モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第8章 フランス戦線…。

第89話 クリアーナの覚醒。

私はいつも信雄さんに守られている気がする。
それが私にとっては非常に良くないとは感じていた。
だって、そうなったら私は信雄さんの手伝いが出来ない訳だから…。
そう私は考えながらこれから戦闘を始めた。

確かに光魔法や体術は得意かもしれない。
しかし、そればかりしても信雄さんやオズワルドの2人には確実に戦闘でそこまで役に立っていない事は自覚している。
ましてやサイリスタ帝国の聖職者の凶器や残虐性などを見ると私は恐怖のあまり委縮して何もできなくなってしまう状態に私の存在意義があるとは思えない日が続いていた。

しかし、今の私はそれとは違う。
なぜなら、信雄さんを守りたい思いがあるからだ。
いつも彼が私を守ってくれるように今度はあの刃の刃物を持った聖職者を討伐して庶民を助けたい思いがある。
だからこそ、私は彼を守る為、サイリスタ帝国の聖職者を何としても討伐したいと思った。
私にとって信雄さんは強くした本人だから…。

―――私は彼を討伐したい。けど、直接攻撃すれば間違いなく私は彼に殺される。ましてはあの刃は非常に危なさを感じてきて非常に危険な臭いがしてくる。

あの刃を見た私は彼らがどうしてあんな状況に陥るのかわからなかったが、このままでいけば間違いなく、私は彼らによって飲み込まれるのは間違いないと思った。

だから、私は奴らを倒してこの世界平和を実現させたい。
けど、今の私では鋼を溶かす力がなくて非常に戦えない状況に私はどうすることも出来ない…、
その為、私は奴の攻撃をどうやって避けさせれば良いのか、そして彼をどうやって攻撃するのか私は悩みながら戦闘に励んでいた。

けど、私から見れば奴らを倒したい気持ちが凄く強まっていた。
なぜなら、奴らを倒して庶民を救いたい気持ちが先行しているからに他ならないと思うから、そういう気道が強くなったと思っている。
その為に私がいる世界からこの世界に生ったから余計にそう感じた…。
私の使命がそれだと思うと非常に強い生命力があふれていると感じた。

すると、私の体からある能力がみなぎってくれた。
私の思いが届いたせいか、その能力が私の思いに対して答えてくれた。
故にその能力を覚醒させ、奴らを倒すために私はその能力を発動して倒そうと思った。

「私はこの能力で彼を追い詰めるからね。Спиральние спиолаль.(炎の螺旋)」

私は、発動した能力を発動し、ようやくその能力を始めて発動した。
初めて覚醒したその能力のおかげで最初は凄く温かく感じる状態で私はこの能力なら奴らを倒せるとすら感じた。
そして、この能力を上手く利用すれば間違いなく彼らを討伐できる状況だと思うと凄く嬉しいと感じた。

だからこそ私は奴の鋼の刃を討伐するために、あらゆる手段で奴らを攻撃しようと思った。
この炎の螺旋を多用すれば彼らを倒せると思いながら、この能力で皆を守る力を与えられた事を私は凄く敬意をもって感謝する。

だから私は奴を倒す為にこの能力を利用して一気に攻撃を始めようではないか…。
そう、私は思いながら、この炎の螺旋を鋼の身体を持つ聖職者大して攻撃を行った。
奴らを討伐する為に…、

「これで終わりだよ。ヨハネパウロ12世。」

「私が終わりだと終わるのはあんた達だろうが…。なのに何で私が彼らに終わらせなければならないのか意味が解らないよ。」

「わからない。でも、それはあんたが凄くやってはいけあい事をやっているからに他ならないだろうが…。」

私は今、炎の能力が覚醒されて凄く元気になっている。
故に、この炎の能力を使いながら彼らを討伐する準備を始めこれから連中を討伐する準備を始めた。
奴らの鋼の刃を溶かせると思うなら…、

「これで終わりだよ…。」

「ほう。これで終わりだと。私をなめさせてくれるよな。」

「舐めさせる?それはあんた達が聖職者のトップに舐めさせるのと同じではないの?」

私は奴らの盲点を上手くつきながらこれから連中を討伐する準備を始め、これから私は一気に奴にめがけて炎を向け、攻撃を始めた。

「くそ。私の伝説の鋼の肉体が溶けてゆく。こうなったら確実に私はどうなるんだよ。あぁ～。誰か助けてくれないか～。」

私は彼の行動を見て非常に嫌な感じを受けたが、彼がここまで非常に追い込まれたのはやはり彼が聖職者としての世界征服計画に賛同できなかった点に尽きると思う。
だから私は奴らがこうやってなくなってゆく様子を見ると凄く溶けてゆき死んでゆくと思うと確かに彼らの末路はこんなものかと思い、一安心した。

それ故に、これで奴が刃物の体が溶け始めたとき、私あ信雄さんが凄く自身のある顔で奴らを討伐する準備を始めた。

「ありがとう。クリアーナ。これで連中を討伐できる。」

「こちらこそ助かったよ。私はようやく能力を覚醒して強くなれるとな。」

「あぁ、その通りだ。クリアーナ。あとは俺に任せろ。」

私は彼が凄く嬉しい顔で感謝している様子を見るとこれは非常に吉報で有難かった。
これで連中は討伐できると…、
そう私は思い、奴を攻撃した。