私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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四章【不穏な姉妹校交流会】

お前ら手を離しやがれ下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。薔薇のお菓子とお茶を頂いた後、2人に囲まれて白鳥の間へと案内して貰っています。いや案内って言うか連行…


「にしても、タイミング良くバラけてくれて助かったよ。最悪そっちの生徒会全員相手にしないといけなかったし」


「でも、僕まで付いて来て良かったのかい?」


「うん。会長がアーサー先輩に情報渡してるなら平気だと思う」


なら結局自由行動であっても無くてもこうなってたって事ですか?…そっちの方が面倒事になりそうですね。良かった。


「あ、アリアは今度こっちに来るだろうから予めこの辺りの作りを教えとく」


「ありがとうございます、ノエル。私も正直迷ってしまいそうなので助かります」


「ん…さっき渡り廊下を渡って来た場所が本校舎。1階に食堂とか職員室とか、その他実習室があって、2~3階に教室。反対の渡り廊下に行くと部活棟に行けて、こっちに来ると寮へ行ける。客人の応接室は4つ合って、其々桜花の間、白鳥の間、風雅の間、月光の間がある」


応接室ってそんなに要りますかね?エトワリアは1つだけ事たりてるので、あまり必要性を感じた事がありませんでしたが…


「此処には名門貴族の子どもしか入って来ないから、お見合いとかも学院でやる事があるの。後は商談。実技経験として、学生のうちにやってる先輩も多いよ」


「後は中庭を抜けた先には武道場や、各種球技のコート、音楽ホールがあるよ。今回僕達剣術部はサッカー部の場所を借りたんだ」


「設備がかなり豪華ですね。姉妹校と言えどこんなに違うとは思っていませんでした」


学園は貴族で無い方も馴染みやすく出来ていますから、豪華絢爛と言う訳では無く、逆に使い易さ等の利便性を重視してますからね。校舎は恐らく同じ大きさですが、彼方はもう使われてないからと、人の手が入って無い場所もありますし…所謂旧校舎ってやつです。


「不便じゃ無いの?部活棟だってあった記憶無いんだけど」


「ありませんよ。其々の空いた学年の教室や、各階にある部室で活動してます。武道場は複数の部活が共同で使っていますし…ホールもそうですね」


「僕は残念ながらエトワリアには行った事が無いんだけど…そんなに違う物なんだね。此方はきちんとルーティーンを組んで回しているから、共同はした事無いな」


成程ルーティーン…それもまた有りですね。帰ったら色々話す事がありそうです。面倒だと思いましたが、意外と良い発見が多かったですね。会長達もそうだと良いんですが…


「あ、着いたよアリア。此処が白鳥の間」


「使用中のプレートが掛かっているから、クロード会長は中みたいだね」


「ね。入ろ、アリア」


あー、前言撤回します。凄く面倒な予感をヒシヒシと感じるので帰っても宜しいでしょうかって…あの…手を掴まないで貰っても??



〈〈〈お前ら手を離しやがれ下さい!!!〉〉〉
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