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ダンジョン編
66 決戦!3階ボス
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事前の打ち合わせ通り、会議をしながら転移に使ったMPの回復待ちをしてたので、時間はたぶんもう腹時計で昼過ぎくらいだ。
「ボスの姿が見えたらいきなし魔法が飛んでくるので、ここで赤結界を張って即特攻するぞ」
「魔法来たら、しゃがむんだよな?」
「その通りだ。その後は作戦通りに戦いを進行する!準備はいいな?」
「大丈夫だ、問題ない」
「・・・一瞬不安になったが気のせいだろう。よし!結界を頼む」
「お化け赤!アニキにもお化け赤!」
2人が仄かな赤い結界に包まれる。そして下に置いてあった武器を拾い上げた。
「特攻!!!」
部屋から一気に通路を駆け抜ける。・・・見えた!バフォメットだ。
『ヴェーーーーーーーッッッ!』
ヤギっぽい鳴き声、来た!魔法攻撃だ。
一旦動きを止めて少し屈み、魔法の直撃に備える。
バリバリバリッ!
うおっ!眩しッッ!・・・よし、結界が完璧に防いだ!
ダッシュで接近し、駆け抜けながらミスリルソードを一閃。・・・避けられた!
直後にアニキの追撃がバフォメットを襲うが、これも黒槍で弾かれる。
その隙に背後からミスリルソードで突きを放つが、逆に石突で突かれる。
ガシャッ!
「やべっ!」
結界が半壊した。
クッソ!槍とのリーチ差を忘れてた!
にしてもバフォメットやっぱ強い。2人相手なのに背後まで見えているかのようだ。
「大丈夫か!?」
アニキが魔剣でバフォメットと斬り合いながら言う。
「ダイジョブ、あと一撃耐えられる!攻撃力はゴブさんのが強い」
「よしッ!ならこのまま続ける!作戦変更はなし!」
槍ってのがやっかいだ。攻撃を当たるには槍の間合いの中に飛び込まなきゃならない。ゴブさんに槍を学ぶべきだったかもな。と言ってもゴブさんの武器はハルバートだったけど。
とにかく考えててもしゃーない。槍の弱点は逆に懐に入られた時だ!潜り込め!
コテツが攻撃に加わり、2対1になったバフォメットが劣勢になっていく。
「ハッ!」
浅いがダメージを与えた!そしてアニキが追撃の斬撃を入れるとバフォメットが飛んだ。
「なんだと!?羽があるのは知ってたが飾りかと思ってた!山羊って飛ぶのかよ!」
「どうする?チビ結界使うとお化け結界の回数減るけど」
「チビ結界はダメだ。コテツはお化け結界に専念。足場は俺が作る!」
そしてアニキが壁を出そうとした時それは起こった。
『glsdkえrんフォ@fkjズsh』
このイミフな言葉ってまさか!?
「召喚じゃねえのか!?これ」
「「ブモーーーーッ!!!」」
人型だけど牛頭で2Mを超える大きさのモンスターが10体出現した。
すかさず鑑定する。
名前 :ミノタウロス
「ミノタウロス!?ゲームでこんなのがいたぞ!」
「クソッ!多いな・・・」
2M超の巨体で、しかもみんな斧持ってる。正直ヤバイかもしれん・・・。
「でもやるしかねえ!!!」
一番近くにいたミノタウロスにミスリルソードを叩きこむ!
速さは無いようで簡単に攻撃が入った。流血はさせたが一撃じゃ倒せないか!
追撃をしようとしたが、後ろのミノが割って入って来て斧を振り回してきた。
「くっそ!」
「うおらアッッ!!」
アニキも近くのミノタウロスを魔剣で斬り裂く。かなりの深手を負わせたっぽいが、周りを完全に囲まれている。
いかん!アッチ見ている暇ねえ!
フットワークで斧を躱しながら、近くのミノを攻撃する。しかし倒しきる前に、次のミノタウロスが出て来る。まいったぞこれ・・・。ブモブモうるせえし!
バリーン!
「ぐおッッッ!」
まずい!アニキの結界が壊れた!
「アニキ!剣から手を放して!」
すかさずアニキが剣を手放す。
「アニキにお化け銀!」
そしてこっちもだ!
