私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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幕間【五大貴族会議】

お前ら少しは案出せ下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。朝から生徒会室に篭り、私達は会議を行なっています。どうにも、面倒事が起こりそうです。


「それを踏まえた上で、生徒会に会議をして欲しいと頼まれてね。さっき資料を渡された。各自目を通して欲しい」


「…これ絶対ボク達の仕事じゃ無いでしょ…」


「その通りだ。全く…この学園は生徒会を何だと思っているのやら」


先輩達の愚痴を聞きながらも資料に目を通すと、確かに教師の方々がやる様な事も任されていますね。しかも先発組には引率無し…此処ってそんなに教師の方不足してましたっけ。


「今回の議題は、両校の仲を修復する為の案を考える事だよ」


「無理だろ」


「無理かと」


副会長とミスラ先輩が即答しましたね。お2人の代は姉妹校との交流会は中止でしたが、矢張り学園祭などで絡まれたりしているんでしょうね。仲がとても悪いのは見て取れます。


「そうだよね。しかも、交流会前に行われるエストレラの学院祭には僕らも参加を求められてる。本当に今年は厄年だね」


「何故此処までして関係を戻したがるのか…学園長の考えはよく分からんな」


「先発組も謎だよね。どうやって決めてるんだろ」


2年生のシュレイン先輩…何処かで名前を見た様な気もしますが、一体何処で…


「それはきっと、全員首席入学の方ですね。ほらアルト君もアリアちゃんも会長も」


「確かに」


嗚呼、そう言えばテストの順位張り出しの所で見た名前です。確かに全員、一位の所に良く名前がある気がします。


「長年学力で負けているから…と言う理由での人選らしい。実技、座学。このメンバーなら心配無いからな」


「でも学年1人ずつなんて、少し不安ですね。3日と言えど1人で見知らぬ場所、見知らぬ人が多い中に放り込まれるなんて…しかもエストレラとは仲が良く無いですから尚の事…」


「僕も嫌だよ。はあ…アリアじゃ無くても1年生と2年生をあんな場所に連れて行きたく無い」


生徒会室に重い空気が流れました。学力云々なら別に先発しなくても良いじゃ無いですか…


「まあ、あっちの目論見は此方の学力が劣っているかを確認したいんだろうね。エストレラが完全に優っていると証明したいんだろうから」


「うわ…」


「だからこんな事も書いてある。到着し次第、代表者4人には座学・実技のテストを受けて頂き、エトワリア学園の学力を計らせて頂きますってね」


見え見えですね。だから学園長は私達を選んだのでしょうか。まだ対抗し得るかもしれない人選って感じで。


「あっちが学力で攻めてくるならこっちも学力って事ですね。仲良くする気は…無い様ですが」


「常時テスト一位の奴らを駆り出すくらいには学園長も本気か」


「仲の修復じゃ無くて張り合いだな」


最早、仲の修復の案は出ずに愚痴やらの話し合いが発展してます。恐らく良い案は出ないかと。


〈〈〈お前ら少しは案出せ下さい!!!〉〉〉
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