私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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四章【不穏な姉妹校交流会】

お前ら満足気に笑うな下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。白鳥の間に来て早数十分、一向に解放される気配が無いのは気の所為でしょうか。


「…そろそろお暇してもよろしいでしょうか。皆さんとの集合時間がありまして」


「そう焦る事でもないだろう。他の生徒会メンバーも君と話したいと言っていてね。紅茶でも飲んで、気長に待っていてくれ」


「…」


切実に帰りたいんですけど…話す事なんて、交流会の時に幾らでも出来ますよね??何で此処まで足止めされてるんでしょうか。


「ベルドレッドさん。一つ質問よろしいでしょうか」


「何かな」


「何故私の招待状にメッセージを?そんな回りくどい事をしなくても、教えてくれた受付の方に伝言を頼めば良かったではありませんか」


それなら、わざわざ会長達にバレない様にと気を使わなくて良かったのに…会長はどうにも鋭いと言うか、隠し事が出来なそうと言うかで、あまり気が進まなかったんですよね。


「その方が面白いだろう?それに、俺からの言伝と言う後押しが無いと、君は此処に来ない気がしてね。念の為にアーサーとノエルにも言っておいて正解だった」


…全然バレてましたね、御名答です。伝言だけだったら私は100%行かなかったでしょう。してやられました。


「どう足掻いても私はエトワリアから転校する気はありませんよ。はっきり申し上げさせて頂きますと、時間の無駄です」


「手厳しいな」


「生憎、頑固なもので」


学校としての在り方や、風習はエトワリアの方が私に合っていますからね。全てに満足しているかと言われれば否ですが…それは自分で補えますので、大した問題ではありません。


「では、学習面はどうだ」


「…と言いますと」


「君は入学から今現在まで、常に主席をキープしている。体調不良や生徒会活動でやむを得ず授業を欠席する場面が他生徒よりも多いのにも関わらず…だ。それは、君の学力レベルとエトワリアの学力レベルに大きな差があるからじゃないのか」


…矢張りこの人と話す時も油断出来ませんね。確かに、勉強面は物足りないと感じる部分が多かったのは事実でした。エトワリアでやっている内容は、基本的に家にある本や参考書で補えるくらいには私にとって簡単です。だからこそ予習や復習と同時にプラスで勉強を挟んでいました。


「エトワリアは学の無い庶民も入れる故に、学力が低い。だがエストレラは違う。勿論、男女で受ける教科が違う事もあるが…それは本人の意志次第でもある。それに、交流会で君は先発してくる生徒の1人だろう。その際に、学力を計ると言う案を出したのは俺でね」


「それは何故」


「エトワリアの首席のレベルが知りたくてね。俺の予想では、オズベルと君は出てくると思った。だからこの案を出させて貰ったよ」


会長を出し抜きたいのと、私を勧誘したいのを両方取った結果の学力テストでしたか…これは予想以上に、執着されてるみたいですね…お父様…どんな伝説を此処に残したんですか?それに学力の話を出した瞬間、私が黙ったの見てニコニコしないで貰っても???



〈〈〈お前ら満足気に笑うな下さい!!!〉〉〉
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