私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら事情聴取頑張れ下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。本日の休校日、保健室で目を覚ました私は、何故か早朝から来ていた寮長や生徒会メンバーに詰め寄られています。はい。


「アリア、何処か怪我は?」


「大丈夫です。少し冷えただけで…」


「5時間も外に居て少しな訳あるか!だが、本当に無事で何よりだ…」


シュテル先輩がホッとした様に息を吐き、後ろの皆様もコクリと頷いていました。


「マーガレットとルシアも目を覚ますと良いのだけれど…」


「この2人、恐らくすぐには起きないかと…」


「そうよね…私もそう思うわ」


この方はマギィとルシアが所属するインパチェンス寮の寮長さんだそうです。困った様に笑っているお顔がとても可愛らしい方ですね。

今回被害に遭ったのがインパチェンス寮のマギィとルシア。プラタナス寮の私なので、リアトリス寮の寮長さんは欠席だそうで…そう言っても人数は多いですけどね…


「じゃあ取り敢えず、アリアに質問してもいいかい?」


「はい。御期待に添えるかは分かりませんが」


「大丈夫。じゃあ始めるけど、君達が彼処に閉じ込められた理由は分かるかい?」


理由…んー…それがあまりピンと来ないんですよね…原作にもこんな場面無かったと思いますし…うーん…


「分かりません。マギィが倉庫に走ってきたと同時に扉が閉まったので」


「マーガレットが?」


「はい。マギィが遅れて倉庫に来て、私達の所まで走って来たと思ったら不自然に転んで…倉庫の中に倒れ込んだマギィに駆け寄ったら、すぐにバタンと…」


本当吃驚しました。ルシアの声にも驚きましたが、まさか扉が閉まるとは…


「鍵は手元に無かったのか?」


「倉庫の扉の近くにあるフックに掛けておいたんです。万が一にも落としたりする事がない様に」


「成程な…」


結局鍵は誰かが返したんですかね?単純に行けば、その鍵を返した方が私達を閉じ込めた方なんですけど…


「鍵は倉庫の近くに落ちてたみたいだよ。それをイリヤが見つけて、職員室に返したらしい」


「鍵を返さずに落とすとは説教の必要がある…と職員室で借りた生徒の名前を聞いたら、アリアだと言われてな。流石に信じられなかったがやはり別人の犯行か」


て事は鍵閉めてすぐに捨てた感じなんですね。これでは原因の人を探すのは一苦労…今回かなりヒヤッとしましたから、次は勘弁なんですがね…


「だが、今回の一件のお陰で生徒会が動ける様になった。何せ、当事者が生徒会役員だ。きちんと調査をしよう」


「マーガレットとルシアが目を覚ましたら、2人にも話を聞くよ。だからアリアはもう少し寝ると良い。疲れているだろうから」


「ルカ達には私から説明しておく。ゆっくり休め」


会長達が優しく微笑んで、ベッドを仕切っている天蓋を下ろしてくれました。厚い布なので、閉めるだけで真っ暗になるんですよね。折角のお気遣いなので…休みましょうか…


〈〈〈お前ら事情聴取頑張れ下さい!!〉〉〉
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