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第三章 異世界転移の謎を解け!
その頃、日本では~鈴木は異世界へ行きたい
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そのとき、隣から俺のスマホが奪われた。ゲンキ伯父さんだ。
「はるみさん! あんた何やってんだ、裁判所からオサム君への接近禁止命令が出てるだろう!」
ビリビリと皮膚が震えるほど大きく鋭い声だった。マジでチビりそうになった。
浅草の地下鉄の駅前、ペンギンがトレードマークの量販店前の通りを歩いてたときだ。
通りすがりの観光客たちが一斉にオレたちを振り向いた。
「あんた、オサム君が成人後もずっと接近禁止命令が毎年更新されてるんだぞ!? 何でそうなったか理解してないとは言わせん!」
スマホの向こうでクソババアがギャーギャー騒いでいるのが聞こえた。
ああああ……これだから嫌だったんだ。あの厄ネタが!
あのクソババアは、長男のカズアキお兄ちゃんが事故死した後、自分から精神的なDV行為をやらかしてたとバラして身内は大騒ぎになった。
そのせいもあって、両親の離婚は揉めに揉めた。お互い弁護士を雇って最終的には裁判沙汰だ。
こういう母親を今なら毒親と呼ぶんだろう。
この毒母の悪影響がオレ、次男オサムにもあると判定されて、クソババアには裁判所から接近禁止命令が出されている。
接近禁止命令は対象者に近づくことを禁止する、法的効力のある命令だ。有効期間は一年。
これはオレを引き取ってくれた鈴木さんが、オレのことを考えて高校の頃に家庭裁判所に提出したものだ。
オレが成人後はオレ本人の意思で毎年申請を続けている。
ゲンキ伯父さんが日本にまだいた頃は一緒に、タイに移住後は母方の伯父と一緒に毎年家裁に出向いて提出していた。
母方の伯父さんは醜聞ばかり引き起こす妹を死ぬほど嫌っている。なのでオレの全面的な味方なのがありがたい。
「伯父さん。伯父さん、もういいから。切っちゃって」
ゲンキ伯父さんからスマホを返してもらって、さすがのオレもなんか自分の中のスイッチが切れた。
よろけそうになって、その場にしゃがみ込んだ。息が荒い。何だろ、目が霞む。
「あんたも苦労しどるのね……」
「鈴木君、大丈夫か?」
みどり社長が気の毒そうにオレの背中を撫でてくれて、八十神の野郎は顔を覗き込んでくる。
……腹立つぐらい美形だな。社内外の女どもが騒ぐのもよくわかる。ユウキ先輩がいた頃は女性人気を二分してたっけ。
元が異世界人の貴族だと言ってたっけ。そう言われれば日本人離れした顔立ちだ。髪色も地毛なのに明るい茶色だし、目の色も薄い。
さっき鮨屋で魔力を使ったときは金髪青目に変わっていた。あれが本来の姿なわけか。
「八十神先輩。オレも異世界、行きたいッス」
気づいたら、するっと口からそんな言葉が飛び出ていた。
「アケロニア王国、オレ、どうやったら行けますか」
ユウキ先輩のいる場所へ。
クソババアが連絡してくるのはいつものことで、大抵は無視してたけど今回みたいなこともある。
