家族はチート級、私は加護持ち末っ子です!

咲良

文字の大きさ
16 / 48
シマメ国での冒険!

絵の中は

しおりを挟む
ホタルちゃんに手を引っ張られ、私は王宮の中へ入っていった。
「ホタルちゃん、どこ行くの?」
「私のおへや!」
ホタルちゃんのお部屋かあ。楽しみ。
「ここだよ!」
ぼーっと考えてると、いつのまにかドアの前にいた。
「どうぞ!」
ホタルちゃんはドアを開けてくれた。私は部屋の中に入った。
「しゅごい」
びっくりしすぎて噛んじゃった。
「ゆかでねてるの?」
「ちがうよ。これはね、ふとんだよ。シマメ文化!」
「すごい!」
「えっへん!」
“ーーる”
あれ?今あっちから声が
「どうしたの?」
ホタルちゃんがキョトンと首を傾げている。
声がした方を見ると、古い箱が小さな机の上に置いてあった。
「ホタルちゃん、開けても良い?」
「だめ!」
ホタルちゃんは声を荒げた。
「あっ」
ホタルちゃんはふと我に帰り、私を見た。
「ご、ごめん。あの箱はパパが私が十歳になるまで開けちゃダメだって。」
ホタルちゃんは俯いていた。
「そっか。ごめんね。聞いちゃって。」
「大丈夫だよ!」
私はニコッと笑いかけた。
「ありがとう。」
ホタルちゃんは顔を上げた.
「ちょっと周り見てきても良い?」
「良いよ。」
私は気分転換するために部屋を出た。
(琥珀)
ずっとペンダントの姿だった琥珀を呼んだ。
《大丈夫?》
(うん。大丈夫。)
琥珀は耳をピクピクさせた。
それにしても、凄いなあ。
色んな人の肖像画が飾ってある。
私は、肖像画をチラチラ見ながら、歩いた。
歩いていると、一つ見覚えのある人の肖像画を見つけた。私よりちょっと年上ぐらいの少女の肖像画。
(誰だろう…)
名前も分からないし、声も覚えていない。でも、顔だけ見覚えがある。
《知り合い?》
(ううん。なんか見たことのあるような?)
私は少しづつ近づき、間違えて肖像画を触ってしまった。
(うわああああ!)
「アクアマリンちゃん!」
「ホタルちゃん!?」
なぜか隣にはホタルちゃんがいた。
私達はそのまま肖像画の中に引き摺り込まれてしまった。

「いてて。」
目を開けると、古ーい部屋の中に座っていた。
「ホタルちゃん!」
私は隣で倒れてるホタルちゃんの肩をぽんぽんした。
「う、うーん。眠いよお。」
ホタルちゃんは目をパチパチさせながら起き上がった。
「て、ここどこ?」
「分からない。」
私もホタルちゃんも混乱。
2人でモタモタしていると、
ガチャ。
誰かがドアを開けた。
や、やばい。
ドアがゆっくりと開き始めた。
私はホタルちゃんに抱きついた。
「し、死にたくないよお。」
ホタルちゃん涙目。
「わ、私もだよお!」
ドアを開けたのは…
肖像画の女の子だった。
「だ、誰ですか?」
女の子はおどろいた顔をしてこっちを見た。

しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

世界最強の公爵様は娘が可愛くて仕方ない

猫乃真鶴
ファンタジー
トゥイリアース王国の筆頭公爵家、ヴァーミリオン。その現当主アルベルト・ヴァーミリオンは、王宮のみならず王都ミリールにおいても名の通った人物であった。 まずその美貌。女性のみならず男性であっても、一目見ただけで誰もが目を奪われる。あと、公爵家だけあってお金持ちだ。王家始まって以来の最高の魔法使いなんて呼び名もある。実際、王国中の魔導士を集めても彼に敵う者は存在しなかった。 ただし、彼は持った全ての力を愛娘リリアンの為にしか使わない。 財力も、魔力も、顔の良さも、権力も。 なぜなら彼は、娘命の、究極の娘馬鹿だからだ。 ※このお話は、日常系のギャグです。 ※小説家になろう様にも掲載しています。 ※2024年5月 タイトルとあらすじを変更しました。

婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ! 

タヌキ汁
ファンタジー
 国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。  これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

いらない子のようなので、出ていきます。さようなら♪

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 魔力がないと決めつけられ、乳母アズメロウと共に彼女の嫁ぎ先に捨てられたラミュレン。だが乳母の夫は、想像以上の嫌な奴だった。  乳母の息子であるリュミアンもまた、実母のことを知らず、父とその愛人のいる冷たい家庭で生きていた。  そんなに邪魔なら、お望み通りに消えましょう。   (小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)  

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

離縁された妻ですが、旦那様は本当の力を知らなかったようですね?

椿蛍
ファンタジー
転生し、目覚めたら、旦那様から離縁されていた。   ――そんなことってある? 私が転生したのは、落ちこぼれ魔道具師のサーラ。 彼女は結婚式当日、何者かの罠によって、氷の中に閉じ込められてしまった。 時を止めて眠ること十年。 彼女の魂は消滅し、肉体だけが残っていた。 「どうやって生活していくつもりかな?」 「ご心配なく。手に職を持ち、自立します」 「落ちこぼれの君が手に職? 無理だよ、無理! 現実を見つめたほうがいいよ?」 ――後悔するのは、旦那様ですよ?

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

処理中です...