33 / 84
33 一緒に来てくれないか?
しおりを挟む
大きな「ドオン」という音が響く。
「な、なにっ?」
私たちに襲い掛かろうとしていた赤服軍団の先頭が、大きな鉄の玉みたいなものに押しつぶされている。そこへ「殲滅しろ!」という声がかかって、緑の服を着た騎士たちが、赤服たちに襲い掛かった。
「アロイスさん…?」
緑の服を着た騎士たちの先頭にいるのはアロイスさんだ。「頼んだぞ!」と隊列を抜け、馬を走らせて私たちのもとにやってくる。
「レオ…!サティ殿!無事かっ!?」
アロイスさんが馬から飛び降りるさまが、スローモーションのように映る。こんなときまでキラキラにかっこいいのか、この人は。というか、なんでいつもいいタイミングで現れるんだろう。
アロイスさんは私ごとレオくんを抱きしめる。
「よかった…本当によかった。遅くなってすまない。もう大丈夫だ」
アロイスさんの鼓動が早いのがわかる。それでも、私たちを抱く腕はとても優しかった。
テオくんが「俺一人で対処できたのに」とぶつくさいいながら、ブレスレットをはめ直す。私はアロイスさんの腕から抜け出して、テオくんをぎゅっと抱きしめた。
「助けようとしてくれて、ありがとう。でもあんな姿はもう見たくないし、あんな言葉も聞きたくないよ」
「サティ、俺は…」
「見たくないの、弟が危険なことをするなんて。お姉ちゃんは絶対に止めるんだから」
テオくんは「いつまでそんなこと言ってるんだよ」と、私の腕の中でふいっと目を逸らした。
ーーー
赤服たちはいなくなったけど、私たちの小屋は燃やされてしまったということだったので、私たちはアロイスさんやその部下さんの馬に乗せてもらって、ひとまずカウベルフェルトへ向かうことにした。
おじいちゃんが心配だったので、アロイスさんに頼んで村に向かう道を探してもらう。おじいちゃんは殴られていたけど、アロイスさんの部下さんがすぐに手当てしてくれて、幸い命に別状はなかった。
それに村の人たちの中にも、私たちの小屋を守ろうとしてくれて、クワやスキで赤服たちに抵抗して、殴られたり斬られたりして怪我をした人がたくさんいるらしい。アロイスさんに「大丈夫だ。死んだ村人はいないし、衛生兵を一人置いてきたから」と説明されて、私は胸をなでおろした。
私は背中にアロイスさんの体温を感じながら聞く。
「ところで今回のこれは、どういうことなんでしょうか。もうすぐレオくんが安全に家に帰れるとおっしゃっていたのに…」
アロイスさんの正妻に、レオくんの存在と居場所がバレてしまったのだろうか。
不倫したのはアロイスさんであって、アロイスさんと不倫相手の間に生まれてきたレオくんが悪いわけではない。なのにレオくんが危険にさらされるなんて納得できないし、許せない。
アロイスさんの正妻さんが怒るのはごもっともだけど、その怒りは夫であるイケメン不倫野郎にぶつけるべきだ。
「最後の最後でレオの居場所がバレてしまうなんて…私の力が足りず、サティ殿やレオや子どもたち、それに村の人たちを危険にさらしてしまい、申し訳ない」
「本当ですよ」
「けれどレオは守れたし、準備も整った。これで本当に、レオは帰れる」
「本当の本当に、安全なんですか?」
「ああ、安全だ」
今日のが怒り狂った奥様の最後の一手だったのかな。
ということは、レオくんとは、もうお別れなんだ。
私は私とアロイスさんが乗っている馬のすぐ後ろ、いかつい軍人さんと一緒に馬に乗っているレオくんに目をやる。
「ん?というかアロイスさん、なんでレオくんじゃなく、私と馬に乗ってるんですか?赤の他人の私じゃなくて、息子さんと乗るのが普通では?」
この状況がおかしいってことに気付いたら、今の今まで温かくて気持ちよかったアロイスさんの体温が、急に恥ずかしくなってくる。なぜ私は、園児を横目に、保護者と馬に揺られているのだ。他の保護者に見られたらえらいことになる。私が不倫相手だと噂が広まる五秒前。
「そのことだが、サティ殿は勘違いされている」
「勘違い、とは?」
「私とレオは親子ではない」
なんですと!?驚きすぎて声も出ない。こんなに似てるのに?アロイスさんが不倫したんじゃなかったの?じゃあこの一連の騒動は、ますます何?