そんなとき、ヘコんでるオレを見て飲み屋やファミレスに誘ってくれてたのがユウキ先輩だった。
もうユウキ先輩はいない。違う異世界にいる。
ならオレも異世界に行きたい。戻れなくてもいい。
「……今は僕が夢見を思い出したから、不可能じゃない。ただ、世界を渡るための力がどうしても足りないんだ」
「あんたがさっき見せてくれた光るやつ、ああいうの?」
「そう。あれは暇があれば聖地巡りして集めた、地球の魔力だ。……鈴木君、今日はもう遅い。また次に会うとき話そう」
「わかりました。八十神先輩。オレを異世界に行かせてくれたら、ユウキ先輩を会社辞めさせたこと許してやってもいいっスよ」
「……それを言われると弱いな」
その後は強引にメッセージアプリの友達になって、連絡が取れるようにした。
ついでに〝異世界研究会〟のグループチャットを作って、もなか村や異世界絡みの情報共有できるようにもした。
ひとまずの目標は『異世界転移する』だ。
オレたち全員、ユウキ先輩やおばあさんたちが転移したもなか村の人たちが気になってるし、みどり社長は先祖代々の墓ごと消失してるから可能なら取り戻したいと言っていた。
まだしばらくゲンキ伯父さんも東京にいるそうだ。
夏が終わったらホテル暮らしから、みどり社長の会社のゲストルームを借りて、もなか村事件の対応に本腰を入れると言っていた。
浅草から社員寮への電車の中で、何回かスマホに母親からの電話があった。
ざーんねん、オレはちゃんとした社会人なんでしっかりマナーモードですよ。
こういうのはユウキ先輩に世話を焼かれてたときちゃんと仕込まれてるからバッチリっスわ。
クソババアは放置していたら何を仕出かすかわからない。
だから接近禁止命令があっても、電話が来るたび嫌々ながらたまには通話に出るようにしていた。
メールは完全無視、メッセージアプリのアドレスも教えてねえ。
これで探偵とか使いだしたらヤバそうだけど、さすがに今のババアにそこまでの金はないか。
ないから御米田のお父さんと復縁したいなんて地獄みたいなこと言い出してるんだろうし。
オレはイライラしながら、目的の駅に着くまでの暇潰しにスマホのブラウザアプリを開いた。
検索しようとすると、テキストエリアの検索履歴の羅列が表示されてくる。
『人の殺し方 完全犯罪』
『人の殺し方 バレないやり方』
『人の殺し方 家族』
『人の殺し方 死体処理』
オレもだいぶ頭がイカれてきてる。
あの女をどうやれば殺せるかで最近のオレの頭の中は一杯だった。
※鈴木のメンタルがヤバい件😱
「はるみさん! あんた何やってんだ、裁判所からオサム君への接近禁止命令が出てるだろう!」
ビリビリと皮膚が震えるほど大きく鋭い声だった。マジでチビりそうになった。
浅草の地下鉄の駅前、ペンギンがトレードマークの量販店前の通りを歩いてたときだ。
通りすがりの観光客たちが一斉にオレたちを振り向いた。
「あんた、オサム君が成人後もずっと接近禁止命令が毎年更新されてるんだぞ!? 何でそうなったか理解してないとは言わせん!」
スマホの向こうでクソババアがギャーギャー騒いでいるのが聞こえた。
ああああ……これだから嫌だったんだ。あの厄ネタが!
