モィ バリーブィ~サイリスタ帝国に抗う者たち~

ЕСБの革命

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第13章 イタリア5つ星戦線。

第151話 五つ星の笑い。

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俺はロシアの首都、モスクワから飛行機を介してロンドンに戻り、ようやくオリバーの事務所に戻ってきた。
そしてようやく連中の正体が世界中で明らかになった事で奴らが世界征服の為に人間を大量殺人する実態を知れわたった事で俺は一安心した。
連中はそれだけ自分たちの傀儡人間ばかり選びこれにより人間の根本的に腐らせていた人間らと同じ穴の狢になる事は当然ながら理解していた。
逆に言えば連中は傀儡がいなくなるとそれだけで非常に追い込まれる状況が形成される事になると…、
だから俺は連中がどれだけ腐った人間だと理解しながらも、連中を討伐する為にはそれだけの手段を用いらねばならないと感じた。

そしてそれから翌日が経ち、俺はようやくソルカとオズに挨拶しようとしていた。

「ソルカ。おはよう。」

「おはよう。信雄殿。あんたは何か情報を得たような眼をしているが大丈夫か。」

「あぁ、大丈夫だ。俺は連中がこれから仕掛けられる場所を探していたからわかる。それはイタリアの首都。ローマだ。」

「ローマ。つまり、サイリスタ帝国の聖職者の本拠地な訳か。」

「その通りだ。で、そこで現在、選挙が行われている。そして新左翼政党である『五つ星の笑い』が躍進している現状が明らかになっている。」

「『五つ星の笑い』。つまり新しい風でイタリアを活気付けようとする新左翼政党な訳か。」

五つ星の笑い。
それは至りで躍進している新しい政党だ。
笑いというと良い印象はないが、それに相当する幸福を得る事が大事にとっている新左翼政党。
既存の左派と違って貧困問題を解決する政党でもあった。
故に貧困ビジネスに手を出しているサイリスタ帝国の聖職者とは根本が違うのだ。

「その通りだ。既存の右派や左派ではすでに通じなくなっているからそういう政党が必然的に躍進するのは当然だ。」

「成程ね。裏を返せばそういう政党が連中にとっては非常に都合の悪い政党になるのは間違いないと思うんだね。」

「ははは。そういう事だ。」

ソルカと話している度に連中がどれだけ非常に危ない輩でどういう行動を起こしてくるのかわからなかったのでそれを防ぐ為にも連中をどうやって討伐するのか考えなければならなかった。

しかし、新左翼政党である五つ星の笑いが躍進している現状を考えるとパリを焼け野原にしてしまったフランス人との違いを良く理解出来て俺は非常に安心した。
だからフランス・パリの二の舞だけは避けたいと思いながらこれから俺は1人でローマに向かう準備をしようとしていた。

「なぁ、ソルカ。」

「どうしたんだ?信雄殿。」

俺は、ソルカにある事を忠告しようと思った。
他の皆に迷惑をかけたくないからだ。

「俺は1人でローマに向かっても良いか。」

「あぁ、連中がどれだけ非常に危険な奴らだと解っているから1人で向かう覚悟があるのはかなり凄いぞ。」

「そうだな。」

俺は皆を連中の総本山に向かわせるわけにはいかなかったので1人でローマに突入する準備を始めた。
それがたとえ、厳しい状況であっても1人で相手を倒せる覚悟があれば間違いなく連中を撲殺できると俺は感じたから尚更だった。

「ちょっと待つんじゃ。信っち。私も一緒に行ってくれへんかいな。」

「ザギトワ。あんたもまさか同行したいと覆うのか。」

「うん。そうやで。私だって連中を倒した思いがある。だから闇を払拭するためにあらゆる方策を練って考えねばいけない事が沢山あるのじゃ。」

「成程。つまり連中は裏オッタピアを利用してディストピアを形成していた訳だな。」

「その通りやで。やから、私はあんたと共に同行して奴らの正体を知りたいんや。」

「解った。ザギトワの言葉はよく理解した。なら、一緒に行こうな。」

「ほな。ありがとな。」

ザギトワがこんなに嬉しい顔で行きたい思いがあると思うと俺もこれから負けるわけにはいかないと感じた。
それ故に彼女達がサイリスタ帝国の闇を知らねばならないと思うと非常に大事な状況になると感じた。

だから俺はこれからザギトワと共に連中を倒しに行かないといけないと思った。
それ故に俺はこれからザギトワと共にヒースロー空港からイタリアの首都ローマまで飛行機でイタリアまで直行した。

それからローマに到着した俺達はこれから連中の本山であるローマ市国の闇を暴かなければならなかった。
しかし、イタリアでは現在は選挙が行われている最中だ。
事実、現在の選挙では『五つ星の笑い』が大多数の議席をとれる傾向が明らかに解っている。
だから私は連中を追い詰めるために何かするべき事をしなければならないと思いつつ、連中がどれだけの闇を払拭できるかで非常に大事な状況が明らかになると思いながら俺は連中を追い詰めようとした。
連中がそれだけ追い詰めれば間違いなく倒れる事が解っているからだ。

「信っち。ローマ市国では選挙が行われとるが、大丈夫かい。」

「あぁ、大丈夫だ。連中は間違いなくローマ市国再興派イタリア国民党と新機軸主導の五つ星の笑いが争っている。おそらく、聖職者は間違いなく、五つ星の笑いを中心に狙ってくる可能性が高いだろう。」

「その通りやな。奴らは新機軸を妨害する事で自分たちの理想社会を形成する事がかのうやから尚更やな。」

俺は彼女がこんなに成長している事を考えると新機軸を妨害する聖職者の行動に疑問視ばかりが出てきた。
それでもザギトワと共に行動できるなら俺はそれだけ非常に嬉しいと思った。
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