「お化け赤解除!お化け銀!」
よし!なんとか張り直し完了!!!
ミノタウロスから距離をとる。そしてマジックポーションを飲もうと思って気付く。
結界が邪魔で取り出せないし飲めないやん!くっそ、次の銀張り直しタイミングで飲むか。
「助かった!コテツ!」
バリバリバリバリッ!!!
「うおっ!ビックリした!!」
アニキの声が聞こえたと同時に雷が落ちてきた。バフォの野郎、ミノと離れたから魔法撃って来やがった。銀結界の前には無力だけどな!
まあいい、バフォは無視。邪魔なミノ軍団から削ってやる!
アニキ一人でミノの大群は厳しいから急いで現場に復帰する。
目の前のミノタウロスを薙ぎ払い、返しで剣を一閃、最後に突きの3連撃を叩き込み、ミノを1体撃破!
リザード流剣術免許皆伝なめんなよ!?
アニキは3体撃破した模様。・・・なんてこったーい!全然負けてるじゃん!
さっき斬ったミノが斧を振り回して来たので、冷静に攻撃を避けながら斬り刻む。
あと何体だ?こんな所で時間かけてられんのに!
「コテツ!加速だ!!!」
そう思っていた所にアニキから指示が来た。一気に片を付けるとするか!
「よっしゃ行くぞ、加速!アニキにも加速!」
二人の結界が光り出す。
ミノタウロスが斧を振り下ろしてくるが、もうそんな攻撃掠りもしねえよ!
瞬く間に滅多切りにし、次のミノも斬り刻みサクッと倒す。アニキが2体同時に相手していたので、1体を頂戴しミノを全て倒しきった。最後は奪う形になったけどこれで倒した数は5体ずつだ!
「よしッ!ミノタウロスの討伐完了!バフォメットを引き摺り下ろすぞ!」
「飛んでるけど、どうする?」
「俺が土壁で素早く道を作るから、コテツが奴の羽をぶった斬って地上に落としてくれ。この銀結界と共に加速が切れるからそれまでに成し遂げる!」
「合点承知!」
「んじゃ行くぞ!土壁!!!」
「ボスの姿が見えたらいきなし魔法が飛んでくるので、ここで赤結界を張って即特攻するぞ」
「魔法来たら、しゃがむんだよな?」
「その通りだ。その後は作戦通りに戦いを進行する!準備はいいな?」
「大丈夫だ、問題ない」
「・・・一瞬不安になったが気のせいだろう。よし!結界を頼む」
「お化け赤!アニキにもお化け赤!」
2人が仄かな赤い結界に包まれる。そして下に置いてあった武器を拾い上げた。
「特攻!!!」
部屋から一気に通路を駆け抜ける。・・・見えた!バフォメットだ。
『ヴェーーーーーーーッッッ!』
ヤギっぽい鳴き声、来た!魔法攻撃だ。
一旦動きを止めて少し屈み、魔法の直撃に備える。
バリバリバリッ!
うおっ!眩しッッ!・・・よし、結界が完璧に防いだ!
ダッシュで接近し、駆け抜けながらミスリルソードを一閃。・・・避けられた!
直後にアニキの追撃がバフォメットを襲うが、これも黒槍で弾かれる。
その隙に背後からミスリルソードで突きを放つが、逆に石突で突かれる。
ガシャッ!
「やべっ!」
結界が半壊した。
クッソ!槍とのリーチ差を忘れてた!
にしてもバフォメットやっぱ強い。2人相手なのに背後まで見えているかのようだ。
「大丈夫か!?」
アニキが魔剣でバフォメットと斬り合いながら言う。
「ダイジョブ、あと一撃耐えられる!攻撃力はゴブさんのが強い」
「よしッ!ならこのまま続ける!作戦変更はなし!」
槍ってのがやっかいだ。攻撃を当たるには槍の間合いの中に飛び込まなきゃならない。ゴブさんに槍を学ぶべきだったかもな。と言ってもゴブさんの武器はハルバートだったけど。
とにかく考えててもしゃーない。槍の弱点は逆に懐に入られた時だ!潜り込め!
