220 / 232
幕間【五大貴族会議】
お前ら少しは案出せ下さい
しおりを挟む
皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。朝から生徒会室に篭り、私達は会議を行なっています。どうにも、面倒事が起こりそうです。
「それを踏まえた上で、生徒会に会議をして欲しいと頼まれてね。さっき資料を渡された。各自目を通して欲しい」
「…これ絶対ボク達の仕事じゃ無いでしょ…」
「その通りだ。全く…この学園は生徒会を何だと思っているのやら」
先輩達の愚痴を聞きながらも資料に目を通すと、確かに教師の方々がやる様な事も任されていますね。しかも先発組には引率無し…此処ってそんなに教師の方不足してましたっけ。
「今回の議題は、両校の仲を修復する為の案を考える事だよ」
「無理だろ」
「無理かと」
副会長とミスラ先輩が即答しましたね。お2人の代は姉妹校との交流会は中止でしたが、矢張り学園祭などで絡まれたりしているんでしょうね。仲がとても悪いのは見て取れます。
「そうだよね。しかも、交流会前に行われるエストレラの学院祭には僕らも参加を求められてる。本当に今年は厄年だね」
「何故此処までして関係を戻したがるのか…学園長の考えはよく分からんな」
「先発組も謎だよね。どうやって決めてるんだろ」
2年生のシュレイン先輩…何処かで名前を見た様な気もしますが、一体何処で…
「それはきっと、全員首席入学の方ですね。ほらアルト君もアリアちゃんも会長も」
「確かに」
嗚呼、そう言えばテストの順位張り出しの所で見た名前です。確かに全員、一位の所に良く名前がある気がします。
「長年学力で負けているから…と言う理由での人選らしい。実技、座学。このメンバーなら心配無いからな」
「でも学年1人ずつなんて、少し不安ですね。3日と言えど1人で見知らぬ場所、見知らぬ人が多い中に放り込まれるなんて…しかもエストレラとは仲が良く無いですから尚の事…」
「僕も嫌だよ。はあ…アリアじゃ無くても1年生と2年生をあんな場所に連れて行きたく無い」
生徒会室に重い空気が流れました。学力云々なら別に先発しなくても良いじゃ無いですか…
「まあ、あっちの目論見は此方の学力が劣っているかを確認したいんだろうね。エストレラが完全に優っていると証明したいんだろうから」
「うわ…」
「だからこんな事も書いてある。到着し次第、代表者4人には座学・実技のテストを受けて頂き、エトワリア学園の学力を計らせて頂きますってね」
見え見えですね。だから学園長は私達を選んだのでしょうか。まだ対抗し得るかもしれない人選って感じで。
「あっちが学力で攻めてくるならこっちも学力って事ですね。仲良くする気は…無い様ですが」
「常時テスト一位の奴らを駆り出すくらいには学園長も本気か」
「仲の修復じゃ無くて張り合いだな」
最早、仲の修復の案は出ずに愚痴やらの話し合いが発展してます。恐らく良い案は出ないかと。
〈〈〈お前ら少しは案出せ下さい!!!〉〉〉
「それを踏まえた上で、生徒会に会議をして欲しいと頼まれてね。さっき資料を渡された。各自目を通して欲しい」
「…これ絶対ボク達の仕事じゃ無いでしょ…」
「その通りだ。全く…この学園は生徒会を何だと思っているのやら」
先輩達の愚痴を聞きながらも資料に目を通すと、確かに教師の方々がやる様な事も任されていますね。しかも先発組には引率無し…此処ってそんなに教師の方不足してましたっけ。
「今回の議題は、両校の仲を修復する為の案を考える事だよ」
「無理だろ」
「無理かと」
副会長とミスラ先輩が即答しましたね。お2人の代は姉妹校との交流会は中止でしたが、矢張り学園祭などで絡まれたりしているんでしょうね。仲がとても悪いのは見て取れます。
「そうだよね。しかも、交流会前に行われるエストレラの学院祭には僕らも参加を求められてる。本当に今年は厄年だね」
「何故此処までして関係を戻したがるのか…学園長の考えはよく分からんな」
「先発組も謎だよね。どうやって決めてるんだろ」
2年生のシュレイン先輩…何処かで名前を見た様な気もしますが、一体何処で…
「それはきっと、全員首席入学の方ですね。ほらアルト君もアリアちゃんも会長も」
「確かに」
嗚呼、そう言えばテストの順位張り出しの所で見た名前です。確かに全員、一位の所に良く名前がある気がします。
「長年学力で負けているから…と言う理由での人選らしい。実技、座学。このメンバーなら心配無いからな」
「でも学年1人ずつなんて、少し不安ですね。3日と言えど1人で見知らぬ場所、見知らぬ人が多い中に放り込まれるなんて…しかもエストレラとは仲が良く無いですから尚の事…」
「僕も嫌だよ。はあ…アリアじゃ無くても1年生と2年生をあんな場所に連れて行きたく無い」
生徒会室に重い空気が流れました。学力云々なら別に先発しなくても良いじゃ無いですか…
「まあ、あっちの目論見は此方の学力が劣っているかを確認したいんだろうね。エストレラが完全に優っていると証明したいんだろうから」
「うわ…」
「だからこんな事も書いてある。到着し次第、代表者4人には座学・実技のテストを受けて頂き、エトワリア学園の学力を計らせて頂きますってね」
見え見えですね。だから学園長は私達を選んだのでしょうか。まだ対抗し得るかもしれない人選って感じで。
「あっちが学力で攻めてくるならこっちも学力って事ですね。仲良くする気は…無い様ですが」
「常時テスト一位の奴らを駆り出すくらいには学園長も本気か」
「仲の修復じゃ無くて張り合いだな」
最早、仲の修復の案は出ずに愚痴やらの話し合いが発展してます。恐らく良い案は出ないかと。
〈〈〈お前ら少しは案出せ下さい!!!〉〉〉
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢ではありません。肩書きはただの村人ですが、いつの日か名だたる冒険者になっていた。
小田
ファンタジー
ポッチ村に住んでいる少女ルリ。彼女には特別な力があった。彼女が六歳の時、ルリの母親は娘の力を封印した。村長はルリの母の遺言どおり、実の娘のように大切に育ててーー。十四歳を迎えたルリはいつものように山に薬草を採取しにいった。すると、偶然倒れている騎士を発見。ルリは家に運んで介抱するが、騎士ではなく実は三代公爵家の長男であった。
村人の少女ルリが学園に行ったり、冒険をして仲間と共に成長していく物語です。
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
悪役令嬢の妹(=モブのはず)なのでメインキャラクターとは関わりたくありません! 〜快適な読書時間を満喫するため、モブに徹しようと思います〜
詩月結蒼
ファンタジー
白髪碧眼の美少女公爵令嬢に転生した主人公が「私って、主要人物なの!?」となり、読書のため脇役を目指し奮闘するお話です。
読書時間を満喫したいという思いから、あれやこれやと頑張りますが、主要人物である以上、面倒ごとに巻き込まれるのはお決まりのこと。
腹黒(?)王子にウザ絡みされたり、ほかの公爵令嬢にお茶会を持ちかけられたり。あるときは裏社会へ潜入して暗殺者を従者にし、またあるときは主要人物と婚約し……ん? あれ? 脇役目指してるのに、いつのまにか逆方向に走ってる!?
✳︎略称はあくモブです
✳︎毎週火曜日と金曜日午前0時更新です。
✳︎ファンタジー部門にて6位になりました。ありがとうございます(2025年10月7日)
✳︎カクヨムでも公開しております
→https://kakuyomu.jp/works/16818093073927573146
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる