137 / 923
137 今回の目的は魔石収集
しおりを挟む
部屋に戻ったあと、ルシオに危険な魔物の説明を色々した。
人魚だけは、どれだけ強くなっても気を抜いたら簡単に殺されるからな。
「ルシオの目標はレベル上げだ。なので倒した魔物はそのまま放置で構わない。しかし魔石だけは必ず回収するよう頼むぞ。これだけは絶対だ」
「わかりました。持ち帰るのは魔石だけで良いのですね?」
「あ~、もう一つだけあったわ。最初に戦うスケルトンが持ってる剣は全て回収してくれ」
そうだよ、あの剣ほど良質な鉄は尾張じゃ手に入らない。
期限まで出来るだけ集めまくった方が良いだろうな。
「おっと、大事なことを言い忘れてた。敵を倒したらそこに死体が残るんだけど、ほっとくと数分で地面に吸い込まれて勝手に消えるんだわ。すなわち、スケルトンを倒したら消える前にとっとと剣を回収して欲しいんだ。もちろん魔石もな」
「えーと・・・、この部屋は大丈夫なのですか?」
「そうそう!この部屋だけは、物を置いといても消えたりしないんだ。だから手に入れた魔石や剣はその辺に山積みにしといてくれ」
「了解しました!」
マジックバッグから普通のバッグを一つ取り出す。
「魔石収集に使ってくれ。バッグが破れると困るから剣は入れないようにな。まあ剣集めはスケルトンを倒した時だけだし、スケルトンはすぐ近くにしか出現しないから面倒なことにはならん」
「これは助かります!」
「よし、んじゃ早速作戦開始だ。柄杓に聖水を汲んでスケルトンにぶっかけろ」
「はいっ!やってみます!」
最初だけ見届けよう。その後は二手に分かれて狩りまくりだ。
・・・・・
ルシオがスケルトンに聖水をぶっかける。
ジュワアアアァァァァァ!! カラン
白い靄とともにスケルトンは消え、剣だけが地面に落ちた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ」
「どうだ、楽勝だろ?」
「なんか・・・、滅茶苦茶レベルが上がったのですが!!」
「そんだけこのダンジョンの魔物のレベルが高いってこった」
「はぁ~、怖くて震えました・・・」
「まあ気持ちはわかる。おっと剣の回収を忘れんなよ?」
「そ、そうでした!」
ルシオが剣を拾い上げる。
「あれ?魔石が見当たりませんよ?」
「えーとな、聖水で倒すと魔石も消滅してしまうらしいんだ。なので聖水作戦をやってる間は魔石の回収は出来ない。だから最初は剣だけの回収でいいぞ」
「了解しました!」
部屋に戻って来た。
「大体10分ほどでさっきのスケルトンが湧くから、レベルが上がらなくなるまで聖水作戦を繰り返せ!その後は普通に刀で戦うんだ。刀の訓練は毎日しっかりやっているのだから、今の実力なら十分戦えるハズ」
「頑張ります!」
「じゃあ俺はそろそろ自分の狩りを開始するぞ。ルシオの目標はレベル上げだが、俺の目的は聖水の補充と魔石集めだ。あとは食材集めもだな」
俺は今回お気楽だよな~。雑魚敵を大量に狩るのも辛いっちゃ辛いけど。
「なるほど・・・。僕は食材を無視しても構わないのですよね?」
「無視してくれ。期間は一ヶ月しかないんだ。その間に出来るだけ強くならないと、もうこんなチャンスはそうそう無いからな?」
「はいっ!限界までやってみせます!」
「だが無茶だけは絶対するな!あのゴブリンみたいな強烈なのは狙わず、弱い敵を大量に狩る作戦で行け」
「了解です!」
1階は出会った魔物以外スルーだ。ガチャ部屋を通り抜け、まずは4階を目指す。
目的は水竜!
水竜はゴブリンと違って、倒してから次のが湧くまで一ヶ月ほどかかる。今すぐ倒せば帰るまでにもう一体倒せる可能性があるんで、これを逃すワケにはいくまい!
