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アリア編
106 ジャングル
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生い茂った森の中をとにかく真っすぐ進んで行く。
ある程度進んだら塔を建てて進路確認だ。
ガサッ
「何かいるぞ!」
「グオオオオオオオオオオオ!」
「おお!クマじゃん!」
「ダンジョンのより小さいな」
コテツたちにとってクマなど小動物と出くわしたくらいの感覚でしか無いのだ。
「野生のクマなんだろか?」
「魔物との違いがわからんぞ」
クマが爪で攻撃して来たのでサッと避ける。
だがしつこく攻撃して来たので槍でサクッと倒した。
「なんか弱かったぞ」
「俺ら死神倒して来たわけだからな。こっちが強すぎるんじゃねえか?」
「たしかに今さらクマ程度に負ける気はせんけどさ」
とりあえずいつものように魔石を取り出す。
「ちっさ!」
「何だこりゃ?魔石(小)より小さい魔石なんてあったのか」
「だから弱かったんだな。ジャングル記念にクマは一応持ってくか」
クマをアイテムボックスに収納した。
さらに進み続けると出会うモンスターがどんどん増えて行った。
「あーもうイチイチめんどいな」
「虫も増えて来た。俺はこっちのがめんどいわ」
「青結界!アニキにも青結界!」
「結界は有難いが剣持ったままだぞ」
「結界のままでも十分斬れると思って」
「まあそれもそうか」
尚も進み続けると、そこそこ開けた場所に出た。
「お?なんか強そうなキモいのがいるぞ!」
「顔がモロおっさんじゃねえか!体は動物だが」
名前 :マンティコア
「んーこれは聞いたことある名前な気がする」
「ほお。んじゃ強いのかもな」
「ウヴォオオオオオオオオオ!」
近寄ると尻尾をこっちに向けてきた。
「ほう、オレとやる気かね?」
「よく見ると体はライオンか?ネコ科の動物って感じだ」
すると尻尾から凄い数の毛針が飛んできた。
「うわっ!」
「うお!」
毛針は青結界に当たって全部弾かれた。
「結界張っててよかったー!」
「案外危険生物だな。どれ、俺が倒そう」
アニキが近寄るとマンティコアが素早い動きで襲い掛かる。
とはいえアニキに当たるハズも無くマンティコアは一刀両断された。
「動きは悪くなかったぞ。相手が悪かっただけだ」
「ここらで一番強かったな。危うく針まみれにされてたぞ」
「雑魚とばっかやってたから俺らも気が抜けてたな。ちょい気合入れ直すか」
魔石を取り出すとマンティコアのは(小)の大きさだった。
「やっと魔石(小)ゲットだぜ!」
「(中)クラスの魔物ってここにはいないかもしれんな」
「(中)と言ってもピンキリだぞ!ゴブさんの強さなんか(大)でもおかしくないし」
「魔石の大きさと強さってのは比例しないのかもな」
マンティコアをアイテムボックスに収納した。
「今日はかなり進んだし少し暗くなったからここまでにしよう」
「そうだな。まあまあ疲れたぞ」
「んじゃココに砦作るわ」
そう言ってアニキが標準サイズの砦を建てた。
中に入り、壁に『マンティコア』と彫って、マンティコア風のオブジェを設置。
「わははは!たしかにわかりやすいぞ」
「せめてもの弔いだ」
たぶんテキトーに言っただけだな。
そしてダンジョンの部屋に戻り、その日はカニを食ってすぐ寝たのだった。
************************************************************
「アニキ!向こうにデカいのがいる!たぶんドラゴン」
塔の上から偵察中に発見してアニキにすぐ伝えた。
「そりゃもう行くしかあるまい!」
「アッチの方向だ!」
そばに近寄るとやはりそこにはドラゴンがいた。
名前 :ウィンドドラゴン(下位竜)
「ウィンドドラゴンキターーーーー!」
「ファイヤーじゃなくて良かったな。山火事になる所だ」
「ギョアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ウィンドドラゴンがオレらに気付き咆哮を上げた。
「赤結界!アニキにも赤結界!」
今回はちゃんと剣を手放してから結界を張った。
「緑結界でも十分だった気もするが、怪我してもアホくさいしな」
「雪原ツアーでオレらの腕、絶対鈍ってるから真面目にやろう」
「だな」
いきなりのブレスを屈んでやり過ごし、ドラゴンに特攻した。
・・・・・
「ダメだな。暴れてスッキリはしたが、今更下位竜と戦った所でいい刺激にはならん」
「まあねー。でも死神ともう一度戦いたくはないぞ」
「そいつは俺も勘弁だ。まあ戦いの日々とは当分オサラバしてえな」
雪原ツアーやってた時以外毎日のように戦ってたもんな。
ちなみにジャングルのモンスターくらいじゃ戦ってるウチには入らん。
「お?ドラゴンだけあって(中)の魔石だ」
「レジェンド引くのは当分無理だな」
「ん?・・・あああああああああああああ!」
「どうした?」
「最後のレジェンドガチャ、まだやってなかった!!!」
「あーー!!そういや脱出してすぐ雪原ツアーに入ったもんな」
「なんで長い間ずっと忘れてたんだ!?」
「まあ雪原ツアーが忙しかったからとしか言えんな・・・」
思い出したらもうレジェンド引きたくて堪らなくなって来たぞ!
