私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら少し静かにしろ下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。何かしら使える物があるのではと思い、探しましたが成果はゼロ。倉庫内がかなり暗くなり、気温も低くなって来ました。


「ハックシュ!!流石に寒いね…」


「本当に…ぁ…息が白く…」


「…もっと毛布を持ってこよう。確かまだあった筈だ」


ルシアが急いで立ち上がり、毛布があった方へと懐中電灯を持って足速に移動して行き、私達は身を寄せ合って、体温を保持しています。


「…どうしよう…アリア」


「きっと大丈夫です…消灯になっても私達が帰って来なければ、きっと探しに来てくれます。クラスメイト達は私達が倉庫に行った事を知っていますから…」


「そう…だよね」


もう完全に時間感覚は無くなって、ただ座ってなるべく体力を温存する以外にする事が無くなりました…


「取り敢えず、あった物を全部持って来た。掛けるぞ」


ルシアが私達に毛布を掛けてくれて、寒さがマシにはなりましたが…


「ルシア、それでは貴方が寒いでしょう?」


「俺はお前達より丈夫だからな。気にするな」


「しますよ。ほら、此方に」


ルシアの手を引いて、毛布の中に引き込みました。流石のルシアでもこれでは風邪を引いてしまいますからね…そしたら寝覚めが悪いです…


「そ、そうか…アリアが良いなら」


私を真ん中に、其々がギュッとくっ付いて、ただ暗い窓の外を眺めて時間を潰します。本当に足音1つしなくて…大丈夫ですよね…?出れますよね…?


「そろそろ門限だな」


「凄い、ルシア分かるんだ!」


「嗚呼、腹が減ったからな。俺はいつも、門限の時間に腹が減る」


思わぬ所で時間が分かりましたね。それでは後1時間程辛抱すれば、誰かが来てくれる可能性も上がる…1時間…


「そっか~…んー…何か…眠いなあ」


「…!ダメですよマギィ。きちんと目を開けて下さい。危険ですから!」


「う、ん…」


うとうとと微睡み始めるマギィを必死に揺さ振り、何とか意識を保たせます。本当に寝たら不味いですよ!確かに…眠いのは私もですけど…流石にダメです!


「ルシアは平気ですか?」


「嗚呼、これくらいなら大丈夫だ」


「良かったあ」


兎に角マギィが寝ない様に気を付けないと…さっきよりも温度が下がって来てる…寒い…


「ストーブでもあれば良かったんだが…」


「あったら服燃えちゃいますよ」


「そうだよね…」


私達も疲労からか段々と口数が減っていき、私の瞼も次第に重くなってきています。耐えないと…いけないのに…


「…!アリア!アリア!!」


「ぁ…」


「寝るな!しっかりしろ!」


意識を失いかけた私にマーガレットとルシアが必死に声を掛けてくれていますが…何だか…もう私…


〈〈〈お前ら少し静かにしろ下さい…〉〉〉
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