あのクソババアは、長男のカズアキお兄ちゃんが事故死した後、自分から精神的なDV行為をやらかしてたとバラして身内は大騒ぎになった。
そのせいもあって、両親の離婚は揉めに揉めた。お互い弁護士を雇って最終的には裁判沙汰だ。
こういう母親を今なら毒親と呼ぶんだろう。
この毒母の悪影響がオレ、次男オサムにもあると判定されて、クソババアには裁判所から接近禁止命令が出されている。
接近禁止命令は対象者に近づくことを禁止する、法的効力のある命令だ。有効期間は一年。
これはオレを引き取ってくれた鈴木さんが、オレのことを考えて高校の頃に家庭裁判所に提出したものだ。
オレが成人後はオレ本人の意思で毎年申請を続けている。
ゲンキ伯父さんが日本にまだいた頃は一緒に、タイに移住後は母方の伯父と一緒に毎年家裁に出向いて提出していた。
母方の伯父さんは醜聞ばかり引き起こす妹を死ぬほど嫌っている。なのでオレの全面的な味方なのがありがたい。
「伯父さん。伯父さん、もういいから。切っちゃって」
ゲンキ伯父さんからスマホを返してもらって、さすがのオレもなんか自分の中のスイッチが切れた。
よろけそうになって、その場にしゃがみ込んだ。息が荒い。何だろ、目が霞む。
「あんたも苦労しどるのね……」
「鈴木君、大丈夫か?」
みどり社長が気の毒そうにオレの背中を撫でてくれて、八十神の野郎は顔を覗き込んでくる。
……腹立つぐらい美形だな。社内外の女どもが騒ぐのもよくわかる。ユウキ先輩がいた頃は女性人気を二分してたっけ。
元が異世界人の貴族だと言ってたっけ。そう言われれば日本人離れした顔立ちだ。髪色も地毛なのに明るい茶色だし、目の色も薄い。
さっき鮨屋で魔力を使ったときは金髪青目に変わっていた。あれが本来の姿なわけか。
「八十神先輩。オレも異世界、行きたいッス」
気づいたら、するっと口からそんな言葉が飛び出ていた。
「アケロニア王国、オレ、どうやったら行けますか」
ユウキ先輩のいる場所へ。
クソババアが連絡してくるのはいつものことで、大抵は無視してたけど今回みたいなこともある。
そんなとき、ヘコんでるオレを見て飲み屋やファミレスに誘ってくれてたのがユウキ先輩だった。
もうユウキ先輩はいない。違う異世界にいる。
ならオレも異世界に行きたい。戻れなくてもいい。
「……今は僕が夢見を思い出したから、不可能じゃない。ただ、世界を渡るための力がどうしても足りないんだ」
「あんたがさっき見せてくれた光るやつ、ああいうの?」
「そう。あれは暇があれば聖地巡りして集めた、地球の魔力だ。……鈴木君、今日はもう遅い。また次に会うとき話そう」
「わかりました。八十神先輩。オレを異世界に行かせてくれたら、ユウキ先輩を会社辞めさせたこと許してやってもいいっスよ」
「……それを言われると弱いな」
その後は強引にメッセージアプリの友達になって、連絡が取れるようにした。
ついでに〝異世界研究会〟のグループチャットを作って、もなか村や異世界絡みの情報共有できるようにもした。
ひとまずの目標は『異世界転移する』だ。
オレたち全員、ユウキ先輩やおばあさんたちが転移したもなか村の人たちが気になってるし、みどり社長は先祖代々の墓ごと消失してるから可能なら取り戻したいと言っていた。
まだしばらくゲンキ伯父さんも東京にいるそうだ。
夏が終わったらホテル暮らしから、みどり社長の会社のゲストルームを借りて、もなか村事件の対応に本腰を入れると言っていた。
浅草から社員寮への電車の中で、何回かスマホに母親からの電話があった。
ざーんねん、オレはちゃんとした社会人なんでしっかりマナーモードですよ。
こういうのはユウキ先輩に世話を焼かれてたときちゃんと仕込まれてるからバッチリっスわ。
クソババアは放置していたら何を仕出かすかわからない。
だから接近禁止命令があっても、電話が来るたび嫌々ながらたまには通話に出るようにしていた。
メールは完全無視、メッセージアプリのアドレスも教えてねえ。
これで探偵とか使いだしたらヤバそうだけど、さすがに今のババアにそこまでの金はないか。
ないから御米田のお父さんと復縁したいなんて地獄みたいなこと言い出してるんだろうし。
オレはイライラしながら、目的の駅に着くまでの暇潰しにスマホのブラウザアプリを開いた。
検索しようとすると、テキストエリアの検索履歴の羅列が表示されてくる。
『人の殺し方 完全犯罪』
『人の殺し方 バレないやり方』
『人の殺し方 家族』
『人の殺し方 死体処理』
オレもだいぶ頭がイカれてきてる。
あの女をどうやれば殺せるかで最近のオレの頭の中は一杯だった。
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