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第二章
第25話
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「そういえば、リンデン侯爵家の方々と、ラグチェ侯爵家の方々が本日お祝いにいらっしゃるそうですよ。」
「一族全員…?」
「恐らく…。私も詳しいことはまだ伺っておりませんので。」
(ラグチェ侯爵家ということは、セリーナにも会えるわ…!あと、ランデルも!ランデルのお兄様方は会った事ないな…。双子という事しか聞いてないし…。それに、セリーナのご兄弟もいらっしゃるのよね。まぁ、パパは侯爵様たちと話すだろうけど。)
「夕食までどのくらいかしら?」
「皆さんのご到着にもよりますが、2、3時間はあると思いますよ。」
「ありがとう。服もこのままでいいし…、練習行ってくるわね!」
「行ってらっしゃいませ。着替えなどありますのでお早めにお戻りください。」
「わかったわ。」
(家で短剣を握るのは凄く久しぶりね…。)
ルーチェは、剣気を出すと
「剣気は問題ないわね。」
と言い、自分の化身らしき影を創り出した。
(これが1番練習になるのよね。)
ルーチェは、攻撃を受け止めたり、マナソードを使って攻撃したりたくさん動いた。
「ハァ、ハァ…。早めに戻らないとね。」
と言うと、短剣をしまい、部屋に戻った。
「レス、おまたせ。」
「お帰りなさいませ。1度入浴されますか?」
「お願いできる?」
「かしこまりました。」
(相手を簡単に降伏させるには、相手の武器破損をすればいいけど、短剣の場合、かなり難しいのよね…。かと言って、短剣を2本持とうとすると、両方集中しなきゃいけないからなぁ。練習してみないとできるかすら分からないわ…。普通の長剣の場合なら、いつも通り横から力を加えれば簡単に折れるけど。今度の制圧では、相手を簡単に殺しては行けないからな…。確保はかなり難しいのよね…。)
「お嬢様、準備が出来ました。」
「ありがとう。今行くわ。」
(そういえば、隣国のハーリドアール王国に殿下の護衛として行くんだったわ。ソードマスターだからみたいなことを陛下が仰っていたけれど、私なんかに護衛がつとまるのかしら…。ラグチェ侯爵や、リンデン侯爵の方がいいのでは?と思ったんだけど…、陛下のご命令だし、とても光栄な事だから嬉しい気持ちもあるわね…。)
ハーリドアール王国は、ルーチェの祖国であるカルナーシェ帝国とは良好な関係で初代チュトラリー公爵の代から交流がある国だ。
チュトラリー公爵家は、ハーリドアール王国のダーレス大公家や、王族と古くから交流している。
(ダーレス大公家のアリア公女は、私より2つ年下とは聞いているけど…。仲良くなれたらいいな…。公女様は、大公家の跡継ぎ。仲良くなって損はないわ。国王陛下も皇后陛下もとても穏やかで優しい方だと伺っているから、とてもいい方なのでしょうね…。)
ルーチェは、ドレスに着替えた。
家門の色である黒に金が入ったドレスに。
「一族全員…?」
「恐らく…。私も詳しいことはまだ伺っておりませんので。」
(ラグチェ侯爵家ということは、セリーナにも会えるわ…!あと、ランデルも!ランデルのお兄様方は会った事ないな…。双子という事しか聞いてないし…。それに、セリーナのご兄弟もいらっしゃるのよね。まぁ、パパは侯爵様たちと話すだろうけど。)
「夕食までどのくらいかしら?」
「皆さんのご到着にもよりますが、2、3時間はあると思いますよ。」
「ありがとう。服もこのままでいいし…、練習行ってくるわね!」
「行ってらっしゃいませ。着替えなどありますのでお早めにお戻りください。」
「わかったわ。」
(家で短剣を握るのは凄く久しぶりね…。)
ルーチェは、剣気を出すと
「剣気は問題ないわね。」
と言い、自分の化身らしき影を創り出した。
(これが1番練習になるのよね。)
ルーチェは、攻撃を受け止めたり、マナソードを使って攻撃したりたくさん動いた。
「ハァ、ハァ…。早めに戻らないとね。」
と言うと、短剣をしまい、部屋に戻った。
「レス、おまたせ。」
「お帰りなさいませ。1度入浴されますか?」
「お願いできる?」
「かしこまりました。」
(相手を簡単に降伏させるには、相手の武器破損をすればいいけど、短剣の場合、かなり難しいのよね…。かと言って、短剣を2本持とうとすると、両方集中しなきゃいけないからなぁ。練習してみないとできるかすら分からないわ…。普通の長剣の場合なら、いつも通り横から力を加えれば簡単に折れるけど。今度の制圧では、相手を簡単に殺しては行けないからな…。確保はかなり難しいのよね…。)
「お嬢様、準備が出来ました。」
「ありがとう。今行くわ。」
(そういえば、隣国のハーリドアール王国に殿下の護衛として行くんだったわ。ソードマスターだからみたいなことを陛下が仰っていたけれど、私なんかに護衛がつとまるのかしら…。ラグチェ侯爵や、リンデン侯爵の方がいいのでは?と思ったんだけど…、陛下のご命令だし、とても光栄な事だから嬉しい気持ちもあるわね…。)
ハーリドアール王国は、ルーチェの祖国であるカルナーシェ帝国とは良好な関係で初代チュトラリー公爵の代から交流がある国だ。
チュトラリー公爵家は、ハーリドアール王国のダーレス大公家や、王族と古くから交流している。
(ダーレス大公家のアリア公女は、私より2つ年下とは聞いているけど…。仲良くなれたらいいな…。公女様は、大公家の跡継ぎ。仲良くなって損はないわ。国王陛下も皇后陛下もとても穏やかで優しい方だと伺っているから、とてもいい方なのでしょうね…。)
ルーチェは、ドレスに着替えた。
家門の色である黒に金が入ったドレスに。
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