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890 思った以上に買わせたい物が結構あった
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京の都の観光だけど、いきなりバスでは風情がないし、城から街までそんな離れてるわけでもないので、とりあえず歩いていくことにした。
見せたい場所は結構あるけど、時間の問題もあるから真っ直ぐ街へ向かう。
「大名が三人もいるのに本当に護衛ナシで大丈夫なのか?」
「まったく問題ないな」
「この最強メンバーをどうにかできるとでも?」
「1000人に囲まれても殲滅可能だろ」
「むしろ久々に暴れたいぞ!」
「豪胆な人達ね~。恐ろしいほどの手練れ揃いだってのはわかるけど」
「なるほど。言われてみると、この中の1人に怪我をさせることも不可能か」
お色気お姉さんの実力だけ知らないけど、レザルド軍と互角にやりあってる大名が弱いわけがない。忍者相手に不意打ちも通用しないだろな。
しかし大名になることを目指しているケンちゃんとセイヤは不安たっぷりだ。
雑魚相手に不覚をとることはなくても、武将クラスの暗殺者に出会って対処できるかが問題だ。決戦までにどれほど育つかだな~。
「流石は大都会ね!活気がすごいわ」
「あ!噂の窓ガラスですぞ!」
「この近辺に限っては、もうほとんどの店が窓ガラスを設置したようだ。景気も良くなってきたから、いずれは街外れの民家にまで設置されるだろうな」
「そういや、ガラス工場って尾張にしかないのか?」
「レイリアにも完成したぞ!」
「いいな~。ガラスなんてメチャクチャ儲かるだろ?」
「ミスフィート軍の財源は、ガラスと漁業と味噌・塩・醤油によるところが大きいですね。最近は衣類も育ってきたかな?」
「尾張と伊勢は完璧だな。問題は新領地か・・・」
「そうなんですよね~。とにかく民衆に仕事を与えなきゃならないから、城主達は苦労してると思います」
港までの道路が開通すれば一気に景気が良くなるから、カーラやリタ&リナは道路工事に気合を入れまくってるハズだ。
何となく経済の話になったんだけど、伊賀にとっても関心の高い話なので、二人であれこれ話し合っている。
尾張と三河という経済大国を見ることで、刺激を受けること間違いなしだ。
まずは国が平和になってからだが、どんな成長を遂げるか楽しみだな!
何件かの店に入ったりしたけど、伊賀の二人が欲しいのは土産じゃなく伊賀のためになる物なので、俺と三河コンビが少し買い物したくらいで、ほとんどウィンドウショッピングって感じだった。
そして目的地であるシドの店まで来た。
「「いらっしゃいませ!」」
元気に挨拶した店員らの方に近寄っていく。
「シドはいるか?」
「ファッ!?軍師様だけじゃなく、ミスフィート様と清光様と虎徹様まで!?あ、すみません!シド様は外せない用事があって外出中です」
「そうか。挨拶したかっただけだから、いなくても問題ないぞ。馬車のタイヤを見せてもらえるか?」
「はい、タイヤでしたら此方です!」
タイヤの置いてあるゾーンに移動した。
「平蔵、お色気お姉さん。このタイヤ付きの車輪は絶対に買った方がいい。自分らで馬車の車輪を付け替えなければならないが、馬車の乗り心地が素晴らしく良くなる優れモノだ!」
「馬車の車輪か!」
「この黒いのに秘密があるのかしら?」
二人が馬車用のタイヤをぶにぶに触っている。
「そうそう!オレも買って馬車に付けてみたけど、これはマジでオススメだぞ!」
「結構高いが、あるだけ買い占めろ。ここでしか買えないと思っていい」
「我が軍の馬車は全てこの車輪にしようと思ってるくらいだ。買わないのなら私が買い占めるぞ!」
「なんと!皆がそこまで絶賛するからには間違いないな。買いましょう!」
「そうね。店員さん!馬車の車輪、あるだけ買うわ!」
全部で馬車12台分の車輪があったので高価な買い物にはなったけど、1000枚の白金貨を持っていたからビクともしなかった。
「「ありがとうございました!」」
実際に使ってみないとよく分からないだろうけど、尾張大名&三河大名が絶賛する物に間違いはないだろうと、伊賀の二人がホクホク顔でシドの店を出た。
「あれだけの車輪を簡単に持ち帰ることが出来る、このマジックバッグが本当に素晴らしいわね!」
「喜んでくれて何よりだ。よし、京の都は十分だろう。次は尾張に行こうか!」
「果物市場には行かなくてよいのか?」
「早朝から商人達の争奪戦が半端ないので、今から行っても買えません」
「あ~、もうスッカラカンなのか」
「三河の果物市場もそんな状態だな。あの果物は格が違いすぎる」
「おかげでメッチャ儲かるけどな」
「あの果物は確かに美味かった!まあ無いモノはしょうがあるまい」