コテツが攻撃に加わり、2対1になったバフォメットが劣勢になっていく。
「ハッ!」
浅いがダメージを与えた!そしてアニキが追撃の斬撃を入れるとバフォメットが飛んだ。
「なんだと!?羽があるのは知ってたが飾りかと思ってた!山羊って飛ぶのかよ!」
「どうする?チビ結界使うとお化け結界の回数減るけど」
「チビ結界はダメだ。コテツはお化け結界に専念。足場は俺が作る!」
そしてアニキが壁を出そうとした時それは起こった。
『glsdkえrんフォ@fkjズsh』
このイミフな言葉ってまさか!?
「召喚じゃねえのか!?これ」
「「ブモーーーーッ!!!」」
人型だけど牛頭で2Mを超える大きさのモンスターが10体出現した。
すかさず鑑定する。
名前 :ミノタウロス
「ミノタウロス!?ゲームでこんなのがいたぞ!」
「クソッ!多いな・・・」
2M超の巨体で、しかもみんな斧持ってる。正直ヤバイかもしれん・・・。
「でもやるしかねえ!!!」
一番近くにいたミノタウロスにミスリルソードを叩きこむ!
速さは無いようで簡単に攻撃が入った。流血はさせたが一撃じゃ倒せないか!
追撃をしようとしたが、後ろのミノが割って入って来て斧を振り回してきた。
「くっそ!」
「うおらアッッ!!」
アニキも近くのミノタウロスを魔剣で斬り裂く。かなりの深手を負わせたっぽいが、周りを完全に囲まれている。
いかん!アッチ見ている暇ねえ!
フットワークで斧を躱しながら、近くのミノを攻撃する。しかし倒しきる前に、次のミノタウロスが出て来る。まいったぞこれ・・・。ブモブモうるせえし!
バリーン!
「ぐおッッッ!」
まずい!アニキの結界が壊れた!
「アニキ!剣から手を放して!」
すかさずアニキが剣を手放す。
「アニキにお化け銀!」
そしてこっちもだ!
「お化け赤解除!お化け銀!」
よし!なんとか張り直し完了!!!
ミノタウロスから距離をとる。そしてマジックポーションを飲もうと思って気付く。
結界が邪魔で取り出せないし飲めないやん!くっそ、次の銀張り直しタイミングで飲むか。
「助かった!コテツ!」
バリバリバリバリッ!!!
「うおっ!ビックリした!!」
アニキの声が聞こえたと同時に雷が落ちてきた。バフォの野郎、ミノと離れたから魔法撃って来やがった。銀結界の前には無力だけどな!
まあいい、バフォは無視。邪魔なミノ軍団から削ってやる!
アニキ一人でミノの大群は厳しいから急いで現場に復帰する。
目の前のミノタウロスを薙ぎ払い、返しで剣を一閃、最後に突きの3連撃を叩き込み、ミノを1体撃破!
リザード流剣術免許皆伝なめんなよ!?
アニキは3体撃破した模様。・・・なんてこったーい!全然負けてるじゃん!
さっき斬ったミノが斧を振り回して来たので、冷静に攻撃を避けながら斬り刻む。
あと何体だ?こんな所で時間かけてられんのに!
「コテツ!加速だ!!!」
そう思っていた所にアニキから指示が来た。一気に片を付けるとするか!
「よっしゃ行くぞ、加速!アニキにも加速!」
二人の結界が光り出す。
ミノタウロスが斧を振り下ろしてくるが、もうそんな攻撃掠りもしねえよ!
瞬く間に滅多切りにし、次のミノも斬り刻みサクッと倒す。アニキが2体同時に相手していたので、1体を頂戴しミノを全て倒しきった。最後は奪う形になったけどこれで倒した数は5体ずつだ!
「よしッ!ミノタウロスの討伐完了!バフォメットを引き摺り下ろすぞ!」
「飛んでるけど、どうする?」
「俺が土壁で素早く道を作るから、コテツが奴の羽をぶった斬って地上に落としてくれ。この銀結界と共に加速が切れるからそれまでに成し遂げる!」
「合点承知!」
「んじゃ行くぞ!土壁!!!」
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