「私にとって、レオは甥だ」
「だから似ているんですね」
「ああ、私は兄とも似ていたから」
「似ていた」。過去形。
「レオくんのお父さんは…?」
「病気で死んだ。母親とも死別しているから、レオには父も母もいない。私が親代わり…になれているかはわからないが、後見人のようなものだ」
「アロイスさんは立派な親代わりですよ。高熱を出してふらふらになりながら、レオくんを守ろうとしていたじゃないですか」
アロイスはそっと私の肩に顎を乗せた。おおおおお、横を向くと彼の頬にキスしてしまいそう。そしてさっきからずっと私の周りに漂っているいい匂いが少し濃くなって、柔らかい濃い金髪が頬にさらりと触れて、ドキドキしてしまう。手汗がすごいから早く離れておくれ、イケメンよ。
「サティ殿がそう言ってくれると、本当にそうだという気がする」
耳元で聞こえるアロイスさんの声が少し頼りなく、助けを求めているように聞こえて、私は肩に乗る彼の頭の重みを許容した。
「だって本当にそうですもん」
「…ありがとう」
アロイスさんは私の肩に顎を乗せたまま、ほんのちょっと私のほうを向く。アロイスさんの唇が私の頬に触れそうで、頬が脂ぎっていないか心配になってしまう。
「サティ殿。ずっと言いたかったことがあるのだが」
耳にイケボが直撃してどうにかなりそうなんですが。
「な、なんでしょう」
「一緒に、来てくれないか?」
「一緒にって…どこへですか?」
「私とレオの家だ」
「な、なにっ?」
私たちに襲い掛かろうとしていた赤服軍団の先頭が、大きな鉄の玉みたいなものに押しつぶされている。そこへ「殲滅しろ!」という声がかかって、緑の服を着た騎士たちが、赤服たちに襲い掛かった。
「アロイスさん…?」
緑の服を着た騎士たちの先頭にいるのはアロイスさんだ。「頼んだぞ!」と隊列を抜け、馬を走らせて私たちのもとにやってくる。
「レオ…!サティ殿!無事かっ!?」
アロイスさんが馬から飛び降りるさまが、スローモーションのように映る。こんなときまでキラキラにかっこいいのか、この人は。というか、なんでいつもいいタイミングで現れるんだろう。
アロイスさんは私ごとレオくんを抱きしめる。
「よかった…本当によかった。遅くなってすまない。もう大丈夫だ」
アロイスさんの鼓動が早いのがわかる。それでも、私たちを抱く腕はとても優しかった。
テオくんが「俺一人で対処できたのに」とぶつくさいいながら、ブレスレットをはめ直す。私はアロイスさんの腕から抜け出して、テオくんをぎゅっと抱きしめた。
「助けようとしてくれて、ありがとう。でもあんな姿はもう見たくないし、あんな言葉も聞きたくないよ」
「サティ、俺は…」
「見たくないの、弟が危険なことをするなんて。お姉ちゃんは絶対に止めるんだから」
テオくんは「いつまでそんなこと言ってるんだよ」と、私の腕の中でふいっと目を逸らした。
ーーー
赤服たちはいなくなったけど、私たちの小屋は燃やされてしまったということだったので、私たちはアロイスさんやその部下さんの馬に乗せてもらって、ひとまずカウベルフェルトへ向かうことにした。
おじいちゃんが心配だったので、アロイスさんに頼んで村に向かう道を探してもらう。おじいちゃんは殴られていたけど、アロイスさんの部下さんがすぐに手当てしてくれて、幸い命に別状はなかった。
それに村の人たちの中にも、私たちの小屋を守ろうとしてくれて、クワやスキで赤服たちに抵抗して、殴られたり斬られたりして怪我をした人がたくさんいるらしい。アロイスさんに「大丈夫だ。死んだ村人はいないし、衛生兵を一人置いてきたから」と説明されて、私は胸をなでおろした。
私は背中にアロイスさんの体温を感じながら聞く。
「ところで今回のこれは、どういうことなんでしょうか。もうすぐレオくんが安全に家に帰れるとおっしゃっていたのに…」
アロイスさんの正妻に、レオくんの存在と居場所がバレてしまったのだろうか。
不倫したのはアロイスさんであって、アロイスさんと不倫相手の間に生まれてきたレオくんが悪いわけではない。なのにレオくんが危険にさらされるなんて納得できないし、許せない。
アロイスさんの正妻さんが怒るのはごもっともだけど、その怒りは夫であるイケメン不倫野郎にぶつけるべきだ。
「最後の最後でレオの居場所がバレてしまうなんて…私の力が足りず、サティ殿やレオや子どもたち、それに村の人たちを危険にさらしてしまい、申し訳ない」
「本当ですよ」
「けれどレオは守れたし、準備も整った。これで本当に、レオは帰れる」
「本当の本当に、安全なんですか?」
「ああ、安全だ」
今日のが怒り狂った奥様の最後の一手だったのかな。
ということは、レオくんとは、もうお別れなんだ。
私は私とアロイスさんが乗っている馬のすぐ後ろ、いかつい軍人さんと一緒に馬に乗っているレオくんに目をやる。
「ん?というかアロイスさん、なんでレオくんじゃなく、私と馬に乗ってるんですか?赤の他人の私じゃなくて、息子さんと乗るのが普通では?」
この状況がおかしいってことに気付いたら、今の今まで温かくて気持ちよかったアロイスさんの体温が、急に恥ずかしくなってくる。なぜ私は、園児を横目に、保護者と馬に揺られているのだ。他の保護者に見られたらえらいことになる。私が不倫相手だと噂が広まる五秒前。
「そのことだが、サティ殿は勘違いされている」
「勘違い、とは?」
「私とレオは親子ではない」
なんですと!?驚きすぎて声も出ない。こんなに似てるのに?アロイスさんが不倫したんじゃなかったの?じゃあこの一連の騒動は、ますます何?
