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16 ひとりじゃなかった【マクシス目線】
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ガイセル王が可愛すぎる。達したあとに少し休んでいただきたい気持ちはあれど、自分がもう我慢できない。媚薬のせいだけではない。
「陛下、お許しを」
陛下を四つん這いにさせて後ろから激しく突く。
「マクシス、激しいっ…奥…っ!」
片手で身体を支えて、陛下の乳首をまさぐると、また声が高くなった。
「あっまた乳首っ…」
「陛下、自分のペニスをどうやって擦るのか私に見せてください。いつも私のことを考えながら、どうやって擦っているのか」
「こうやって…こうして…んっ…ああ、本物挿れてもらいながら擦るのは…」
可愛い。可愛すぎる。僕に突かれて、傷だらけの逞しい身体を震わせ、目をつぶってペニスを握って快楽をむさぼっている姿。ドクンと僕のペニスが跳ねるように大きくなり、ペニスから脳に快感が伝わる。
「マクシス…中で大きく…」
「はい。もうイキますっ…」
最後にペニスを抜いて、彼の焦げた肌に精を吐き出す。僕からの祝福だ。赤い目をとろんとさせて僕を見つめて「これがセックスなのか」と呟く陛下が、たまらなく愛おしかった。
ーーー
枕を並べながら、僕は聞く。
「十年間、僕のことを想ってくださっていたということでしたけれど…きっかけがわからないのですが」
「これだ」
陛下の声は低く戻っているけれど、そこに宿る感情は甘くて優しい。彼が指し示したのは、胸のロケット。そう言えば迎えに来てくれたときから、ずっとつけている。
(古そうなロケットだけど、見覚えなんて…)
「マクシスは痣だらけになってこれを取り返してくれたけど、俺は何もお返しができなかった」
記憶にコツンと何かが当たる。薄汚い倉庫のような部屋で、穴だらけのシーツにくるまって泣いていた、自分よりずっと小さくて弱そうな黒髪の男の子。
「ルキウスにロケットを取り上げられて、ベッドで泣いてた…」
「それが俺だよ」
陛下は僕の手に、そっと自分の手を重ねた。
「ずっと言いたかった。あのときは、ありがとう。俺はマクシスに救われて、今ここで生きてる」
「それは大袈裟では…」
「大袈裟なんかじゃない。あの日マクシスが見せてくれた強さは、俺にとってすごく大きなものだった。生き抜く強さと、大切な人のために戦う強さをくれた」
陛下が僕の頬に手を当てる。
「マクシスのおかげで…マクシスのために…俺は変わった」
そうか。陛下は僕が虐待されていることを知っていて、全軍を率いて助けに来てくれた。仲間の犠牲はおろか、自分が命を落とす危険も顧みずに。
「陛下…」
「愛してるんだ、十年前からずっと、苦しいほど強く。重すぎて、言えなくて…引いたか?」
引くわけない。僕は首を振る。
「嬉しいです。あのころの自分が、ひとりじゃなかったとわかって」
陛下の目が潤む。愛おしい。僕はそっと陛下にキスをした。
これは媚薬のせいじゃない。自信をもって言える。
「愛してます」
「陛下、お許しを」
陛下を四つん這いにさせて後ろから激しく突く。
「マクシス、激しいっ…奥…っ!」
片手で身体を支えて、陛下の乳首をまさぐると、また声が高くなった。
「あっまた乳首っ…」
「陛下、自分のペニスをどうやって擦るのか私に見せてください。いつも私のことを考えながら、どうやって擦っているのか」
「こうやって…こうして…んっ…ああ、本物挿れてもらいながら擦るのは…」
可愛い。可愛すぎる。僕に突かれて、傷だらけの逞しい身体を震わせ、目をつぶってペニスを握って快楽をむさぼっている姿。ドクンと僕のペニスが跳ねるように大きくなり、ペニスから脳に快感が伝わる。
「マクシス…中で大きく…」
「はい。もうイキますっ…」
最後にペニスを抜いて、彼の焦げた肌に精を吐き出す。僕からの祝福だ。赤い目をとろんとさせて僕を見つめて「これがセックスなのか」と呟く陛下が、たまらなく愛おしかった。
ーーー
枕を並べながら、僕は聞く。
「十年間、僕のことを想ってくださっていたということでしたけれど…きっかけがわからないのですが」
「これだ」
陛下の声は低く戻っているけれど、そこに宿る感情は甘くて優しい。彼が指し示したのは、胸のロケット。そう言えば迎えに来てくれたときから、ずっとつけている。
(古そうなロケットだけど、見覚えなんて…)
「マクシスは痣だらけになってこれを取り返してくれたけど、俺は何もお返しができなかった」
記憶にコツンと何かが当たる。薄汚い倉庫のような部屋で、穴だらけのシーツにくるまって泣いていた、自分よりずっと小さくて弱そうな黒髪の男の子。
「ルキウスにロケットを取り上げられて、ベッドで泣いてた…」
「それが俺だよ」
陛下は僕の手に、そっと自分の手を重ねた。
「ずっと言いたかった。あのときは、ありがとう。俺はマクシスに救われて、今ここで生きてる」
「それは大袈裟では…」
「大袈裟なんかじゃない。あの日マクシスが見せてくれた強さは、俺にとってすごく大きなものだった。生き抜く強さと、大切な人のために戦う強さをくれた」
陛下が僕の頬に手を当てる。
「マクシスのおかげで…マクシスのために…俺は変わった」
そうか。陛下は僕が虐待されていることを知っていて、全軍を率いて助けに来てくれた。仲間の犠牲はおろか、自分が命を落とす危険も顧みずに。
「陛下…」
「愛してるんだ、十年前からずっと、苦しいほど強く。重すぎて、言えなくて…引いたか?」
引くわけない。僕は首を振る。
「嬉しいです。あのころの自分が、ひとりじゃなかったとわかって」
陛下の目が潤む。愛おしい。僕はそっと陛下にキスをした。
これは媚薬のせいじゃない。自信をもって言える。
「愛してます」
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