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第78話 発明も魔法も文明も使う者次第で、幸福をもたらし、時に厄災をもたらす。
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泉から次々湧いて来るアンデット。
僕とガイアは、それらを治癒魔法で倒していく。
まさに入れ食い状態。
泉の周りはアンデットがドロップした素材やアイテムで溢れかえっていた。
数をこなすことで、僕のレベルは一気に80になった。
だが、ガイアはこれだけ戦ってもレベルが一つも上がっていなかった。
いつしか、泉からアンデットが現れなくなった。
僕らが倒し過ぎたせいか。
ガイアは一息つき、僕にこう言った。
「レベルが80台になると、今まで見て来た世界が、違って見えて来ます。それまで容易に倒せなかったモンスターをいとも簡単に倒せるようになる」
ガイアが言う様に、僕はこの狩り場に現れるモンスターなら一人で倒せるくらいに成長していた。
「力を持つということは素晴らしいことですが、それは同時に恐ろしいことでもあるのです」
「どういうことですか?」
「その力におごり飲み込まれ使い方を誤ると、自分も、周りの人間も、そして愛する人さえも傷つけることになる」
ガイアは僕の瞳を真っすぐと見据えた。
僕は心臓がドクンと鳴るのを感じた。
「ユウタさん。あなたはそれだけの力を抱える覚悟はありますか?」
ガイアは僕の救世主としての気持ちを試しているのだろう。
僕はフィナの方を見た。
彼女が僕に笑顔を向ける。
「僕には守るべき人がいます。だから道を間違えることはありません」
「ふむ」
「だからガイアさん! 僕を早くレベル90にして下さい!」
僕は決意を新たにした。
そんな熱い僕に反比例するかのように、ガイアは冷ややかな表情だった。
「ならば……」
彼女が森に向かって踵を返した時、フィナが叫んだ。
「そろそろお昼ご飯にしよー!」
「はぁっ!?」
ガイアは首だけをフィナに振り向けた。
眉根を寄せ、不機嫌そうな顔になっている。
「お腹空いてたら、戦いもままならないよ。腹が減っては戦はできぬって言うじゃん!」
フィナがゴザを敷き始めた。
「ユウタさん!」
ガイアが僕に詰め寄る。
さて、どっちを取るか……
もちろん、決まっている。
「ガイアさん、モンスターも一息ついてることですし、ここは休憩しましょう」
僕は彼女の手を取り、フィナ達がお昼の準備をしている場所まで連れて行った。
「わっ……私は、早くあなたを……」
「僕の作った弁当、美味しいんですよ」
つづく
僕とガイアは、それらを治癒魔法で倒していく。
まさに入れ食い状態。
泉の周りはアンデットがドロップした素材やアイテムで溢れかえっていた。
数をこなすことで、僕のレベルは一気に80になった。
だが、ガイアはこれだけ戦ってもレベルが一つも上がっていなかった。
いつしか、泉からアンデットが現れなくなった。
僕らが倒し過ぎたせいか。
ガイアは一息つき、僕にこう言った。
「レベルが80台になると、今まで見て来た世界が、違って見えて来ます。それまで容易に倒せなかったモンスターをいとも簡単に倒せるようになる」
ガイアが言う様に、僕はこの狩り場に現れるモンスターなら一人で倒せるくらいに成長していた。
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ガイアは僕の瞳を真っすぐと見据えた。
僕は心臓がドクンと鳴るのを感じた。
「ユウタさん。あなたはそれだけの力を抱える覚悟はありますか?」
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「僕には守るべき人がいます。だから道を間違えることはありません」
「ふむ」
「だからガイアさん! 僕を早くレベル90にして下さい!」
僕は決意を新たにした。
そんな熱い僕に反比例するかのように、ガイアは冷ややかな表情だった。
「ならば……」
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「そろそろお昼ご飯にしよー!」
「はぁっ!?」
ガイアは首だけをフィナに振り向けた。
眉根を寄せ、不機嫌そうな顔になっている。
「お腹空いてたら、戦いもままならないよ。腹が減っては戦はできぬって言うじゃん!」
フィナがゴザを敷き始めた。
「ユウタさん!」
ガイアが僕に詰め寄る。
さて、どっちを取るか……
もちろん、決まっている。
「ガイアさん、モンスターも一息ついてることですし、ここは休憩しましょう」
僕は彼女の手を取り、フィナ達がお昼の準備をしている場所まで連れて行った。
「わっ……私は、早くあなたを……」
「僕の作った弁当、美味しいんですよ」
つづく
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