異世界犯罪対策課

登場人物

トリスタ

・イーリス・ノル・エータニア・アリオン
  年齢:十歳(トリスタでの年齢 明善達からは明善の世界の子供と同じぐらいの年齢に見える)
  トリスタ最大の国、アリオン王国の第一王女。
 大仰な喋り方をするが、それは王女としての威厳を出すために行なっているもの。年齢は低いが幼少期から帝王学を学んでおり、精神年齢はかなり高い。だが、子供っぽい一面もあり、明善の世界から輸入されたお菓子やジュースなど甘いものに目がない。また負けず嫌いなところがあり、愛美とゲームをして負けた時は何度も再戦をせがんだ。
  前々から明善の世界に興味があり、度々神官にゲートを開くよう我儘を言い困らせていた。トリスタに在中している異締連の人間が明善の世界に行く際にゲートを開き、隙を見てそのゲートをくぐった。

・カルロ•アニジア
　第三章で登場。
　スラム街で育ち、幼少期から生きるために犯罪行為を繰り返してきた。アリオン王国によるスラムの浄化作戦の後、各地を放浪する。同じようなアウトロー達とつるむようになり、異世界間での密輸に手を出す。異世界の高価なものを貴族に売り払ったり、違法な品、危険な品を嘘をついて異世界の人間に売るなど荒稼ぎをしていた。
　だが、しばらくしてヤタガラス商会に目をつけられる。質の低い品物を売るカルロ達のせいで、自分達の信用も下がると懸念したため。カルロ達はヤタガラス商会からの警告を無視していたが、痺れを切らした商会に襲撃される。カルロは明善達の世界に逃げてきて、以降異世界産の品を露天商として売り、生計を立てていた。
　転売ヤーの真野と出会ってからは、ネットで異世界の品物を売るように。真野が倉庫代わりに借りていたアパートに住んでおり、異犯対が踏み込んだ際に発見され、その場で逮捕された。