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一章【平穏ライフを目指して】
お前ら起きろ下さい
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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。あの後先輩方から質問をされまくり、疲弊し寝落ちしました。
現時刻は午前4時です。周りの皆さんも疲れたのかそのまま寝落ちをなさったご様子です。久しぶりに皆さんへの解説タイムと致しましょうか。
まず、エトワリア学園には沢山の部活動があります。同好会なども数多く、学園祭は大いに盛り上がるそうです。私が所属する手芸部の主な活動内容はチャリティーに出す為のお金を稼ぐ為、バザーを開催したり。孤児院へ寄付するぬいぐるみやお洋服を裁縫しています。
こうみると慈善活動だけしてる部活ですが、基本あまり活動はしていません。1週間に3回活動すれば多い方かと…その理由は2つ程ありまして…1つ目は部員が少ない事。2つ目は顧問がこない事…
手芸部の顧問は、保健医の方です。そして主要キャラでもあります。私は顧問の方が来る日にワザと学級委員の仕事をする様にしています。理由は会いたくないからです。
「んぅ…あれ…アリア…?」
「あ、おはようございますルカ。起こしてしまいましたか?」
「ふふ、起きるの…まだ早いよ」
ルカは寝起き特有の舌ったらずな喋り方でふにゃりと笑うと、私に抱き着き、そのまま再び寝転がりました。ゑ?
「ル、ルカさん…?」
「アリアあったかぁい…」
完全に寝ぼけていらっしゃる…力強い…!抜け出せない…!
「ルカ、離して下さい…!」
「やだ…離さない…アリアも寝て…このまま…」
駄々っ子ですか!?寝惚けている筈なのに力強いんですけどこの人!私はこんなテンプレ展開は望んでいないのですが!?
「おやおや、仲がいいんだな。1年生」
ふと前を見ると、ニヤリと笑うシュテル先輩が私達を傍観していました。助けてもらってもよろしいです!?
「これはルカが寝惚けているだけです。先輩、お手数ですが助けていただいてもよろしいですかね」
「これはこれで面白いからな。私は見てる事にする」
顔がいいから悪い笑みも絵になるのがとても悔しいです。こんな所で美しさとカッコ良さを無駄遣いしないでいただきたいです。
「ルカ~、ルカさーん…」
先輩方を起こさないよう、極力小声で話しかけているのですが、一向に起きる気配がありません。詰みました。
「シュテル先輩、起きるのがお早いんですね」
「いつもこの時間には剣の鍛錬に行っているからな」
なるほど。私は既に諦め、シュテル先輩との会話を始めました。ルカが離してくれないのが悪いです。
「ニーナやレイチェルも起きていない様だからな。私は鍛錬に行ってくる。誰かが起きたら教えてやってくれ。眠かったら、二度寝しても構わない」
「…分かりました」
遂に見捨てられました。シュテル先輩はフッと笑うと私の頭を一撫でし、部屋を出て行きました。ルカは相変わらず私に抱き着き、2年の先輩達もぐっすり寝ておられます。ルカに抱き着かれていなければとても平和だったんですが…もう無駄だと悟りましたのでこのまま二度寝しようと思います。
ですがルカさん、貴女はもう少し寝起きを良くしてほしいと思います。そしてシュテル先輩には助けて欲しかったです。なので少し八つ当たりを…
〈〈〈お前ら起きろ下さい!!!〉〉〉
現時刻は午前4時です。周りの皆さんも疲れたのかそのまま寝落ちをなさったご様子です。久しぶりに皆さんへの解説タイムと致しましょうか。
まず、エトワリア学園には沢山の部活動があります。同好会なども数多く、学園祭は大いに盛り上がるそうです。私が所属する手芸部の主な活動内容はチャリティーに出す為のお金を稼ぐ為、バザーを開催したり。孤児院へ寄付するぬいぐるみやお洋服を裁縫しています。
こうみると慈善活動だけしてる部活ですが、基本あまり活動はしていません。1週間に3回活動すれば多い方かと…その理由は2つ程ありまして…1つ目は部員が少ない事。2つ目は顧問がこない事…
手芸部の顧問は、保健医の方です。そして主要キャラでもあります。私は顧問の方が来る日にワザと学級委員の仕事をする様にしています。理由は会いたくないからです。
「んぅ…あれ…アリア…?」
「あ、おはようございますルカ。起こしてしまいましたか?」
「ふふ、起きるの…まだ早いよ」
ルカは寝起き特有の舌ったらずな喋り方でふにゃりと笑うと、私に抱き着き、そのまま再び寝転がりました。ゑ?
「ル、ルカさん…?」
「アリアあったかぁい…」
完全に寝ぼけていらっしゃる…力強い…!抜け出せない…!
「ルカ、離して下さい…!」
「やだ…離さない…アリアも寝て…このまま…」
駄々っ子ですか!?寝惚けている筈なのに力強いんですけどこの人!私はこんなテンプレ展開は望んでいないのですが!?
「おやおや、仲がいいんだな。1年生」
ふと前を見ると、ニヤリと笑うシュテル先輩が私達を傍観していました。助けてもらってもよろしいです!?
「これはルカが寝惚けているだけです。先輩、お手数ですが助けていただいてもよろしいですかね」
「これはこれで面白いからな。私は見てる事にする」
顔がいいから悪い笑みも絵になるのがとても悔しいです。こんな所で美しさとカッコ良さを無駄遣いしないでいただきたいです。
「ルカ~、ルカさーん…」
先輩方を起こさないよう、極力小声で話しかけているのですが、一向に起きる気配がありません。詰みました。
「シュテル先輩、起きるのがお早いんですね」
「いつもこの時間には剣の鍛錬に行っているからな」
なるほど。私は既に諦め、シュテル先輩との会話を始めました。ルカが離してくれないのが悪いです。
「ニーナやレイチェルも起きていない様だからな。私は鍛錬に行ってくる。誰かが起きたら教えてやってくれ。眠かったら、二度寝しても構わない」
「…分かりました」
遂に見捨てられました。シュテル先輩はフッと笑うと私の頭を一撫でし、部屋を出て行きました。ルカは相変わらず私に抱き着き、2年の先輩達もぐっすり寝ておられます。ルカに抱き着かれていなければとても平和だったんですが…もう無駄だと悟りましたのでこのまま二度寝しようと思います。
ですがルカさん、貴女はもう少し寝起きを良くしてほしいと思います。そしてシュテル先輩には助けて欲しかったです。なので少し八つ当たりを…
〈〈〈お前ら起きろ下さい!!!〉〉〉
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