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二章【波乱のウィンターホリデー】
お前らすぐに諦めるな下さい
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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。座学を終え、昼食を食べた後にミアと合流した私達は、只今ボールルームに来ております。
「ほらアリア、下ばかり見ていないでパートナーの事も見て下さい」
「無理無理無理!!踏む!足踏む!!」
「大丈夫ですよ。慣れです。頑張って下さい」
女性のステップを私がリードしつつマギィに教えています。少し動くだけでこの大騒ぎですから…マスターするまでには…道のりは険しいですね…
「うん、いい調子だよ。小さい頃からワルツを踊り慣れておけば、いざ夜会で踊るってなった時に安心だからね。大丈夫、テオ君は筋が良いから、そのまま続けよう」
「は、はい」
ミアがテオにステップを教えてくれています。小さい足で懸命にステップを踏むテオをミアも優しい笑みで見守っています。微笑ましいですね。
「ねえ何でアリアは男の人のステップも踏めるの!?訳わかんないんだけど!!」
「練習したんですよ。マギィのレッスンに付き合うなら、習得していた方が色々と楽でしょうから」
「ありがとう!その記憶力と才能分けて!?」
そんな言葉を笑顔でスルーしながら音楽に合わせて踊り続けます。ぎこちないながらもマギィは一生懸命に踊っていますから、此れは此れで殿方の心を掴むのではないでしょうかね…多分
「無理!休憩!!」
「全く…まだ全然踊ってませんよ?」
レコードを止めて、マギィに近付くと床に大の字に寝ていました。ダメでしょう…
「汚れますよ。せめて椅子に座って下さい」
「マギィはやっぱり実技が苦手だね。僕達も一度休憩にしようか」
ミアとテオも一度ダンスを止め、ミアが苦笑しながら近寄ってきました。
「何でこんなに出来ないんですかね…」
「うーん…」
「だってワルツなんて踊った事も無いし見た事もなかったんだよ!?」
まあ確かに、マギィは私達より夜会等に出席する機会がありませんでしたからね…それは…確かに納得の理由ですが…
「ですが、授業では見本…あり…ませんでしたね。そう言えば」
「そう!そうなんだよ~!急にじゃあペアで踊って下さいって言われた時は焦ったもん~」
…それはマギィは悪くありません。先生が悪いです。じゃあ、マギィはワルツを殆ど見た事がないからあんなにぎこちないのでしょうか…?
「じゃあ僕とアリアで見本見せようか?」
ミアさぁん?私の了承はどこへ?拒否権ってあります??
「え!?見たい!」
「ぼ、僕も…」
マギィとテオのキラキラとした視線が此方に刺さります。何でホリデー中までこんなモブに徹せないんでしょうか。神様に嫌われてます?私
「じゃあ、一曲お願いできますか?レディ」
レコードを掛けたミアが恭しく手を差し出してきました。常套句ですね。仕方ありません。腹括りましょう
「ええ、喜んで」
ミアの手を取ると、流れる様にダンスへ移ります。私も小さな頃からダンスは仕込まれていますから、マギィやテオが習得しなければならないレベルであれば、簡単に踊れる様にはなっています。今日はワンピースですから、足元は良く見えるので、ステップも見やすい筈です。
「んー、無理だな~」
「…無理…そう」
はいマギィさん。テオさん。いつも凄く粘り強く頑張る癖にこう言う勉強や実技の時だけ本当に秒速で諦めるの何なんです?え?貴女さっきまで少しは踊ってましたよね?テオもさっきミアに褒められてましたよね!?
〈〈〈お前らすぐに諦めるな下さい!〉〉〉
「ほらアリア、下ばかり見ていないでパートナーの事も見て下さい」
「無理無理無理!!踏む!足踏む!!」
「大丈夫ですよ。慣れです。頑張って下さい」
女性のステップを私がリードしつつマギィに教えています。少し動くだけでこの大騒ぎですから…マスターするまでには…道のりは険しいですね…
「うん、いい調子だよ。小さい頃からワルツを踊り慣れておけば、いざ夜会で踊るってなった時に安心だからね。大丈夫、テオ君は筋が良いから、そのまま続けよう」
「は、はい」
ミアがテオにステップを教えてくれています。小さい足で懸命にステップを踏むテオをミアも優しい笑みで見守っています。微笑ましいですね。
「ねえ何でアリアは男の人のステップも踏めるの!?訳わかんないんだけど!!」
「練習したんですよ。マギィのレッスンに付き合うなら、習得していた方が色々と楽でしょうから」
「ありがとう!その記憶力と才能分けて!?」
そんな言葉を笑顔でスルーしながら音楽に合わせて踊り続けます。ぎこちないながらもマギィは一生懸命に踊っていますから、此れは此れで殿方の心を掴むのではないでしょうかね…多分
「無理!休憩!!」
「全く…まだ全然踊ってませんよ?」
レコードを止めて、マギィに近付くと床に大の字に寝ていました。ダメでしょう…
「汚れますよ。せめて椅子に座って下さい」
「マギィはやっぱり実技が苦手だね。僕達も一度休憩にしようか」
ミアとテオも一度ダンスを止め、ミアが苦笑しながら近寄ってきました。
「何でこんなに出来ないんですかね…」
「うーん…」
「だってワルツなんて踊った事も無いし見た事もなかったんだよ!?」
まあ確かに、マギィは私達より夜会等に出席する機会がありませんでしたからね…それは…確かに納得の理由ですが…
「ですが、授業では見本…あり…ませんでしたね。そう言えば」
「そう!そうなんだよ~!急にじゃあペアで踊って下さいって言われた時は焦ったもん~」
…それはマギィは悪くありません。先生が悪いです。じゃあ、マギィはワルツを殆ど見た事がないからあんなにぎこちないのでしょうか…?
「じゃあ僕とアリアで見本見せようか?」
ミアさぁん?私の了承はどこへ?拒否権ってあります??
「え!?見たい!」
「ぼ、僕も…」
マギィとテオのキラキラとした視線が此方に刺さります。何でホリデー中までこんなモブに徹せないんでしょうか。神様に嫌われてます?私
「じゃあ、一曲お願いできますか?レディ」
レコードを掛けたミアが恭しく手を差し出してきました。常套句ですね。仕方ありません。腹括りましょう
「ええ、喜んで」
ミアの手を取ると、流れる様にダンスへ移ります。私も小さな頃からダンスは仕込まれていますから、マギィやテオが習得しなければならないレベルであれば、簡単に踊れる様にはなっています。今日はワンピースですから、足元は良く見えるので、ステップも見やすい筈です。
「んー、無理だな~」
「…無理…そう」
はいマギィさん。テオさん。いつも凄く粘り強く頑張る癖にこう言う勉強や実技の時だけ本当に秒速で諦めるの何なんです?え?貴女さっきまで少しは踊ってましたよね?テオもさっきミアに褒められてましたよね!?
〈〈〈お前らすぐに諦めるな下さい!〉〉〉
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