私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら盗み聞きするな下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。部活が終わり、寮へ戻ろうとした所をミシェルさんに引き止められ、ただいま教室の鍵を先生から貰い、教室へ向かっております。何でも相談がある様で…


「すみません…ローゼリッタさん、お忙しいのに…」


「構いませんよ。委員長としてでは無く、一友人としてもミシェルさんの力になりたいですから」


「お、お友達ですか!?私なんかとローゼリッタさんが!?」


あれ?もしかして友達認定されてませんでしたか?それは流石に傷付くのですが…


「あ、そんな悲しそうなお顔しないで下さい!こんな庶民の私とお友達になって下さるなんて思っていなかっただけで!」


「庶民も何も、ミシェルさんはミシェルさんですから。階級とか関係ないですよ」


「…!ローゼリッタさんはお顔だけじゃなくて心まで綺麗ですね!!」


ありがとうございます。直球に褒められると照れますね。って、本題に入らないと…


「話が逸れましたが、御相談とは?」


「あ、そうですね!えっと…その…最近、私とマーガレットちゃんに対する…その、根も歯もない噂が流れてて…」


「噂、ですか?」


何でしょう…?聞いた事ありませんね。にしてもミシェルさんとマギィですか。クラスメイトや同じ寮生と言う事以外、あまり関連性は無いと思うのですが…


「私とマーガレットちゃんが…コネでこの学園に入学したって…それから、マーガレットちゃんの御両親は…本当は貴族でも何でも無い庶民で、貴族として此処にいるマーガレットちゃんは嘘吐きだって…」


「は…?」


マギィが…嘘吐き?あの子は幼い頃にお母様を亡くして、お父様も失踪していて…それでも前を向いてきた強い子ですよ…?賞賛される事はあっても、批判される理由は無い筈です。


「勿論そんなの嘘だって知ってます!マーガレットちゃんは貴族の生まれではないけど、今は立派な貴族の子だって!」


「そうですね。しかし、噂には貴女の名前もあるんでしょう?コネ入学だなんて…」


「そんなのいいんです。どうせ私は庶民の娘です。今更周りの評価なんて…でも、マーガレットちゃんは…!」


…優しいですね。彼女はとても。自分よりもマギィの事を想ってくれて…


「分かりました。生徒会の方で一度相談をしてみます。と言っても…」


「え?」


廊下の方に視線を移すと、慌ててパタパタと去って行く足音が響きました。はあ…盗み聞きなんてするものじゃないですよ。全く…


「案外早く犯人…と言うか、噂を流した方は分かりそうですけどね」


「いつから分かってたんですか!?私…全然気付かなかった…」


「まだいらっしゃいますよ。2人…3人でしょうかね…?盗み聞きは褒められませんね。それは本当に貴族の子どもがする事ですか?」


バレてるとは思って無かった様で、さっき目があった方同様に走り去って行きました。はあ…また面倒事ですね…原作修正入った様ですが、あまり嬉しく無いですね…にしても、何で私達の会話を盗み聞いていたんですかね。


〈〈〈お前ら盗み聞きするな下さい!!!〉〉〉
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