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第13章 イタリア5つ星戦線。

第150話 オリバーの遺志を継ぐもの。

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俺はクリアーナとマリナをミカエロフに頼みながら1人でロンドンに向かっていた。
彼女達はモスクワでシステマ修行しながら自分達が強くなる事を前提に動かし始めていた。
故に俺は連中に任せながら1人でロンドンに戻り、オリバーの事務所に帰還した。

それから俺はロンドンに戻ってからソルカやオズにある事を話そうと思った。
勿論、クリアーナ達の事も話す必要があるが他にもあるからだ。

「ソルカ。ただいま、俺は帰還したぞ。」

「お帰り。信雄殿。ロシアの方は無事だったかい。」

「あぁ、無事に帰ってきたんだな。信雄殿。」

「あぁ、私を忘れとるんじゃないわよ。」

「あぁ、そうだな。皆がそうしてありがたいお言葉を受け取ってくださると非常に俺は嬉しくなる。だから俺は皆のお陰で助かったんだと思うと非常に嬉しいぞ。」

「せやね。信っち。」

「だが、マリナ達は無事なのか?」

俺は彼女達が無事でいてくれてこんなに嬉しい事はない。
だから、俺は無事に帰って何より安心したんだ。
そして俺は彼女達が無事だと思うと非常に嬉しくなって安心する。
だからソルカやオズにこれから俺の他にクリアーナやマリナ達が無事であることを述べようとした。

「あぁ、俺は無事だし、クリアーナやミカエロフ、マリナの無事だから安心しろ。」

「そうか。彼女達はロシアで何をしているのだ。」

「マリナやクリアーナ達は現在、システマを修行して強くなろうとしている。だから俺は1人でロンドンに戻って様子を確認しようとしていたんだ。」

「成程。つまり彼女達は強くなろうとしているのだな。」

「その通りだ。」

「そうか。彼女達が強くなってくれれば私は非常にありがたい。でもそうする事で私たちの頼もしい戦力になるから非常に助かる事がわかるよ。彼女達が強くなったら私達も歓迎しよう。」

「そうだね。ソルカ。俺もそうやって強くなり、連中が主軸にやろうとしているサイリスタ帝国の聖職者を追い詰めないと非常に危ないと思っているから…。」

俺は彼女達がどれだけ強くなってかえって来るのか楽しみにしながら聖職者達の実態が明らかになった。
俺は連中がどれだけ非人道的な行いで庶民を苦しめているのかわかる。

一度、ローマ市国はほろんだが、星を移行する技術でその世界に転移して一部の聖職者は生き延びる事が出来、そこから誘拐を行った。

つまり、誘拐する事は連中が向こうの世界で犯罪を行う事を意味すると俺は同意義だと思っている。
だから連中が向こうの世界の住民を増やして、あの世界で自分たちの洗脳と下辺行為を始めていった。
これは最初こそは上手くいったが、次第に子供たちは洗脳するのに時間がかかり、そして反サイリスタ帝国組織が次々と増えた。

恐らく、魔法使いの村のその一部だと俺は思っている。
だから、連中が狂った感性でおかしくなる状況なら間違いなく彼らは普通の神経ではああいう行動を起こさないと俺は感じていた。

だから俺は連中がどれだけ腐りきった人間なのか解っている以上、連中を倒す事だけを考えながら、奴らの実態を調べていた。
故に連中との退治を行う事を最優先し、民を救うを行いながら奴らの習性を調べる必要があると俺は思った。

そして俺の考えとして『表現の自由と国民の生活が第一』は民主主義や国民国家において非常に重要な内容だと理解している。
なぜなら、表現の自由が委縮すれば相手のおかしい事に違和感を持っても反論できないし、問題点を指摘できない。
国民の生活が第一じゃないと国民を守れず、生活の向上にも繋がらない状態が続く事がはっきりとわかるからこの路線は非常に大事だと感じた。

それ故に国民の生活が第一を貫く事で大きな変化や大事にする考え、金で転ばない思想などを学べる事を俺は理解し、その為の政治を行うべきだと感じた。
それが俺の考えの源流だから。

故に連中は自分たちの理想の世界の為に美しい国やくらしを守るという言葉を利用して相手を追い詰めるやり方をしているのは当然として国民の視点が抜け落ちている状況を考えると俺はオリバーが『表現の自由と国民の生活が第一』の理由が何気に解ってきた気がして俺は納得した。

表現の自由を向上させる事で国が活性化させて新しい事への挑戦が行われる。
そして国民の生活を向上させる事で国民が幸せになり、生活が向上され共用が向上する事は当然の事だ。
だからオリバーはエリザベス女王や聖職者の闇、惑星創成などの闇を全て調べている事は既にわかる。

それが『国民の生活が第一』につながり、『表現の自由が第一』にも繋がる事を俺は考えて理解した。
だから表現の自由と国民の生活を守る事が政治と社会の使命なら間違いなく国民を第一に見ながらも特定の国や国際機関への圧力を回避する事が非常に大事だと理解した。

「だから、ソルカ。俺は連中を倒して世界の生活を守る。」

「あぁ、信雄殿。あんたの目はそれだけ強くなっている。だからその目を失わずに戦うんだ。」

「当然だな。」

「もちろん、私も忘れ取ってはいかんぞ。」

「あぁ、ザギトワもいるから俺はこうして強くなれる事を俺は解っている。」

「ふっ。信雄殿。僕も忘れるなよ。」

「当然だ。オズ。俺はお前の事を忘れてなどないからな。」

「あぁ、それで非常に嬉しい言葉だから助かったぞ。」

オズ。
お前がこんな言葉を出してくれるとは俺は逆に嬉しいぞ。
だから、俺達4人で出来る事は聖職者を倒しながら連中の新世界秩序計画を阻止する事以外にないと思った。
スベトラーナたちが俺達の門番をし、クリアーナ達が修行しているのだから…。
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