道中の魔物をサクサク倒し、魔石を収集しながらどんどん先へ進む。
あの頃の俺はまるでわかっちゃいなかったけど、今になると雑魚敵から簡単にゲット出来る魔石(小)に感動を覚える。こんな簡単にいくらでも手に入れることが出来るんだよな・・・。
とはいえガチャも相当回す必要があるから、何百個あっても足りないという。
魔石(中)も集めておきたいし、水竜を倒したらゴブリンツアーと洒落込もうかね。ゴブリンも一度倒すと3日くらい湧かないからな~。早く倒した方がその分お得なのだ。
4階の海産物コーナーを堪能しながら、ウハウハ状態で水竜の部屋に到着。
「おー、いたいた!流石はドラゴン、でけえな~!」
あの当時は当たり前のようにコイツを倒してたんだけど、久々だと緊張するわ。
『ギュアアアアアアアアアアアアア!!!!』
「久しぶりだな!んじゃ早速殺し合おうか」
ビームライフルがあれば楽勝だったのだろうけど、無いモノはしょうがない。
それに、デカい魔物で感を取り戻すのも悪くない!
・・・でも予想より遥かに簡単にドラゴンを倒してしまった。
「そういや、ドラゴンってそれほど強くないんだった。やっぱり危険なのは下層のゴブリンか」
ホントこのダンジョンって、見た目とのバランスがおかしいよな。
マジックバッグに水竜を収容した。
よーし、夕食は久々のドラゴンステーキだぜ!
だがその前にゴブリンツアーだ。
今日は朝早くからダンジョンに来たので、夜までまだまだ時間がある。ダンジョンだから朝も夜もないんだけどさ。
その後、ゴブリンを討伐しながら、魔物を狩って狩って狩りまくった。
3階の赤ゴブリンから先のゴブリン全部、もうアホみたいに強いのな。
戦争でも死を覚悟したことなんか一度も無かったのに、10階のゴブリンとかマジで死ぬかと思ったぞ!
人魚だけは、どれだけ強くなっても気を抜いたら簡単に殺されるからな。
「ルシオの目標はレベル上げだ。なので倒した魔物はそのまま放置で構わない。しかし魔石だけは必ず回収するよう頼むぞ。これだけは絶対だ」
「わかりました。持ち帰るのは魔石だけで良いのですね?」
「あ~、もう一つだけあったわ。最初に戦うスケルトンが持ってる剣は全て回収してくれ」
そうだよ、あの剣ほど良質な鉄は尾張じゃ手に入らない。
期限まで出来るだけ集めまくった方が良いだろうな。
「おっと、大事なことを言い忘れてた。敵を倒したらそこに死体が残るんだけど、ほっとくと数分で地面に吸い込まれて勝手に消えるんだわ。すなわち、スケルトンを倒したら消える前にとっとと剣を回収して欲しいんだ。もちろん魔石もな」
「えーと・・・、この部屋は大丈夫なのですか?」
「そうそう!この部屋だけは、物を置いといても消えたりしないんだ。だから手に入れた魔石や剣はその辺に山積みにしといてくれ」
「了解しました!」
マジックバッグから普通のバッグを一つ取り出す。
「魔石収集に使ってくれ。バッグが破れると困るから剣は入れないようにな。まあ剣集めはスケルトンを倒した時だけだし、スケルトンはすぐ近くにしか出現しないから面倒なことにはならん」
「これは助かります!」
「よし、んじゃ早速作戦開始だ。柄杓に聖水を汲んでスケルトンにぶっかけろ」
「はいっ!やってみます!」
最初だけ見届けよう。その後は二手に分かれて狩りまくりだ。
・・・・・
ルシオがスケルトンに聖水をぶっかける。
ジュワアアアァァァァァ!! カラン
白い靄とともにスケルトンは消え、剣だけが地面に落ちた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ」
「どうだ、楽勝だろ?」
「なんか・・・、滅茶苦茶レベルが上がったのですが!!」
「そんだけこのダンジョンの魔物のレベルが高いってこった」
「はぁ~、怖くて震えました・・・」
「まあ気持ちはわかる。おっと剣の回収を忘れんなよ?」
「そ、そうでした!」
ルシオが剣を拾い上げる。
「あれ?魔石が見当たりませんよ?」
「えーとな、聖水で倒すと魔石も消滅してしまうらしいんだ。なので聖水作戦をやってる間は魔石の回収は出来ない。だから最初は剣だけの回収でいいぞ」
「了解しました!」
部屋に戻って来た。
「大体10分ほどでさっきのスケルトンが湧くから、レベルが上がらなくなるまで聖水作戦を繰り返せ!その後は普通に刀で戦うんだ。刀の訓練は毎日しっかりやっているのだから、今の実力なら十分戦えるハズ」
「頑張ります!」
「じゃあ俺はそろそろ自分の狩りを開始するぞ。ルシオの目標はレベル上げだが、俺の目的は聖水の補充と魔石集めだ。あとは食材集めもだな」
俺は今回お気楽だよな~。雑魚敵を大量に狩るのも辛いっちゃ辛いけど。
「なるほど・・・。僕は食材を無視しても構わないのですよね?」
「無視してくれ。期間は一ヶ月しかないんだ。その間に出来るだけ強くならないと、もうこんなチャンスはそうそう無いからな?」
「はいっ!限界までやってみせます!」
「だが無茶だけは絶対するな!あのゴブリンみたいな強烈なのは狙わず、弱い敵を大量に狩る作戦で行け」
「了解です!」
1階は出会った魔物以外スルーだ。ガチャ部屋を通り抜け、まずは4階を目指す。
目的は水竜!
