家族はチート級、私は加護持ち末っ子です!

咲良

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シマメ国での冒険!

女神

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僕は森の中にある洞窟に急いで入り、女神の像に触れた。
『女神様、どうか、琥珀に合わせてください!サンタマリア様が…』
サンタマリア様という名前に反応した女神像が、光出した。
『幼き竜よ、サンタマリアに何があった?』
この声は、お母様!?
『お母様!サンタマリア様が、ハント城の罠にかかり、出られなくなっています!お願いします!琥珀に、琥珀に合わせてください!』
僕は頭を下げて、必死に願った。
『…あなたも琥珀のようになる可能性があるかもしれないわよ。それでも、行く?』
僕は頷いた。
『もちろんです!サンタマリア様のためなら、どこにでも行きます!この身が朽ち果ても!』
それだけ、良い人なのだから。
特別で、優しい、サンタマリア様のためなら。
『わかったわ。気をつけてね。』
『!!はい!』
僕は光に包まれ、目を閉じた。

ーーーーーーーー

『き、君は、アクアマリンの竜!?』
どこからか声が聞こえた。
僕は瞼をあげて、起き上がった。
『や、やっぱり!君って、アリルだよね?』
白い毛、琥珀のような目、成功したんだ!
ここが、罰せられた契約獣クリスタルアニマル達の世界。
『琥珀!今、君の助けが必要なの!ピンクダイアナ様が…一生出られないかもしれない!』
『え?えええええっ!?』
琥珀は数歩下がった。
『あ、アクアマリンが?もしかして、ハント城に閉じ込められたの?』
僕は頷いた。
『大切な物を知りたいのね。だからここに来たってわけか。』
僕はもう一度頷いた。
『お願い!琥珀、教えてくれない?』
琥珀は少しだけ黙り込み、考えた後、僕の頭を撫でた。
『どうしたの?』
『いや、君の記憶の中を除いただけさ。アクアマリンのことをこんなに大切にしてくれてありがとう。僕から言えることは、ひとつだけ。はい。これあげる。』
琥珀がくれた物は、さほど大きくない、宝石箱だった。
中には、サファイアやエメラルド、ブラックオパール、ルビー、アンバー、フローライトが入っていた。
『これは?』
『アクアマリンの宝石箱。ずっと持ち運んでいる、宝物。これを、ハント城の中にそっと入れてみて。彼女に届くと思うから。』
僕が頷くと、琥珀はにっこりと微笑んだ。
『琥珀、君は、元には戻らないのかな?』
琥珀は下を向き、また前を向くと、悲しそうに微笑んだ。
『無理だよ。僕は今回でもう2回も罰せられているのだから。』
『…どういうこと?』
琥珀は僕の手を取り、目を光らせた。
『特別に教えてあげる。』

数千年前…




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