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20 もっと見たい【マクシス目線】
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僕は初めて自分から陛下の部屋を訪ねた。僕たちの関係はもう城内で知らない人はいなくなっていて、護衛もあっさりとドアを開けてくれる。ただ彼も、陛下が僕を抱いているのではなく、僕が陛下を抱いているのだとは知らないだろう。
「陛下」
「どうした」
「昼間のお礼を申し上げたくて」
「礼なら昼間に言われたが」
「改めて。そして、その…」
本当はお礼を言いに来たのではない。でも迷惑で自分勝手だと思われたらどうしよう。
「眼鏡をかけて、陛下の御顔をじっくり拝見したくて」
陛下は恥ずかしそうに顔を背けて、腕を唇にあてて顔を隠す。そんな横顔もかっこいい。不安が消えていく。
「…酔ってるのか?」
「いいえ」
「なら、余計に困るな」
どこか照れと、そして期待が滲む声。僕は陛下の顎に手をやって、こちらを向かせる。
見たい。全部。鮮やかに。
陛下のシャツのボタンを外そうとするけど、手間取る。陛下みたいにかっこよく進めたいのに、できない。陛下が片手でパチパチとボタンを外してくれた。情けなくなって陛下の顔を見たら、彼は真っ赤になっていた。
可愛い。自分の情けなさが彼の可愛さで上書きされていく。
彫刻みたいに鍛え上げられた身体に刻まれた傷のひとつひとつを指でなぞるたび、彼でぶるっと身体を震わせる。僕を助けるために戦ってついた傷。彼から僕への想いの証。
「…っ、マクシス…触られるだけでっ…」
彼のペニスがズボンの下で窮屈そうにしている。ズボンだけ脱がせたら、下着から亀頭だけが顔を出していて、僕はそのプルプルした先端を指でいじる。
「ああっ、ん、あ…」
快楽を期待する赤い目。だらしなく開く、形のいい唇。震える筋肉と脈打つペニス。見たい。もっと。
「マクシス…も、シたいっ」
「陛下、もう少し見せてください」
「頼む、マクシス、我慢できない…アナルこんなになって…」
陛下が四つん這いになって僕にアナルを晒し、挿れてくれと懇願する。カエルンブリアを恐怖の渦に陥れた黒狼が、雌狼のように僕に犯されるのを待っている。
「ああ…ごめんなさい、陛下。まだだめです。もっと見たい」
僕は指をアナルに突っ込み、陛下のペニスを握って擦る。
「あっ気持ちいいっ…気持ちいいっ、挿れてほしいのにっ…」
「ヒクヒクしてます、陛下」
「あっ…ああああっ」
陛下は動きを止めて、甘い声で泣きそうに懇願する。
「イったのにっ…足りない…奥届かなくて…ペニス欲し…奥深くに欲しい…」
陛下の目に涙が溜まっていく様子が鮮やかにわかる。自分の股間が熱くなり、解像度は興奮に直結するのだと実感する。
「その前に舐めていただけますか」
「んっ…」
目を閉じて陛下は僕のペニスを口に含む。目に涙を溜めながら、不慣れなフェラをこなしているのがわかる。
「マクシス、ちゃんと気持ちいい…か…?」
上目遣いされて我慢が限界に達して、僕は陛下にまたがって腰を振る。
「よかったです。こんなになるくらい」
「マクシスッ、マクシスッ…幸せ…ガイセルって呼んでくれっ…」
「…ガイセル、イクよ」
「ひっ…ああっ」
「陛下」
「どうした」
「昼間のお礼を申し上げたくて」
「礼なら昼間に言われたが」
「改めて。そして、その…」
本当はお礼を言いに来たのではない。でも迷惑で自分勝手だと思われたらどうしよう。
「眼鏡をかけて、陛下の御顔をじっくり拝見したくて」
陛下は恥ずかしそうに顔を背けて、腕を唇にあてて顔を隠す。そんな横顔もかっこいい。不安が消えていく。
「…酔ってるのか?」
「いいえ」
「なら、余計に困るな」
どこか照れと、そして期待が滲む声。僕は陛下の顎に手をやって、こちらを向かせる。
見たい。全部。鮮やかに。
陛下のシャツのボタンを外そうとするけど、手間取る。陛下みたいにかっこよく進めたいのに、できない。陛下が片手でパチパチとボタンを外してくれた。情けなくなって陛下の顔を見たら、彼は真っ赤になっていた。
可愛い。自分の情けなさが彼の可愛さで上書きされていく。
彫刻みたいに鍛え上げられた身体に刻まれた傷のひとつひとつを指でなぞるたび、彼でぶるっと身体を震わせる。僕を助けるために戦ってついた傷。彼から僕への想いの証。
「…っ、マクシス…触られるだけでっ…」
彼のペニスがズボンの下で窮屈そうにしている。ズボンだけ脱がせたら、下着から亀頭だけが顔を出していて、僕はそのプルプルした先端を指でいじる。
「ああっ、ん、あ…」
快楽を期待する赤い目。だらしなく開く、形のいい唇。震える筋肉と脈打つペニス。見たい。もっと。
「マクシス…も、シたいっ」
「陛下、もう少し見せてください」
「頼む、マクシス、我慢できない…アナルこんなになって…」
陛下が四つん這いになって僕にアナルを晒し、挿れてくれと懇願する。カエルンブリアを恐怖の渦に陥れた黒狼が、雌狼のように僕に犯されるのを待っている。
「ああ…ごめんなさい、陛下。まだだめです。もっと見たい」
僕は指をアナルに突っ込み、陛下のペニスを握って擦る。
「あっ気持ちいいっ…気持ちいいっ、挿れてほしいのにっ…」
「ヒクヒクしてます、陛下」
「あっ…ああああっ」
陛下は動きを止めて、甘い声で泣きそうに懇願する。
「イったのにっ…足りない…奥届かなくて…ペニス欲し…奥深くに欲しい…」
陛下の目に涙が溜まっていく様子が鮮やかにわかる。自分の股間が熱くなり、解像度は興奮に直結するのだと実感する。
「その前に舐めていただけますか」
「んっ…」
目を閉じて陛下は僕のペニスを口に含む。目に涙を溜めながら、不慣れなフェラをこなしているのがわかる。
「マクシス、ちゃんと気持ちいい…か…?」
上目遣いされて我慢が限界に達して、僕は陛下にまたがって腰を振る。
「よかったです。こんなになるくらい」
「マクシスッ、マクシスッ…幸せ…ガイセルって呼んでくれっ…」
「…ガイセル、イクよ」
「ひっ…ああっ」
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