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第八十九話 準備は続くよ、すったもんだ③
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なんやかんやで思いついたのが、江戸時代の札入れだ。
横18センチ縦13センチの折りたたみで、緒締め付きの巻紐がある。
ファスナーが欲しかったけど、金属を使おと金額が跳ね上がるし。それ以前に、調薬釜の出番になるから、それは避けたい。
「よし!形の構想は出来たから、試作してみよう!」
「なにを試作するの?」
「…え?」
私の奮起ある声に反応して聞こえてきたのは、今まで聞いたことがない声だった。声を発したのは、子供だろうか?
金の髪は肩までの長さがあり、緑の瞳は光を浴びてキラキラと光る。来ている物はスーツに近いが、ズボンは短パンで長めのソックスにガーターベルトをしている。
「失礼だが、どちらの者だ!?」
「…きゅきゅ!」
ボケッと突っ立っているミオを後手に、ジョウときゅうちゃんが即座に前に出る。
(レイラ、お前は結界を張れ!)
(了解!)
レイラはミオの肩に陣取り、術を展開する。
まるで、どこか良いところのボンボンのようだ。ボンボンの側には、ゼフさんのような、執事服を着た人が立っているし。師匠の実家もお金持ちらしいし、さもありなんだけど……彼から滲み出る風格が、子供のそれとは異なるんだよなぁ…と私は悩んでいた。(←盛大なブーメランである。By作者)
「「……」」
そんなジョウやキュウちゃんの警戒態勢も、謎の二人組は謎の体勢を取ることで、空気が固まった。
何故か?だって彼らが取った体勢…それは、五体投地だった。
そろっと前傾体勢でジョウやきゅうちゃんの様子を見ると、ジョウは眉間や鼻に皺が寄っている。いや、今にも牙を向きそうだ。
「…なんの真似だ?巫山戯ているのか?」
「聖獣様や精霊様とお見受け致します。我らエルフ一族は、貴方様方を崇拝『管轄が違う』…は?」
うわぁ…ジョウったら、エルフの口上を一言でぶった斬っちゃった。ポカンと呆けた顔をしている彼らには、唯一人間と違う部分があった。それは、耳。
(耳も尖ってるし…きっと師匠の知り合いだよ)
(例え、そうだとしてもだ。名を名乗りもしない無礼者に、真面目に取り合う謂れはない)
(ふむ。確かに)
私が顎に手を当て考えていれば、「なにをしているのですか!?叔父上!!」と怒髪天を貫いた師匠の声が響く。この屋敷の主人、師匠のお出ましであった。
(叔父上といえば、なんちゃら連合国の首長さんだった人じゃない?)
(クリーク連合共和国だ!その不確かな覚え方は辞めろ!)
(やっぱり血縁だったか。でも、なんで怒ってるんだろ?)
(辺境伯邸にある転移陣を無断で使ったからじゃないか?あちらから、一瞬強い魔力の気配があったからな)
(え?なにそれ…やば。密入国じゃん)
(エイルが知っているならば、手続きはしたんだろう。ただそれが、多少強硬突破に近い形だったのだろうな)
(うへぇ。師匠が、叔父様をあまり好きじゃない理由はそこかなぁ?私だって、好き勝手されるのは嫌だもの。それより、私は早く札入れを作りたいんだけどなぁ)
と、怒りに染まる師匠を見ながら、彼に対する同情と共にため息が出るミオだった。
♢
ヴィクター Side
――その頃の商業ギルド。
「こっ、これは!?」
ギルマスの言葉通りの行動をしたヴィクターは、驚愕に目を見開いた。
ギルマスの言葉…それはただ一つ。
『紙を光に透かしてみて欲しい』
それだけだった。
植物紙を配られたメンバーは、始めて見る紙に少々燥いでしまったが、ギルマスの言葉の後には、更に騒ぐ事になってしまった。
ポーカーフェイスなんて言っている次元ではない…と、ヴィクターは思う。それほど、この技術は素晴らしいのだ。
羊皮紙の様なざらつきや厚みもなく、サラサラで肌触りも良く。なによりもこの白さ。薄さ。商人が食いつくこと間違い無しの新紙。それだけでも感動していたのに!
「この技術は、新紙の透かし部分を更に薄くし、そこに模様を付けることで、日に当てると、模様が透ける構造になっているのだ。紙を製紙する段階から必要な工程があり、ミオさんからは技術提供だけの話があった」
「また彼女か…」
ギルマスから出た名前に、シアンがぽつりと呟いた。それも仕方ないことかもしれない。もう何十年も【アイディア登録】に動きが無かったのに、こんなたくさんの申請が、アターキル支部から発生すれば、必ず本部から横やりが入るだろう。
「彼女、もう一生働かなくていいわね。この製紙の技術だけでも、遊んで暮らせるわ」
それに追随するリアだったが、それを聞いていたギルマスの次の言葉で、俺たちは更に驚く事になる。
「…あぁ。言い忘れていたが、製紙技術は、辺境伯家へ譲渡なさるそうだ。『『『はぁ!?』』』…透かしの技術はまた別の話だがな」
マット以外のヴィクター、リア、シアンの三人の声がハモる。その声量に耳を押さえたギルマスが、慌てて、透かしの技術は別だと説明するが…いや、そういう問題ではない!
一生遊んで暮らせるんだぞ!?誰もが羨む、夢見る生活が目の前にあるのに、それを容易く手放すとか!!どんな幼女なんだよ!?
少しだけ、大人に騙されていないか心配になってきた。
「今回の透かしの技術は、【商品券】の偽造防止に使われる為のものだ。正確には、第二刷から使用する技術だ。第一刷は、デザインコンテストで募集する絵を載せるからな。偽造防止の種類が少し変わる」
「…少し変わる?どういうことですか?……それも、例の少女からの提供ですか?」
まだなにかあるのか…と、若干目の据わったリアが、ギルマスに詰め寄りながら問い質す。
「落ち着けって!これは魔従族の子供の遊びにも使われていた簡単なものだそうだ。皆で実演して、偽造防止に使用可能か判断してほしいそうだ」
迫りくるリアを手で制して、慌てて早口で喋るギルマス。
【商品券】という存在。
今回の収穫祭の催事は、この存在の為にあると言っても、過言ではない気がしてきた。
横18センチ縦13センチの折りたたみで、緒締め付きの巻紐がある。
ファスナーが欲しかったけど、金属を使おと金額が跳ね上がるし。それ以前に、調薬釜の出番になるから、それは避けたい。
「よし!形の構想は出来たから、試作してみよう!」
「なにを試作するの?」
「…え?」
私の奮起ある声に反応して聞こえてきたのは、今まで聞いたことがない声だった。声を発したのは、子供だろうか?
金の髪は肩までの長さがあり、緑の瞳は光を浴びてキラキラと光る。来ている物はスーツに近いが、ズボンは短パンで長めのソックスにガーターベルトをしている。
「失礼だが、どちらの者だ!?」
「…きゅきゅ!」
ボケッと突っ立っているミオを後手に、ジョウときゅうちゃんが即座に前に出る。
(レイラ、お前は結界を張れ!)
(了解!)
レイラはミオの肩に陣取り、術を展開する。
まるで、どこか良いところのボンボンのようだ。ボンボンの側には、ゼフさんのような、執事服を着た人が立っているし。師匠の実家もお金持ちらしいし、さもありなんだけど……彼から滲み出る風格が、子供のそれとは異なるんだよなぁ…と私は悩んでいた。(←盛大なブーメランである。By作者)
「「……」」
そんなジョウやキュウちゃんの警戒態勢も、謎の二人組は謎の体勢を取ることで、空気が固まった。
何故か?だって彼らが取った体勢…それは、五体投地だった。
そろっと前傾体勢でジョウやきゅうちゃんの様子を見ると、ジョウは眉間や鼻に皺が寄っている。いや、今にも牙を向きそうだ。
「…なんの真似だ?巫山戯ているのか?」
「聖獣様や精霊様とお見受け致します。我らエルフ一族は、貴方様方を崇拝『管轄が違う』…は?」
うわぁ…ジョウったら、エルフの口上を一言でぶった斬っちゃった。ポカンと呆けた顔をしている彼らには、唯一人間と違う部分があった。それは、耳。
(耳も尖ってるし…きっと師匠の知り合いだよ)
(例え、そうだとしてもだ。名を名乗りもしない無礼者に、真面目に取り合う謂れはない)
(ふむ。確かに)
私が顎に手を当て考えていれば、「なにをしているのですか!?叔父上!!」と怒髪天を貫いた師匠の声が響く。この屋敷の主人、師匠のお出ましであった。
(叔父上といえば、なんちゃら連合国の首長さんだった人じゃない?)
(クリーク連合共和国だ!その不確かな覚え方は辞めろ!)
(やっぱり血縁だったか。でも、なんで怒ってるんだろ?)
(辺境伯邸にある転移陣を無断で使ったからじゃないか?あちらから、一瞬強い魔力の気配があったからな)
(え?なにそれ…やば。密入国じゃん)
(エイルが知っているならば、手続きはしたんだろう。ただそれが、多少強硬突破に近い形だったのだろうな)
(うへぇ。師匠が、叔父様をあまり好きじゃない理由はそこかなぁ?私だって、好き勝手されるのは嫌だもの。それより、私は早く札入れを作りたいんだけどなぁ)
と、怒りに染まる師匠を見ながら、彼に対する同情と共にため息が出るミオだった。
♢
ヴィクター Side
――その頃の商業ギルド。
「こっ、これは!?」
ギルマスの言葉通りの行動をしたヴィクターは、驚愕に目を見開いた。
ギルマスの言葉…それはただ一つ。
『紙を光に透かしてみて欲しい』
それだけだった。
植物紙を配られたメンバーは、始めて見る紙に少々燥いでしまったが、ギルマスの言葉の後には、更に騒ぐ事になってしまった。
ポーカーフェイスなんて言っている次元ではない…と、ヴィクターは思う。それほど、この技術は素晴らしいのだ。
羊皮紙の様なざらつきや厚みもなく、サラサラで肌触りも良く。なによりもこの白さ。薄さ。商人が食いつくこと間違い無しの新紙。それだけでも感動していたのに!
「この技術は、新紙の透かし部分を更に薄くし、そこに模様を付けることで、日に当てると、模様が透ける構造になっているのだ。紙を製紙する段階から必要な工程があり、ミオさんからは技術提供だけの話があった」
「また彼女か…」
ギルマスから出た名前に、シアンがぽつりと呟いた。それも仕方ないことかもしれない。もう何十年も【アイディア登録】に動きが無かったのに、こんなたくさんの申請が、アターキル支部から発生すれば、必ず本部から横やりが入るだろう。
「彼女、もう一生働かなくていいわね。この製紙の技術だけでも、遊んで暮らせるわ」
それに追随するリアだったが、それを聞いていたギルマスの次の言葉で、俺たちは更に驚く事になる。
「…あぁ。言い忘れていたが、製紙技術は、辺境伯家へ譲渡なさるそうだ。『『『はぁ!?』』』…透かしの技術はまた別の話だがな」
マット以外のヴィクター、リア、シアンの三人の声がハモる。その声量に耳を押さえたギルマスが、慌てて、透かしの技術は別だと説明するが…いや、そういう問題ではない!
一生遊んで暮らせるんだぞ!?誰もが羨む、夢見る生活が目の前にあるのに、それを容易く手放すとか!!どんな幼女なんだよ!?
少しだけ、大人に騙されていないか心配になってきた。
「今回の透かしの技術は、【商品券】の偽造防止に使われる為のものだ。正確には、第二刷から使用する技術だ。第一刷は、デザインコンテストで募集する絵を載せるからな。偽造防止の種類が少し変わる」
「…少し変わる?どういうことですか?……それも、例の少女からの提供ですか?」
まだなにかあるのか…と、若干目の据わったリアが、ギルマスに詰め寄りながら問い質す。
「落ち着けって!これは魔従族の子供の遊びにも使われていた簡単なものだそうだ。皆で実演して、偽造防止に使用可能か判断してほしいそうだ」
迫りくるリアを手で制して、慌てて早口で喋るギルマス。
【商品券】という存在。
今回の収穫祭の催事は、この存在の為にあると言っても、過言ではない気がしてきた。
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