というわけで、手を繋いでルーサイアの街に転移した。
街並みを見せたかったので、旧・領主の館前だ。
「ここが尾張の首都、ルーサイアだ!」
「「おおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
ゴミゴミしていた京の都と違って、そのスタイリッシュな街並みに、お色気お姉さんと平蔵が目を大きくさせた。
元が廃墟だったのが逆に功を奏し、エルフ達が容赦なく全ての建物を美しく建て直したから、この街に隙など無いのだ。
「なんて美しい街なのかしら!」
「これは驚いた・・・。大和や京の都でも凄いと思っていたのに、尾張の国は格が違うな」
「本当は尾張の国だけで俺達は満足だったんだ。でも聖帝の野郎が攻め込んで来やがったから、摂津や丹波の方まで領土が広がっちまって、また最初からやり直しみたいなもんだよ・・・」
「建物を全部壊すことが出来ればまだ楽だったのだがな。そうもいかぬから都会ほど手を付けにくいのだ」
「わかるぜ。広い領地なんて面倒臭いだけだ」
「すごく離れた飛び地なら欲しいかもだけど、近隣国はどうでもいいな」
そういやこの二人って、三河と遠江を手に入れてから大人しくしてるもんな。
荒れ果てた国を再生するのが大変で懲りたのかもしれない。
目を輝かせている二人に街を案内しながら、ガラス工場へ向かった。
今回は尾張軍師以外にも大名やら守護やらと大物ばかりで、従業員達が涙目になっていたが、お友達価格で伊賀にガラスを売りまくったので、最後には頬を引き攣らせていた。
納品予定のガラスが消え失せてしまったわけだから、苦情が殺到して大変な目にあうのが確実なのだ。
尾張大名と軍師が来て全部持ってったって説明するだろうから、俺達が恨まれることになるけど、ミスフィートさんがいてくれて助かったかも。
大名に持っていかれたのなら諦めるしかないからね!
ルーサイア港に行くかどうか迷ったんだけど、昨日魚を奪いまくったから、これ以上迷惑かけるわけにはいかないと自粛。
虎徹さんが、『だったら遠江の港で買い占めればいい』と言ってくれたので、漁師や商人に恨まれる権利は虎徹さんに移行した。
「よし、んじゃ次は三河の観光だな」
「楽しみね♪」
「もちろんレベッカさんの店にも行くんですよね?」
「むしろ最初に行くべきだろ!」
「お?アレに乗りながら観光するのだな!?」
「何か乗り物でもあるのか?」
「それは見てのお楽しみだ!」
伊賀の二人からするともうすでにお腹いっぱいって感じだろうけど、三河といったらあのうにょうにょ動く乗り物ですよ!
結構高いけど、あんなの買わずにはいられまい。
あとは味噌と醤油を大人買いして、服屋にも突撃って感じかな?
久々の三河なんで、俺もちょっとワクワクしてきたかもだ!
見せたい場所は結構あるけど、時間の問題もあるから真っ直ぐ街へ向かう。
「大名が三人もいるのに本当に護衛ナシで大丈夫なのか?」
「まったく問題ないな」
「この最強メンバーをどうにかできるとでも?」
「1000人に囲まれても殲滅可能だろ」
「むしろ久々に暴れたいぞ!」
「豪胆な人達ね~。恐ろしいほどの手練れ揃いだってのはわかるけど」
「なるほど。言われてみると、この中の1人に怪我をさせることも不可能か」
お色気お姉さんの実力だけ知らないけど、レザルド軍と互角にやりあってる大名が弱いわけがない。忍者相手に不意打ちも通用しないだろな。
しかし大名になることを目指しているケンちゃんとセイヤは不安たっぷりだ。
雑魚相手に不覚をとることはなくても、武将クラスの暗殺者に出会って対処できるかが問題だ。決戦までにどれほど育つかだな~。
「流石は大都会ね!活気がすごいわ」
「あ!噂の窓ガラスですぞ!」
「この近辺に限っては、もうほとんどの店が窓ガラスを設置したようだ。景気も良くなってきたから、いずれは街外れの民家にまで設置されるだろうな」
「そういや、ガラス工場って尾張にしかないのか?」
「レイリアにも完成したぞ!」
「いいな~。ガラスなんてメチャクチャ儲かるだろ?」
「ミスフィート軍の財源は、ガラスと漁業と味噌・塩・醤油によるところが大きいですね。最近は衣類も育ってきたかな?」
「尾張と伊勢は完璧だな。問題は新領地か・・・」
「そうなんですよね~。とにかく民衆に仕事を与えなきゃならないから、城主達は苦労してると思います」
港までの道路が開通すれば一気に景気が良くなるから、カーラやリタ&リナは道路工事に気合を入れまくってるハズだ。
何となく経済の話になったんだけど、伊賀にとっても関心の高い話なので、二人であれこれ話し合っている。
尾張と三河という経済大国を見ることで、刺激を受けること間違いなしだ。
まずは国が平和になってからだが、どんな成長を遂げるか楽しみだな!