水竜はゴブリンと違って、倒してから次のが湧くまで一ヶ月ほどかかる。今すぐ倒せば帰るまでにもう一体倒せる可能性があるんで、これを逃すワケにはいくまい!
道中の魔物をサクサク倒し、魔石を収集しながらどんどん先へ進む。
あの頃の俺はまるでわかっちゃいなかったけど、今になると雑魚敵から簡単にゲット出来る魔石(小)に感動を覚える。こんな簡単にいくらでも手に入れることが出来るんだよな・・・。
とはいえガチャも相当回す必要があるから、何百個あっても足りないという。
魔石(中)も集めておきたいし、水竜を倒したらゴブリンツアーと洒落込もうかね。ゴブリンも一度倒すと3日くらい湧かないからな~。早く倒した方がその分お得なのだ。
4階の海産物コーナーを堪能しながら、ウハウハ状態で水竜の部屋に到着。
「おー、いたいた!流石はドラゴン、でけえな~!」
あの当時は当たり前のようにコイツを倒してたんだけど、久々だと緊張するわ。
『ギュアアアアアアアアアアアアア!!!!』
「久しぶりだな!んじゃ早速殺し合おうか」
ビームライフルがあれば楽勝だったのだろうけど、無いモノはしょうがない。
それに、デカい魔物で感を取り戻すのも悪くない!
・・・でも予想より遥かに簡単にドラゴンを倒してしまった。
「そういや、ドラゴンってそれほど強くないんだった。やっぱり危険なのは下層のゴブリンか」
ホントこのダンジョンって、見た目とのバランスがおかしいよな。
マジックバッグに水竜を収容した。
よーし、夕食は久々のドラゴンステーキだぜ!
だがその前にゴブリンツアーだ。
今日は朝早くからダンジョンに来たので、夜までまだまだ時間がある。ダンジョンだから朝も夜もないんだけどさ。
その後、ゴブリンを討伐しながら、魔物を狩って狩って狩りまくった。
3階の赤ゴブリンから先のゴブリン全部、もうアホみたいに強いのな。
戦争でも死を覚悟したことなんか一度も無かったのに、10階のゴブリンとかマジで死ぬかと思ったぞ!
25
あなたにおすすめの小説
「雑草係」と追放された俺、スキル『草むしり』でドラゴンも魔王も引っこ抜く~極めた園芸スキルは、世界樹すら苗木扱いする神の力でした~
eringi
ファンタジー
「たかが雑草を抜くだけのスキルなんて、勇者パーティには不要だ!」
王立アカデミーを首席で卒業したものの、発現したスキルが『草むしり』だった少年・ノエル。
彼は幼馴染の勇者に見下され、パーティから追放されてしまう。
失意のノエルは、人里離れた「魔の森」で静かに暮らすことを決意する。
しかし彼は知らなかった。彼のスキル『草むしり』は、対象を「不要な雑草」と認識すれば、たとえドラゴンであろうと古代兵器であろうと、根こそぎ引っこ抜いて消滅させる即死チートだったのだ。
「あれ? この森の雑草、ずいぶん頑丈だな(ドラゴンを引っこ抜きながら)」
ノエルが庭の手入れをするだけで、Sランク魔物が次々と「除草」され、やがて森は伝説の聖域へと生まれ変わっていく。
その実力に惹かれ、森の精霊(美女)や、亡国の女騎士、魔王の娘までもが彼の「庭」に集まり、いつしかハーレム状態に。
一方、ノエルを追放した勇者たちは、ダンジョンの茨や毒草の処理ができずに進行不能となり、さらにはノエルが密かに「除草」していた強力な魔物たちに囲まれ、絶望の淵に立たされていた。
「ノエル! 戻ってきてくれ!」
「いや、いま家庭菜園が忙しいんで」
これは、ただ庭いじりをしているだけの少年が、無自覚に世界最強に至る物語。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる