハーツウェル先輩」
「眼鏡、取ってみてくれないかな」
ピシリ。と私の体が強ばったのを感じました
「エ…アノ…ソレハナゼデショウカ…」
片言だって?うるさいですね。気の所為です、気の所為。
「だって、キミ。目悪くないでしょ?何で眼鏡掛けてるの?」
「人と目を合わせるのが苦手なもので…」
先輩達も興味を持たないで下さい!!にじり寄って来ないで下さい!!
「ふふん!隙有り!」
私が体を後ろに引いていると、いつの間にか背後に回って居たニーナ先輩に眼鏡を取られました。そう眼鏡を…
「か、返して下さい…!」
「滅茶苦茶可愛いじゃんアリアちゃん!絶対眼鏡無い方が良いって!」
「本当だ…これからはそれで過ごしたらどうだい?」
全員顔を覗き込まないで下さい…羞恥で死にます…!
「いいじゃないか!可愛いぞ、アリア!」
無自覚人誑しがいますね。やめて頂きたいです
「やっぱり。絶対眼鏡無い方がいいよ」
「私もそう思う」
ユウリ先輩は私の肩を掴んで真剣ですし、ルカもうんうんと深く頷いています。取り敢えず私が羞恥で死にそうなので
〈〈〈お前ら話題変えろ下さい!!〉〉〉
「ローゼリッタさんはお勉強が得意なの?」
「俺は帝王学とかさっぱりだからなぁ…羨ましいぜ」
上からレイチェル先輩にライト先輩です。私じゃなくてルカに話題を振って下さい。そんなに話す事なんかないです。
「勉強は昔から好きでしたし…マナー等は日頃の生活で身につく物ですから」
ごく自然に、興味を持たれないように話す…これなら…
「えー!?そんなの普通に出来る事じゃないよね!?アリアちゃんは頭がいいんだね!」
ニーナ先輩…そんなに興味を持つ所ありましたか?私は無いと思うのですが…
「教師陣も君を褒めていたのを聞いた事がある真面目で頼り甲斐のある委員長だとな」
「それなら、生徒会に入って貰うのもいいかもね。どう?」
シュテル先輩ってこんなに褒めるタイプでしたっけ?生徒会長はサラッと勧誘しないで下さい
「そんなに話しかけたら答えられないでしょ?ごめんね。先輩と同級生が」
「い、いえ…」
「皆さん、アリアに興味がお有りなんですね」
ユウリ先輩がフォローしてくれ、ルカも何とか話題を変えてくれました。有難いです…ルカ、今度私が紅茶淹れますね…持つべきものは友人と優しい先輩です。
「ああ、ごめんな。交流会ってなると下級生と触れ合える良い機会だからさ。これを機に!って沢山質問しちゃうんだよな…アリアもルカも驚かせてごめんな」
「気にしないで下さい。私は嬉しいですよ。先輩達に興味を持っていただけるのは」
ルカは優雅に紅茶を飲みながら、先輩達との談笑を始めました。流石はルカですね。私は自分から話題が外れましたので、やっと一息吐く事が出来ました。あ、紅茶美味しいですね。
「今年の1年生ってもしかして皆優秀?」
「どうして?」
「レイは分かんないの!?1年生のこの時期なんて、まだマナーとか全然授業でやってないじゃん!やったとしても、話し方とか、簡単なお茶会のマナーをサラッとでしょ?なのに見てよこの2人!私達より所作が綺麗…」
「まあ…本当だ。将来有望だね」
2年生のニーナ先輩は小さく唸り、私達を見つめ、レイチェル先輩は微笑ましそうに見つめていた。
「ふむ…確かにローゼリッタとスティナは、私達4年に混じっても違和感はないかもしれないな」
「勿体無いお言葉です。先輩」
ルカは憧れのシュテル先輩とお話し出来てとても嬉しそうですが、同時に緊張もしている様ですね。いつもより動きが硬いと言うか何といいますか。
「…ねぇローゼリッタさん」
「どうかしましたか?ハーツウェル先輩」
「眼鏡、取ってみてくれないかな」
ピシリ。と私の体が強ばったのを感じました
「エ…アノ…ソレハナゼデショウカ…」
片言だって?うるさいですね。気の所為です、気の所為。
「だって、キミ。目悪くないでしょ?何で眼鏡掛けてるの?」
「人と目を合わせるのが苦手なもので…」
先輩達も興味を持たないで下さい!!にじり寄って来ないで下さい!!
「ふふん!隙有り!」
私が体を後ろに引いていると、いつの間にか背後に回って居たニーナ先輩に眼鏡を取られました。そう眼鏡を…
「か、返して下さい…!」
「滅茶苦茶可愛いじゃんアリアちゃん!絶対眼鏡無い方が良いって!」
「本当だ…これからはそれで過ごしたらどうだい?」
全員顔を覗き込まないで下さい…羞恥で死にます…!
「いいじゃないか!可愛いぞ、アリア!」
無自覚人誑しがいますね。やめて頂きたいです
「やっぱり。絶対眼鏡無い方がいいよ」
「私もそう思う」
ユウリ先輩は私の肩を掴んで真剣ですし、ルカもうんうんと深く頷いています。取り敢えず私が羞恥で死にそうなので
〈〈〈お前ら話題変えろ下さい!!〉〉〉
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