私の人生リスタート

雷衣

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第二章

第14話

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「ルーチェ、誕生日おめでとう。」
と言ったのは、レンディスだった。
「ありがとう、パパ!」
ルーチェは、笑顔で言った。
レンディスは、微笑むとルーチェに何かを渡した。
「誕生日プレゼントだ。」
「ありがとう!あけてもいい?」
「あぁ、もちろん。」
ルーチェがリボンを解き、箱をあけると、公爵家の家紋が入った指輪をネックレスにしたものが入っていた。
「パパ…これって…、」
「お前に、チュトラリー公爵家の後継者である証だ。まだ、お前が次期当主だということを知らない者もいるからな。」 
「私が次の当主になることを認めてくれるの…?」
「当たり前だ。それに、当主になるために後継者教育を受けさせてきたのだから。」
レンディスは、優しくそう言った。

「チュトラリー公爵令嬢、お誕生日おめでとうございます。」
と言ってきたのは、ラグチェ侯爵家の長女、セリーナ・デ・ラグチェだった。
ラグチェ侯爵家は、帝国第2騎士団を指揮する家門で、帝国の剣とも呼ばれている。
帝国序列は第3位。
当主は、ガルリス・デ・ラグチェで、ラグチェ侯爵は代々双剣マスターだ。
そして、青い髪色と、瞳はラグチェの象徴である。
「ありがとうございます、ラグチェ侯爵令嬢。」
「ラグチェ侯爵令嬢だなんて堅苦しいですわ。ご令嬢さえ良ければ、セリーナと呼んでください。」
と、セリーナはニコッと笑って言った。
「そうさせていただきます、セリーナ。私のこともルーチェとお呼びください。」
「ありがとうございます、ルーチェ!」
セリーナはとても嬉しそうに言った。
「敬語、外させてもらうわね。あなたとは仲良くなりたいし、」
と、ルーチェが言った。
「本当ですか?!私も…敬語…、」
「もちろん外していいわよ。」
「ありがとう!」
(それにしても、綺麗な青い瞳…。)
「また、公爵邸うちに来てね。セリーナなら大歓迎よ。」
「ありがとう、ルーチェ。いつか行くわね!」


「帝国の輝かしき太陽、皇帝陛下!」
と、皇宮で皇帝に会ったルーチェが挨拶をした。
「その制服、ルーチェ、第3騎士団所属になったのか。」 
「左様でございます。」
「正式な騎士になったそうだな。これからも頼りにしているぞ。」
「感謝申し上げます!」
「騎士になることが出来たのは喜ばしいが…、複雑な感情だな…。」
と、皇帝がボソッと言った。
「はい…?」
「気にするな、ただの独り言だ。止めてしまいすまなかったな、仕事に戻りなさい。」
ルーチェは、お辞儀をしてからその場をあとにした。
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