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第3章 ドルガバ教会の闇

第32話 ドルガバ教会の聖職者の奇行。

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俺はこの部屋を見渡す度に子供達が殺害されている現場に恐怖と憎しみが募っていた。
だから、道理で子供達をこの教会に連れて行ってはならない事が明らかになったんだと俺は分かった。

確かに俺やオズワルドは既に30歳を超えている一方、クリアーナやスベトラーナなどは未成年の子供だからここに連れてゆくのは非常に危険なのも分かっている。

彼女達は強くて真のある子供もだけど、彼らの奇行の怖さをまだ知らないし、この部屋の実態を見ると確実にこの教会に行かす事が出来ない。
当然、この教会の様子を見ると彼らは小児性愛や男色を好んでいる話は事実である。
寧ろ、そのお陰で彼らは自分達の悪魔崇拝儀式を強化していた経緯があるから尚更だ。

だから俺は、ドルガバ教会の聖職者の怖さを知った上で、これから俺は彼らを退治する事にした。

「で、お前達は何で、この部屋で男の子を切り刻み、女の子の胴体だけを綺麗に残しているんだ?」

「ふっ。女の子の身体は完全な死じゃない。」

女の子の身体をそこまで大事にするのはどうなのか俺には分からない。
けど、この状況を見て俺は彼らに女の子身体阿何故、生きているのか気になった。

「完全な死じゃない事は心臓の鼓動や脈から判断できるが。」

「そう。女の子の身体は新しい頭が来た時の為に小腸や大腸に多くの脳細胞をつくる事で、行き伸ばしている訳。そして、この世界に生まれた女の子は皆、15歳を超えると老いが止まり閉経も来なくなる。」

―――何という酷い奴なんだ。女の子をこんな形で生かすとはとんだ外道だな。

「おい、それはいくら何でも非人道過ぎないか?」

「非人道とはどういう事だ?この世界は見かけだけは中世欧州だが、中身はお前達がいる世界より遥かに技術進歩が進んでいるんだよ。」

「技術進歩だと…。それは医学の進歩でもあるのか…。」

行き過ぎた化学や医学は魔法と区別がつかなくなる。
それは俺が科学をやってある程度、証明されている事だし、化学実験を行ってもそれが分かる。

「勿論、それは医学の進歩でもあるんだよ。それを分かっているとはさすがだな。」

「あぁ、どうりでお前達が非人道的な行いをするのを分かっているからな。ある意味、感心した。」

魔法と行き過ぎた科学が区別つかないなら、間違いなく科学を使えば魔法と誤魔化す事も可能だし、行き過ぎた医学は治癒魔法にも転用できる。

確かにこの世界は表面上は中世欧州的な風景で時代背景もそう見えるのは確かだ。
ただ、それは外見だけの事…、

その一方で老婆が殆どいない、明らかに近代的な内装の建物が非常に多くあるを見て俺は違和感があった。
大体、その技術で俺は驚いたからだ。
俺の知る世界より科学が明らかに進んでいて、魔法と区別がつかない。
そして、この世界の近代化が進んだのは、間違いなく彼らによって仕掛けられたものだとはっきりしてきた。
だから、俺はこの科学を証拠にして…、

「つまり、近代化してきたのはお前達が絡んでいる訳だな。」

「その通りだ。男の子は子供を生めないから生贄にするには最適なんだよ。そして女の子には子宮があるから、体部は死を奪わせていつまでも生かしてあげるんだよ。」

俺はその言葉を聞いて鳥肌が立つほど、ぎょっとした。
奴らは間違いなく男女で生命を操作していると俺は疑った。
科学や医学が行き過ぎればそれらと判断がつかなくなるからだ。

同時にこの教会では小児性愛と男色が行われている事は間違いない事から、男の子を中心に狙ってくるのが明白なのは当然だと感じた。

「で、お前達が男の子を狙うのは男色小児性愛を行いたいからだろ。」

「ちっ。うるさい子ネズミ共が。お前達に男色の神聖さと女人禁制の恐怖が分からないだろうが。」

「へぇ~。女の子の身体を綺麗に残して女人禁制とはとんだ外道だな。」

俺は女性の方が神聖で男色は穢わらしい行いなのは俺の知る世界でカトリック教会での不祥事を見れば一目瞭然であり、パワハラの多さから見ても当然だ。
その行いを聞いて、奴らの外道ぶりを見て呆れ返った。

「だったら、おまえを俺が撲殺してやるよ。」

「ほう。私がどんな立場の人間なのか解っているか?」

「あぁ、分かっているよ。お前は聖職者なんだろ?」

「そうだよ。聖職者を殺す事はお前達には天罰が食らうんだ。」

「ふっ。やっぱり、お前達は聖職者の立場を利用して人殺しや淫らな行いを加担していた訳だな。」

俺はこの淫らな教えを否定する上で、こういう連中をどこかで倒さないとますます被害が拡大する可能性が高いと判断し、戦闘の準備に入った。

「逃げんなよ。お前達なんて俺達の足元にも及ばないから。」

「ふっ。その憎んだ顔もいつまでもつかな?」

俺はこいつらの顔を見てここで行かしてけば俺達の命がないと実感し、俺はこれから奴を殺す以外に生き残る道がないと感じた。

こんな奴らに負ける訳にはいかないからだ…。
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