「私にとって、レオは甥だ」
「だから似ているんですね」
「ああ、私は兄とも似ていたから」
「似ていた」。過去形。
「レオくんのお父さんは…?」
「病気で死んだ。母親とも死別しているから、レオには父も母もいない。私が親代わり…になれているかはわからないが、後見人のようなものだ」
「アロイスさんは立派な親代わりですよ。高熱を出してふらふらになりながら、レオくんを守ろうとしていたじゃないですか」
アロイスはそっと私の肩に顎を乗せた。おおおおお、横を向くと彼の頬にキスしてしまいそう。そしてさっきからずっと私の周りに漂っているいい匂いが少し濃くなって、柔らかい濃い金髪が頬にさらりと触れて、ドキドキしてしまう。手汗がすごいから早く離れておくれ、イケメンよ。
「サティ殿がそう言ってくれると、本当にそうだという気がする」
耳元で聞こえるアロイスさんの声が少し頼りなく、助けを求めているように聞こえて、私は肩に乗る彼の頭の重みを許容した。
「だって本当にそうですもん」
「…ありがとう」
アロイスさんは私の肩に顎を乗せたまま、ほんのちょっと私のほうを向く。アロイスさんの唇が私の頬に触れそうで、頬が脂ぎっていないか心配になってしまう。
「サティ殿。ずっと言いたかったことがあるのだが」
耳にイケボが直撃してどうにかなりそうなんですが。
「な、なんでしょう」
「一緒に、来てくれないか?」
「一緒にって…どこへですか?」
「私とレオの家だ」
121
あなたにおすすめの小説
追放された地味探索者、実は隠された伝説級スキルの持ち主でした~気付いたら無自覚に最強ハーレムを築いていた件~
fuwamofu
ファンタジー
地味で目立たない探索者アレンは、仲間に「足手まとい」と罵られパーティを追放された。だが実は彼のスキル【探索眼】は、古代英雄の力を見抜く唯一の能力だった!
鉱山の奥で偶然出会った少女を救ったことから、運命が動き出す。
魔王軍、古代遺跡、神々の争い——すべての鍵を握るのは「ただの探索者」だった男。彼は気付かぬうちに、世界を救い、そして多くの少女たちの心をつかんでいく。
地味だけど最強、無自覚だけどモテまくり。これは世界を変えた謙虚な英雄の物語である。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
溺愛少女、実はチートでした〜愛されすぎて大忙しです?〜
あいみ
ファンタジー
亡き祖父母との約束を守るため、月影優里は誰にでも平等で優しかった。
困っている人がいればすぐに駆け付ける。
人が良すぎると周りからはよく怒られていた。
「人に優しくすれば自分も相手も、優しい気持ちになるでしょ?」
それは口癖。
最初こそ約束を守るためだったが、いつしか誰かのために何かをすることが大好きになっていく。
偽善でいい。他人にどう思われようと、ひ弱で非力な自分が手を差し出すことで一人でも多くの人が救われるのなら。
両親を亡くして邪魔者扱いされながらも親戚中をタライ回しに合っていた自分を、住みなれた田舎から出てきて引き取り育ててくれた祖父祖母のように。
優しく手を差し伸べられる存在になりたい。
変わらない生き方をして二十六歳を迎えた誕生日。
目の前で車に撥ねられそうな子供を庇い優はこの世を去った。
そのはずだった。
不思議なことに目が覚めると、埃まみれの床に倒れる幼女に転生していて……?
人や魔物。みんなに愛される幼女ライフが今、幕を開ける。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる