アナスタシアと秘蜜の触手

臥龍岡四月朔日

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アナスタシアと初めての経験

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 アナスタシアは魔法学院に通う生徒だった。
 成績は学院でもトップクラスで、魔法の才能に恵まれていたが、人付き合いが苦手で、他人と関わるのが面倒くさいと感じていた。だから、彼女は自室にこもって魔法の実験に没頭する日々を送っていた。
 そんなある日、彼女は一冊の古びた書物を見つけた。ページを開くと、そこには淫靡かつ背徳的な記述が並んでいた。

「異種交配」

 モンスターと人間が交わる記録。その内容に、アナスタシアの心に衝撃が走った。人間が面倒なら、人間でないモンスターならセックスできるかもしれない。彼女の下腹部が疼き、秘めた欲望が疼き始めた。

 その夜、抑えきれぬ衝動に駆られたアナスタシアは、人目を忍んで学院近くの洞窟へと足を向けた。そこは比較的安全なモンスターが住み着く場所として知られていた。

 薄いローブ一枚で身を包み、闇の中を進む彼女の心臓は高鳴っていた。

 洞窟に入ると、血と似た生臭い匂いが鼻をついた。モンスターの体液だろうか? 奥へ進むと、不定形の身体にロープのような触手を無数に生やした魔物——ローパーの死骸が横たわっていた。岩に擬態し、普段は人間に襲いかかることのない大人しい魔物だ。冒険者にやられたのだろうか。だが、その傍らに、傷だらけの小さなローパーが倒れているのを彼女は見つけた。多分子供であろうその存在は、かすかに息をしていた。

 「まだ生きてる……助けなきゃ」

 アナスタシアは無意識に呟き、小さなローパーを両腕に抱え上げた。ぬめり気のある触手が彼女の腕に絡みつき、冷たく湿った感触がローブ越しに伝わった。
 彼女は急いで自室に戻り、ベッドにそっと寝かせると、全身全霊で回復魔法を唱えた。淡い光が部屋を満たし、小さなモンスターの傷が徐々に癒えていく。彼女の目は、その不定形な肉体と蠢く触手をじっと見つめていた。優しさか、それとも別の欲望か——彼女自身にも分からない感情が、心を支配していた。


 数日が経ち、アナスタシアの献身的な看病により、小さなローパーは回復していった。彼女はこの子に「ローくん」と名付け、可愛がるようになった。
 ローくんは言葉を発しないが、アナスタシアの声を理解しているようで、彼女に懐いていた。命の恩人として認識しているのか、ローくんは彼女のそばを離れず、触手を緩やかに動かして寄り添った。
 アナスタシアはそんなローくんを愛おしげに見つめ、そっと撫でた。

「可愛いね、ローくん……」

 その言葉に反応するように、ローくんがわずかに震えた。すると突然、一本の触手がひときわ勢いよくそそり立った。それは他の触手とは異なり、太く、表面にイボイボがびっしりと並んだ、グロテスクな形状をしていた——ローパーが交配に使う触手だと、彼女は本能的に理解した。

 アナスタシアの心臓が激しく鼓動し、喉が渇くほどの興奮が全身を支配した。人間の男にはげんなりするだけだったが、この異形の存在には奇妙な魅力を感じた。
 彼女はベッドに腰掛け、ローブをたくし上げ、無毛の秘部を露わにした。薄いピンクの花弁が濡れて開き、彼女の欲望を隠しきれずにいた。

 「ローくん……ボクの初めて、貰ってくれる?」

 彼女の声は震え、誘うように掠れた。ローくんのイボ付き触手が反応し、ぬめりを帯びた先端がゆっくりと彼女の太ももに這い上がった。冷たくぬるりとした感触が秘部に触れると、アナスタシアは息を呑み、目を閉じた。

 触手が彼女の花弁を押し開き、ぬめり気のある先端が中へと滑り込んだ。

 「んっ……!」

 小さな喘ぎが漏れ、彼女の身体が震えた。それはディルドとは違う、生きた熱と動きを持っていた。イボイボが拡張された内壁を擦り上げ、鋭い快感が電流のように走る。

 「ああ……これ……気持ちいい……」

 彼女の声は蕩け、腰が自然と揺れた。触手はさらに深く侵入し、子宮口を叩くほどに彼女を犯した。別の触手が平らな胸に絡みつき、小さな乳首を締め付けるように刺激した。

 「ひゃうっ……もっと……!」

 彼女は自ら脚を広げ、ローくんに全てを捧げるように身を委ねた。

 ローくんの触手が彼女の内部で蠢き、粘液が滴り落ちてシーツを濡らす。アナスタシアは絶頂に達し、全身を仰け反らせて叫んだ。

 「イクッ……!」

 声が部屋の闇に響き、彼女の初めてを奪った触手が、さらに深く彼女を支配した。行為が終わり、汗と粘液にまみれたアナスタシアは、ローくんを愛おしげに見つめた。

 「君なら……ボクを満たしてくれるよね……」

 人との関わりが苦手な彼女にとって、ローくんとの交わりは、新たな欲望の扉を開く第一歩だった。

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