ある程度進んだら塔を建てて進路確認だ。
ガサッ
「何かいるぞ!」
「グオオオオオオオオオオオ!」
「おお!クマじゃん!」
「ダンジョンのより小さいな」
コテツたちにとってクマなど小動物と出くわしたくらいの感覚でしか無いのだ。
「野生のクマなんだろか?」
「魔物との違いがわからんぞ」
クマが爪で攻撃して来たのでサッと避ける。
だがしつこく攻撃して来たので槍でサクッと倒した。
「なんか弱かったぞ」
「俺ら死神倒して来たわけだからな。こっちが強すぎるんじゃねえか?」
「たしかに今さらクマ程度に負ける気はせんけどさ」
とりあえずいつものように魔石を取り出す。
「ちっさ!」
「何だこりゃ?魔石(小)より小さい魔石なんてあったのか」
「だから弱かったんだな。ジャングル記念にクマは一応持ってくか」
クマをアイテムボックスに収納した。
さらに進み続けると出会うモンスターがどんどん増えて行った。
「あーもうイチイチめんどいな」
「虫も増えて来た。俺はこっちのがめんどいわ」
「青結界!アニキにも青結界!」
「結界は有難いが剣持ったままだぞ」
「結界のままでも十分斬れると思って」
「まあそれもそうか」
尚も進み続けると、そこそこ開けた場所に出た。
「お?なんか強そうなキモいのがいるぞ!」
「顔がモロおっさんじゃねえか!体は動物だが」
名前 :マンティコア
「んーこれは聞いたことある名前な気がする」
「ほお。んじゃ強いのかもな」
「ウヴォオオオオオオオオオ!」
近寄ると尻尾をこっちに向けてきた。
「ほう、オレとやる気かね?」
「よく見ると体はライオンか?ネコ科の動物って感じだ」
すると尻尾から凄い数の毛針が飛んできた。
「うわっ!」
「うお!」
毛針は青結界に当たって全部弾かれた。
「結界張っててよかったー!」
「案外危険生物だな。どれ、俺が倒そう」
アニキが近寄るとマンティコアが素早い動きで襲い掛かる。
とはいえアニキに当たるハズも無くマンティコアは一刀両断された。
「動きは悪くなかったぞ。相手が悪かっただけだ」
「ここらで一番強かったな。危うく針まみれにされてたぞ」
「雑魚とばっかやってたから俺らも気が抜けてたな。ちょい気合入れ直すか」
魔石を取り出すとマンティコアのは(小)の大きさだった。
「やっと魔石(小)ゲットだぜ!」
「(中)クラスの魔物ってここにはいないかもしれんな」
「(中)と言ってもピンキリだぞ!ゴブさんの強さなんか(大)でもおかしくないし」
「魔石の大きさと強さってのは比例しないのかもな」
マンティコアをアイテムボックスに収納した。
「今日はかなり進んだし少し暗くなったからここまでにしよう」
「そうだな。まあまあ疲れたぞ」
「んじゃココに砦作るわ」
そう言ってアニキが標準サイズの砦を建てた。
中に入り、壁に『マンティコア』と彫って、マンティコア風のオブジェを設置。
「わははは!たしかにわかりやすいぞ」
「せめてもの弔いだ」
たぶんテキトーに言っただけだな。
そしてダンジョンの部屋に戻り、その日はカニを食ってすぐ寝たのだった。
************************************************************
「アニキ!向こうにデカいのがいる!たぶんドラゴン」
塔の上から偵察中に発見してアニキにすぐ伝えた。
「そりゃもう行くしかあるまい!」
「アッチの方向だ!」
そばに近寄るとやはりそこにはドラゴンがいた。
名前 :ウィンドドラゴン(下位竜)
「ウィンドドラゴンキターーーーー!」
「ファイヤーじゃなくて良かったな。山火事になる所だ」
「ギョアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ウィンドドラゴンがオレらに気付き咆哮を上げた。
「赤結界!アニキにも赤結界!」
今回はちゃんと剣を手放してから結界を張った。
「緑結界でも十分だった気もするが、怪我してもアホくさいしな」
「雪原ツアーでオレらの腕、絶対鈍ってるから真面目にやろう」
「だな」
いきなりのブレスを屈んでやり過ごし、ドラゴンに特攻した。
・・・・・
「ダメだな。暴れてスッキリはしたが、今更下位竜と戦った所でいい刺激にはならん」
「まあねー。でも死神ともう一度戦いたくはないぞ」
「そいつは俺も勘弁だ。まあ戦いの日々とは当分オサラバしてえな」
雪原ツアーやってた時以外毎日のように戦ってたもんな。
ちなみにジャングルのモンスターくらいじゃ戦ってるウチには入らん。
「お?ドラゴンだけあって(中)の魔石だ」
「レジェンド引くのは当分無理だな」
「ん?・・・あああああああああああああ!」
「どうした?」
「最後のレジェンドガチャ、まだやってなかった!!!」
「あーー!!そういや脱出してすぐ雪原ツアーに入ったもんな」
「なんで長い間ずっと忘れてたんだ!?」
「まあ雪原ツアーが忙しかったからとしか言えんな・・・」
思い出したらもうレジェンド引きたくて堪らなくなって来たぞ!
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