家族はチート級、私は加護持ち末っ子です!

咲良

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シマメ国での冒険!

200年前のネフライト国

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飛行船に乗って数日、私達は次の目的地についた。
飛行船がゆっくり降りている間、私はホタルちゃんと兄様達ととババ抜きをしていた。
「僕の勝ち!」
「にばんめ!」
「あがり。」
「4番目。」
「まけちゃった!」
順番に、アメジスト兄様、私、トウキさん、ペリドット兄様、ホタルちゃん。
これでもう二百戦目ぐらいなんだよね。
最後のババ抜きを終わらせて、カードを片付けていると、飛行船が急に揺れ始めた。
着陸してるんだ!
兄様達は前と同じくドーム型の防御魔法を張った。

今回は早く揺れが止まり、気づいたら飛行船が着地していた。
「みんなー!ついたわよ!」
フローラさんが運転席から叫んだ。
「「「「「はーい!」」」」」
やったー!
私達は玄関でフローラさんと合流した。
「フローラしゃん、ここはどこでしゅか?」
「ネフライト国よ。」
えええっ!?
200年前のネフライト国!?
じゃあご先祖様に会えるかも?
「行きましょう。」
「はい!」
飛行船から出て、見た光景は、200年後とそんなに変わらなかった。
みんなニコニコ!
「王宮まで行くんだけど、多分、アクアマリンちゃんの力が必要なの。」
「私?」
ペリドット兄様でも、アメジスト兄様でもなく、私?
「ええ。あなたが一番初代国王の血を引いているからね。」
‘国王も、こうやって頭の中で会話できるから。王后陛下もね。’
(わかりました!)
私達はお城の騎士さんにフローラさんの紋章を見せた後、何故か私だけ国王陛下と王后陛下、私のご先祖様に会うことになった。
「こちらでお待ちください。」
「は、はい!」
「か、可愛い…」
騎士さん、最後に何か呟いた気がする…
《アクアマリン!暇!》
『暇です!』
[ひまー!]
三匹が動物の姿で現れた。
「わ!みんな、ダメだよ!ここ、王宮。」
あわあわしていると、扉が開いた。
「こんにちは。あなたがアクアマリンちゃんね。」
「フローラ王女の友か。やっぱり君も。」
「えっと。こんにちは。アクアマリン ピンクダイアナ ネフライトでしゅ!」
私が挨拶すると、二人は驚いた顔でこっちを見た。
やっぱりピンクダイアナって言わない方が良かったかな…
『陛下、この子、私と同じ名前よ。』
『本当に僕たちの子孫なのかな。』
この声は、国王陛下と王后陛下!?
(あ、あのぉ。)
『あら。アクアマリンちゃん。あなたも契約者なの?』
(契約者?たくさんお友達ならいますけど…)
『じゃあそのお友達は宝石に変身できる?』
(はい!今は三匹しかいませんが、もっとお家にいるんです!)
『すごいわね。陛下。』
『すごいな。』
国王と皇后両陛下に褒められた。嬉しい。
(ありがとうございます。)
『フローラに聞いたんだが、君は200年後のネフライト国の王女なんだな?』
(はい!)
『君の父親、僕の孫はちゃんと良い国王になれたか?』
(え?孫!?)
じゃあわたしのひいじいじがこの人ってこと!?
『知らないのか?ネフライト国の王族は長寿なんだ。だから、150歳ぐらいまで生きたんだ。しかも顔は老けないしな。』
『私は160歳まで生きたわ。ピンクダイアナだからね。』
す、すごい…
(パパは、最高のパパです。仕事でいないけど。)
『そうか。良かった。』
国王陛下、めっちゃホッとした顔してる。
《あ!お前!久しぶりだな!》
[もしかして、あなたがママたちが言ってたくしょやろうでしゅか?] 
(二人とも!そんなこと言っちゃダメ!)
『もしかして、四郎か?あとは、イザナミの娘か!』
え!知り合い?
そういえば、アイツに似てるって琥珀が言ってたけど、国王陛下のことだったのね!
(あの、王后陛下)
『おばあさま』
(王后陛下?)
『おばあさま』
(おばあさま)
王后陛下、おばあさまはにっこり笑った。
『じゃあ僕のことはおじいさまとよんで。』
(じゃあおじいさま、おばあさま、私はピンクダイアナなんですか?)
『そうよ。あなたは私と同じで、もうちょっと大きくなったら全ての宝石獣クリスタルアニマルと友達になれるの。』
じゃあたくさんのお友達!
それは嬉しい!
「国王陛下、王后陛下、拝見時間終了です。」
「わかったわ。アクアマリンちゃん、また会おうね。」
「はい!おばあさま、おじいさま!」
私はにっこり笑った。
「「か、可愛い…」」
二人とも、なんで顔真っ赤なんだろう。
私はおじいさまたちとバイバイした後、兄様達のもとへ戻った。
楽しかった!
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