何件かの店に入ったりしたけど、伊賀の二人が欲しいのは土産じゃなく伊賀のためになる物なので、俺と三河コンビが少し買い物したくらいで、ほとんどウィンドウショッピングって感じだった。
そして目的地であるシドの店まで来た。
「「いらっしゃいませ!」」
元気に挨拶した店員らの方に近寄っていく。
「シドはいるか?」
「ファッ!?軍師様だけじゃなく、ミスフィート様と清光様と虎徹様まで!?あ、すみません!シド様は外せない用事があって外出中です」
「そうか。挨拶したかっただけだから、いなくても問題ないぞ。馬車のタイヤを見せてもらえるか?」
「はい、タイヤでしたら此方です!」
タイヤの置いてあるゾーンに移動した。
「平蔵、お色気お姉さん。このタイヤ付きの車輪は絶対に買った方がいい。自分らで馬車の車輪を付け替えなければならないが、馬車の乗り心地が素晴らしく良くなる優れモノだ!」
「馬車の車輪か!」
「この黒いのに秘密があるのかしら?」
二人が馬車用のタイヤをぶにぶに触っている。
「そうそう!オレも買って馬車に付けてみたけど、これはマジでオススメだぞ!」
「結構高いが、あるだけ買い占めろ。ここでしか買えないと思っていい」
「我が軍の馬車は全てこの車輪にしようと思ってるくらいだ。買わないのなら私が買い占めるぞ!」
「なんと!皆がそこまで絶賛するからには間違いないな。買いましょう!」
「そうね。店員さん!馬車の車輪、あるだけ買うわ!」
全部で馬車12台分の車輪があったので高価な買い物にはなったけど、1000枚の白金貨を持っていたからビクともしなかった。
「「ありがとうございました!」」
実際に使ってみないとよく分からないだろうけど、尾張大名&三河大名が絶賛する物に間違いはないだろうと、伊賀の二人がホクホク顔でシドの店を出た。
「あれだけの車輪を簡単に持ち帰ることが出来る、このマジックバッグが本当に素晴らしいわね!」
「喜んでくれて何よりだ。よし、京の都は十分だろう。次は尾張に行こうか!」
「果物市場には行かなくてよいのか?」
「早朝から商人達の争奪戦が半端ないので、今から行っても買えません」
「あ~、もうスッカラカンなのか」
「三河の果物市場もそんな状態だな。あの果物は格が違いすぎる」
「おかげでメッチャ儲かるけどな」
「あの果物は確かに美味かった!まあ無いモノはしょうがあるまい」
というわけで、手を繋いでルーサイアの街に転移した。
街並みを見せたかったので、旧・領主の館前だ。
「ここが尾張の首都、ルーサイアだ!」
「「おおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
ゴミゴミしていた京の都と違って、そのスタイリッシュな街並みに、お色気お姉さんと平蔵が目を大きくさせた。
元が廃墟だったのが逆に功を奏し、エルフ達が容赦なく全ての建物を美しく建て直したから、この街に隙など無いのだ。
「なんて美しい街なのかしら!」
「これは驚いた・・・。大和や京の都でも凄いと思っていたのに、尾張の国は格が違うな」
「本当は尾張の国だけで俺達は満足だったんだ。でも聖帝の野郎が攻め込んで来やがったから、摂津や丹波の方まで領土が広がっちまって、また最初からやり直しみたいなもんだよ・・・」
「建物を全部壊すことが出来ればまだ楽だったのだがな。そうもいかぬから都会ほど手を付けにくいのだ」
「わかるぜ。広い領地なんて面倒臭いだけだ」
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そういやこの二人って、三河と遠江を手に入れてから大人しくしてるもんな。
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目を輝かせている二人に街を案内しながら、ガラス工場へ向かった。
今回は尾張軍師以外にも大名やら守護やらと大物ばかりで、従業員達が涙目になっていたが、お友達価格で伊賀にガラスを売りまくったので、最後には頬を引き攣らせていた。
納品予定のガラスが消え失せてしまったわけだから、苦情が殺到して大変な目にあうのが確実なのだ。
尾張大名と軍師が来て全部持ってったって説明するだろうから、俺達が恨まれることになるけど、ミスフィートさんがいてくれて助かったかも。
大名に持っていかれたのなら諦めるしかないからね!
ルーサイア港に行くかどうか迷ったんだけど、昨日魚を奪いまくったから、これ以上迷惑かけるわけにはいかないと自粛。
虎徹さんが、『だったら遠江の港で買い占めればいい』と言ってくれたので、漁師や商人に恨まれる権利は虎徹さんに移行した。
「よし、んじゃ次は三河の観光だな」
「楽しみね♪」
「もちろんレベッカさんの店にも行くんですよね?」
「むしろ最初に行くべきだろ!」
「お?アレに乗りながら観光するのだな!?」
「何か乗り物でもあるのか?」
「それは見てのお楽しみだ!」
伊賀の二人からするともうすでにお腹いっぱいって感じだろうけど、三河といったらあのうにょうにょ動く乗り物ですよ!
結構高いけど、あんなの買わずにはいられまい。
あとは味噌と醤油を大人買いして、服屋にも突撃って感じかな?
久々の三河なんで、俺もちょっとワクワクしてきたかもだ!
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