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二章【波乱のウィンターホリデー】
お前らはよ行け下さい
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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。明日はエトワリアの始業式なので、私は今、荷物を馬車に詰め込んでいる所です。マギィ達は3日くらい前に帰りました。長かったウィンターホリデーもこう考えると早く過ぎましたね…弟が出来たのは吃驚でしたけど…
「アリア、忘れ物はない?大丈夫?」
「大丈夫ですよ、お母様。もう、お父様もテオもそんな心配そうな顔をしないで下さい。皆さんもそろそろ出発でしょう?」
「そうだね。でも、アリアを見送るまでは此処にいるよ。ホリデー明けもしっかり勉強してきなさい。僕達もスプリングホリデーに帰れる様に頑張るから」
お2人の業種上、いつでも家に居られる訳ではありませんからね。其処は重々承知してますしスプリングホリデーは短い物ですから、帰省する生徒は意外と少ないんです。
「スプリングホリデーは無理しないで下さい。私も学校での業務があるかもしれないので…その辺りは追って連絡します。テオも元気で。あまり無理しては駄目ですよ?」
「うん。お姉ちゃんも」
「そうか。委員長の仕事もあるんだったね。お互い無理せず、また会える日を待とうか」
荷物を全部詰め終わって、両親と弟とハグをしました。これでもう暫くは会えませんからね。少し寂しいですけど、手紙は月に2回は出せますし、緊急の時は学園に直接連絡きますし。まあ大丈夫でしょう。
「行ってらっしゃい。寂しくなるわね…」
「案外サマーホリデーはすぐだったりしますから大丈夫ですよ。サマーホリデーが来れば学年も上がりますね…感慨深い…」
「ふふ、そうね。今度は私のお母様の所へ遊びに行きましょう。サマーホリデーなら北の地域は丁度良いわね」
お母様と約束をして、馬車に乗り込みました。ふう…これから大変ですね…取り敢えず、平穏ライフの為に頑張るつもりですけど…そう簡単にはいきませんよねぇ…
「またね…!お姉ちゃん!」
「頑張っておいで」
「応援してるわ~!」
三者三様の激励を受けて、自然と背筋が伸びます。大きく息を吐いて、家族へと視線を戻しまして…
「はい。行ってきます!」
私の返答に両親は満足気に笑い、テオは不安そうにキュッとズボンの裾を握りしめていました
「テオ。お土産話待ってて下さい。ミアやマギィの面白い話、帰って来たら沢山聞かせてあげますからね」
「…!うん…!お姉ちゃんの話も聞かせてね…絶対だよ…!」
「勿論。だから、テオもお土産話を沢山聞かせて下さい」
コクコクと大きく頷くテオには、もう不安の影がありませんでした。その会話をした後、すぐに馬車の扉が閉まり、発車します。て言うか待って下さい?あの人達、そろそろ出発しないといけない時間なのに何一つとして準備してなくないですか??
馬の蹄の音を聞きながら、家の方を振り返ると呑気に手を振っている両親の姿が…
〈〈〈お前らはよ行け下さい!!!〉〉〉
「アリア、忘れ物はない?大丈夫?」
「大丈夫ですよ、お母様。もう、お父様もテオもそんな心配そうな顔をしないで下さい。皆さんもそろそろ出発でしょう?」
「そうだね。でも、アリアを見送るまでは此処にいるよ。ホリデー明けもしっかり勉強してきなさい。僕達もスプリングホリデーに帰れる様に頑張るから」
お2人の業種上、いつでも家に居られる訳ではありませんからね。其処は重々承知してますしスプリングホリデーは短い物ですから、帰省する生徒は意外と少ないんです。
「スプリングホリデーは無理しないで下さい。私も学校での業務があるかもしれないので…その辺りは追って連絡します。テオも元気で。あまり無理しては駄目ですよ?」
「うん。お姉ちゃんも」
「そうか。委員長の仕事もあるんだったね。お互い無理せず、また会える日を待とうか」
荷物を全部詰め終わって、両親と弟とハグをしました。これでもう暫くは会えませんからね。少し寂しいですけど、手紙は月に2回は出せますし、緊急の時は学園に直接連絡きますし。まあ大丈夫でしょう。
「行ってらっしゃい。寂しくなるわね…」
「案外サマーホリデーはすぐだったりしますから大丈夫ですよ。サマーホリデーが来れば学年も上がりますね…感慨深い…」
「ふふ、そうね。今度は私のお母様の所へ遊びに行きましょう。サマーホリデーなら北の地域は丁度良いわね」
お母様と約束をして、馬車に乗り込みました。ふう…これから大変ですね…取り敢えず、平穏ライフの為に頑張るつもりですけど…そう簡単にはいきませんよねぇ…
「またね…!お姉ちゃん!」
「頑張っておいで」
「応援してるわ~!」
三者三様の激励を受けて、自然と背筋が伸びます。大きく息を吐いて、家族へと視線を戻しまして…
「はい。行ってきます!」
私の返答に両親は満足気に笑い、テオは不安そうにキュッとズボンの裾を握りしめていました
「テオ。お土産話待ってて下さい。ミアやマギィの面白い話、帰って来たら沢山聞かせてあげますからね」
「…!うん…!お姉ちゃんの話も聞かせてね…絶対だよ…!」
「勿論。だから、テオもお土産話を沢山聞かせて下さい」
コクコクと大きく頷くテオには、もう不安の影がありませんでした。その会話をした後、すぐに馬車の扉が閉まり、発車します。て言うか待って下さい?あの人達、そろそろ出発しないといけない時間なのに何一つとして準備してなくないですか??
馬の蹄の音を聞きながら、家の方を振り返ると呑気に手を振っている両親の姿が…
〈〈〈お前らはよ行け下さい!!!〉〉〉
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