13 / 35
13 お前を犯す【リュート目線】
しおりを挟む
俺は決意を秘めて皇子の部屋のドアをノックする。ガイセルの右腕である俺だから、アリもあっさり通してくれる。
「皇子」
「リュート将軍、どうぞ」
皇子は手ずから茶を淹れる。うまい。けれどそれにほだされている場合ではない。
「ここでの生活には慣れましたか?」
「ええ、みなさんとても良くしてくださるので」
最初はガイセルが全員に「皇子に何かあったら殺す」と睨みをきかせているからだった。けれど皇子の評価が高まってきている。アウィーナとボシュカはウィリアスの一件から皇子を評価していて、特殊馬具のせいで傷痍軍人からの人気も高まってしまった。
「マクシスに会いたい」という国民が増え、ガイセルは「ヴァルグランドの恩人」としてマクシスを公務に連れて行くことも増えた。そしてガイセルはいつもいつもマクシスを優しい目で見ている。
胸糞が悪い。
このままじゃいつかガイセルは皇子に気持ちを打ち明けてしまうかもしれない。もし皇子がその気持ちを受け入れたら、俺が付け入る隙は完全になくなる。そんなの耐えられない。ガイセルに挿れられるのは俺だけだ。
だから、皇子に自分の立場を自覚させてやる。俺は皇子のカップに薬を入れた。皇子は何も疑わずにカップに口をつける。しばらくすれば効いてくるはずだ。
「…?」
そうだ。わかるだろう、脈拍が上がり、皮膚の感覚が敏感になるのが。
「リュート将軍、申し訳ありません。何だか…体調が悪くて…」
「大丈夫ですか、皇子。ベッドでお休みください」
俺は皇子を横抱きにした。ベッドに寝かせるときにわざと首筋に触れると、「あっ…」と艶っぽい声がした。俺はニヤリとした笑いをこらえきれない。
「皇子?興奮しているのですか?」
「違…っ」
「本当に?」
違うはずがない。苦労して今この国にある一番強力な媚薬を手に入れたのだから。
皇子の首筋に口を近づけて、下でぺろりと舐めると、また「んんっ…」という声がする。服の上からペニスに手を伸ばす。硬くなりたいと、どくどくと脈打っているのがわかる。
「嘘はいけません」
「あ、違…本当に何だかおかしくてっ…」
「俺が鎮めてあげますから、ズボンを脱いでください」
「あ、嫌…っ」
媚薬に浮かされているはずなのに、皇子は抵抗する。
「大人しくしろよ。皇太子相手に散々腰を振ってきた性玩具の分際で…!お前が性欲処理の穴に過ぎないってことを…男に掘られる存在だってわからせてやるからよ」
そうだ。お前はガイセルに挿れられない。
「お願いです、将軍、やめてくださいっ」
皇子の手をベルトで縛り、ズボンを脱がせて皇子のペニスを擦りながら、アナルに自分のものをあてがう。ほぐしもせず、狭い中を無理やりにめりめりと音を立てながら、進んでいく。
「ああっ…リュート将軍…痛っ、嫌だっ…」
「黙れ。穴なら穴らしく、黙って自分の役目を全うしろよ」
そのとき、「何してる!」とドアが開いた。
「皇子」
「リュート将軍、どうぞ」
皇子は手ずから茶を淹れる。うまい。けれどそれにほだされている場合ではない。
「ここでの生活には慣れましたか?」
「ええ、みなさんとても良くしてくださるので」
最初はガイセルが全員に「皇子に何かあったら殺す」と睨みをきかせているからだった。けれど皇子の評価が高まってきている。アウィーナとボシュカはウィリアスの一件から皇子を評価していて、特殊馬具のせいで傷痍軍人からの人気も高まってしまった。
「マクシスに会いたい」という国民が増え、ガイセルは「ヴァルグランドの恩人」としてマクシスを公務に連れて行くことも増えた。そしてガイセルはいつもいつもマクシスを優しい目で見ている。
胸糞が悪い。
このままじゃいつかガイセルは皇子に気持ちを打ち明けてしまうかもしれない。もし皇子がその気持ちを受け入れたら、俺が付け入る隙は完全になくなる。そんなの耐えられない。ガイセルに挿れられるのは俺だけだ。
だから、皇子に自分の立場を自覚させてやる。俺は皇子のカップに薬を入れた。皇子は何も疑わずにカップに口をつける。しばらくすれば効いてくるはずだ。
「…?」
そうだ。わかるだろう、脈拍が上がり、皮膚の感覚が敏感になるのが。
「リュート将軍、申し訳ありません。何だか…体調が悪くて…」
「大丈夫ですか、皇子。ベッドでお休みください」
俺は皇子を横抱きにした。ベッドに寝かせるときにわざと首筋に触れると、「あっ…」と艶っぽい声がした。俺はニヤリとした笑いをこらえきれない。
「皇子?興奮しているのですか?」
「違…っ」
「本当に?」
違うはずがない。苦労して今この国にある一番強力な媚薬を手に入れたのだから。
皇子の首筋に口を近づけて、下でぺろりと舐めると、また「んんっ…」という声がする。服の上からペニスに手を伸ばす。硬くなりたいと、どくどくと脈打っているのがわかる。
「嘘はいけません」
「あ、違…本当に何だかおかしくてっ…」
「俺が鎮めてあげますから、ズボンを脱いでください」
「あ、嫌…っ」
媚薬に浮かされているはずなのに、皇子は抵抗する。
「大人しくしろよ。皇太子相手に散々腰を振ってきた性玩具の分際で…!お前が性欲処理の穴に過ぎないってことを…男に掘られる存在だってわからせてやるからよ」
そうだ。お前はガイセルに挿れられない。
「お願いです、将軍、やめてくださいっ」
皇子の手をベルトで縛り、ズボンを脱がせて皇子のペニスを擦りながら、アナルに自分のものをあてがう。ほぐしもせず、狭い中を無理やりにめりめりと音を立てながら、進んでいく。
「ああっ…リュート将軍…痛っ、嫌だっ…」
「黙れ。穴なら穴らしく、黙って自分の役目を全うしろよ」
そのとき、「何してる!」とドアが開いた。
11
あなたにおすすめの小説
転移先で辺境伯の跡継ぎとなる予定の第四王子様に愛される
Hazuki
BL
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。
中1の雨の日熱を出した。
義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。
それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。
晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。
連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。
目覚めたら豪華な部屋!?
異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。
⚠️最初から義父に犯されます。
嫌な方はお戻りくださいませ。
久しぶりに書きました。
続きはぼちぼち書いていきます。
不定期更新で、すみません。
既読無視の年下幼馴染みの部屋に行ったら、アイドルグッズだらけだった。しかも推しは俺
スノウマン(ユッキー)
BL
国民的アイドルの朝比奈 春人(あさひな はると)はいつもラインを既読無視する年下の幼馴染、三上 直(みかみ なお)の部屋をとある理由で訪れる。すると部屋の中はアイドルのグッズだらけだった、しかも全部春人の。
『幼馴染の弟ポジジョン×国民的アイドルのお兄さん』になる前のドタバタコメディです。
ビジネス婚は甘い、甘い、甘い!
ユーリ
BL
幼馴染のモデル兼俳優にビジネス婚を申し込まれた湊は承諾するけれど、結婚生活は思ったより甘くて…しかもなぜか同僚にも迫られて!?
「お前はいい加減俺に興味を持て」イケメン芸能人×ただの一般人「だって興味ないもん」ーー自分の旦那に全く興味のない湊に嫁としての自覚は芽生えるか??
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる