私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

文字の大きさ
76 / 232
二章【波乱のウィンターホリデー】

お前ら圧を掛けるな下さい

しおりを挟む
皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。マギィやアメリア達と話していたら、会長が来て収拾が付かなくなる予感がしています。


「会長、お疲れ様です」


「ありがとう。アリアはダンスが上手だね。一緒に踊っていたのは当主のヴィンセント・ローゼリッタさん…君の父親か…実に絵になっていたよ。欲を言えば、僕と踊って欲しかったけどね」


「流石にあの群衆の中に行くのは気が引けまして…会長もお上手でしたよ」


流石は高嶺の花と呼ばれるルイーザさんと、会長でしたね。あ、因みに何故私がルイーザ先輩ではなく、と呼んでいるかと言うと、少し距離を感じるからだそうです。御本人が許可したと言うか、ルシア経由で会った時にお願いされた脅されたんですよね。なので私はルイーザさんと呼んでいます。


「ありがとう。ルイーザ先輩は、相変わらず手厳しかったけどね。まだまだ学ぶ事は多そうだよ」


「矢張り、4年生の先輩方は素晴らしい方々ですね。私なんかの誕生日に集まっていただいて光栄な限りですから」


「アリアは人に好かれやすいみたいだからね。僕もその一部だけれど、メサイラ先輩やイリヤも、君に誑し込まれたみたいだしね」


失礼な方ですね。別に誑し込んでませんけど。逆に私は離れようとしてもそれが誰かに妨害されてるんですけども??て言うか、シュテル先輩は交流会で一緒でしたので分かりますが…私副会長とは接点ありませんけど。


「私はお話ししているだけですよ。それに、関わりを作ってくれているのはマギィですから」


「無自覚ほど恐ろしいものはないね…」


何か言ってますけど気にしません。早くお開きになりませんかね…これ以上会長と喋ったら、モブルート完全に詰みなんですけど…今、もう既に詰みでは?と思った方。そうではありません。少しお休みしているだけです。断じて諦めた訳ではございません。少し…かなり想定外なアクシデントはありましたが、まだモブになる道は残されています。多分!!


「…音楽が再開したね。アリア、一曲お願い出来るかい?」


「…シュテル先輩と踊ってこられては?」


だって刺されますもん。貴方と踊ったら最後、此処に出会いを求めてきてる方と学園の方に刺されます。もう少しこの人生謳歌したいです。


「はは、僕に2回連続で先輩方にダメ出しされろって言ってるのかな」


「気付きがあるのは良い事ですよ」


「なら、アリアから学ぶ事は多そうだね」


あ!この人普通に私の事引っ張ってったんですけど!?


「拒否権はありますか?」


「うーん、無いかな」


…あー、視線が突き刺さっております。嫉妬なのか何なのか知らないですけど、失敗するんで辞めていただけます!?


〈〈〈お前ら圧を掛けるな下さい!!!〉〉〉
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢ではありません。肩書きはただの村人ですが、いつの日か名だたる冒険者になっていた。

小田
ファンタジー
 ポッチ村に住んでいる少女ルリ。彼女には特別な力があった。彼女が六歳の時、ルリの母親は娘の力を封印した。村長はルリの母の遺言どおり、実の娘のように大切に育ててーー。十四歳を迎えたルリはいつものように山に薬草を採取しにいった。すると、偶然倒れている騎士を発見。ルリは家に運んで介抱するが、騎士ではなく実は三代公爵家の長男であった。 村人の少女ルリが学園に行ったり、冒険をして仲間と共に成長していく物語です。  

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ

karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。 しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。

転生皇女セラフィナ

秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。 目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。 赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。 皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。 前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。 しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。 一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。 「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」 そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。 言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。 それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。 転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。 ※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。

悪役令嬢の妹(=モブのはず)なのでメインキャラクターとは関わりたくありません! 〜快適な読書時間を満喫するため、モブに徹しようと思います〜

詩月結蒼
ファンタジー
白髪碧眼の美少女公爵令嬢に転生した主人公が「私って、主要人物なの!?」となり、読書のため脇役を目指し奮闘するお話です。 読書時間を満喫したいという思いから、あれやこれやと頑張りますが、主要人物である以上、面倒ごとに巻き込まれるのはお決まりのこと。 腹黒(?)王子にウザ絡みされたり、ほかの公爵令嬢にお茶会を持ちかけられたり。あるときは裏社会へ潜入して暗殺者を従者にし、またあるときは主要人物と婚約し……ん? あれ? 脇役目指してるのに、いつのまにか逆方向に走ってる!? ✳︎略称はあくモブです ✳︎毎週火曜日と金曜日午前0時更新です。 ✳︎ファンタジー部門にて6位になりました。ありがとうございます(2025年10月7日) ✳︎カクヨムでも公開しております →https://kakuyomu.jp/works/16818093073927573146

1歳児天使の異世界生活!

春爛漫
ファンタジー
 夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。 ※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。

処理中です...