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第三章 晴天のち暗転
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――●●●――
……深夜。
市立北野上血液センターの窓に一つ明かりが灯っている。
センター所員の井原は誰もいない室内でデスクライトの下、ラックに陳列している採血された血液と、それらの検査結果を記したレポートの束を交互に見やりながら、妄想に耽っていた。
今年から北野上市内の高校全てで、健康診断の際に血液検査も項目の一つに加え、それを血液センターで一括して検査している。
北野上市の青少年育成プログラムの一環に、今年から実験的に加えられた項目だ。
当然の事ながら市内すべての高校生の血液がセンターに一気に集まるわけだから、その数は膨大で検査する手間も時間も尋常ではない。連日の早出と残業で所員全員仕事にかかっている。
どの所員も帰宅する頃にはクタクタになっているのだが、唯一井原だけがずっとご機嫌な様子で仕事に打ち込んでいる。
それはそれは誰が見ても気持ち悪いくらいに調子が良く、業務もテキパキとこなしていく。いつもであればボンヤリと精彩の欠いた、悪く言えば根暗のオーラを前面に出している、影の薄い男なのだが、市内の全高校生の血液検査の業務が始まってから、まるで水を得た魚の様に生き生きとしている。
誰よりも早くセンターに出勤して来て、夜は一番最後まで残業してみるみる業務をこなしていく。
周りの同僚としては大助かりなのだが、井原のあまりの偏執的に仕事に打ち込む様子は、逆にいつも以上に気味悪さを醸し出していた。
そして今夜も。
上司同僚がみんな帰った後も井原は一人残り、残務を続けていた。
いや、残務というよりは彼の一日でもっとも待ち望んだ時間だろう。
高校から預かったカルテと血液、そして検査結果の表を見比べて、彼はひたすら妄想に耽る。
いつからか、井原は人の流す血に性的な興奮を覚えるようになった。自分の血では何も感じない。他人の、特に女性の血を目にするとひどく興奮するようになった。
きっかけは中学生の頃、街中を歩いている時に前方から自転車でこちらに向かってきた女性が、道路の段差にタイヤがとられて派手に転倒してしまった。
その時慌てて駆け寄った井原の目に飛び込んできたのは、女性の膝から大きく擦り剥けて流れ出す血と、大きくめくれ上がったスカートから覗いた下着と白い太ももだった。
思春期の、それも当時まだ女性に何の免疫も知識も少ない井原にとってその出来事はあまりにも鮮烈そして刺激的で、一番デリケートな年頃の少年に歪んだ性癖を刻むことになってしまった。
それ以来井原は通常の男子が歩む性への興味を大きく外れ、女性の血に性的興味を抱くようになった。だが元来気の弱い性格の人間なので、犯罪的な行動を起こすほどの度胸は無く、学生時代は非常に悶々と過ごすことが多かった。
ところがこの北野上血液センターに就職が決まった時、彼の中で大きく欲望が蠕動し出した。
ここではなんの後ろめたさも無く血を眺め、手に取ることができる。所員にとっては単なる他人の血液で業務対象なだけだが、俺にとってここは天国だ。極楽宝庫だ。自分の滾る欲求を満たしてくれる。
幸いなことに、どんなに歪んだ性癖を持ち合わせているとしても、元来の気の弱さから、誰かを傷つけてまで欲望を満たそうとすることは無かった。
木の枝から果実が落ちてくるのをひたすらじっと待つように、井原は息をひそめてこの時を待っていたのだ。、
健康診断のカルテに記載されている身長・体重で頭の中にモデルのディテールを浮かべ、目の前の採血された血液と検査結果の数値を目に焼き付けると、妄想のモデルに命が吹き込まれる。
この子は痩せぎすで低血圧、彼女はぽっちゃりタイプだが貧血気味、こちらの子は高身長で実に健康的、紙の上の数字でその人の健康状態、傾向や体質、生理の状態などが全てわかる。カルテの数値から浮かび上がる、脳内の架空の彼女と悦に浸り、井原はひととき忘我の境地に入っている。
目は血走り呼吸はやや荒く、脈拍も早い。男根はこれでもかというほど充血して、痛々しいほどズボンの股間が張りつめている。
一心不乱にカルテと血液を交互に見ているその様は、誰かが通りかかっても気付く様子はないだろうし、その誰かも絶対に井原に声をかけることは無いだろう。あまりの異常な様子に、誰も関わりにはなりたくない。
……一時間ほど作業に没頭していた井原の手と目が、ふと一枚の血液検査結果表に止まる。
血中成分を示す欄に、ヘビデトロンの数値が一つ飛び出すように記されている。
ヘビデトロンは血中に宿る微かな磁力を一定の力に保つ役目のある物質で、近年新たに確認されたものだ。
ヒトは脳から発せられる微弱な電気信号が各内臓器官、筋肉に伝えられてはじめて生命維持、筋運動が行われる。そして血中内の磁力と脳の電気信号は密接な関係があるとされ、この磁力が整えられることにより電気信号は各神経へとスムーズに伝達される。
最近では肩こりや鼻詰まり、血行不良による様々な病気や不調は、実はこのヘビデトロンの減少、もしくは異常増加が原因の場合があるという研究報告も上げられてきている。
ヘビデトロンの数値がただ高い、というのは稀にある。ただ、井原の手のレポートに記されている数値は常人の数百倍の数値で、井原が目にしてきた中でも飛び抜けて異常なものだ。
井原の脈拍が速くなる。
井原の中で未知の、そして想像もしたことの無いケースに出くわし、心臓が早鐘のように打つ。息は荒くなり、股間はますますもっていきり立つ。激しい興奮が彼を襲う。
通常、ここまでヘビデトロン濃度が高ければ、何らかの健康異常が表れてる筈。
息を荒げ、訝しげに思いながらも今度はこの血液の主の健康診断のカルテに目を通す。
…十六歳。女性。
過去に重篤な怪我、病気になったことは無く、すこぶる健康。
精神疾患の履歴も特になく、いたって健全な状態である。
カルテとレポートを照らし合わせても、何故こんな結果になるのか全くもって想像できない。井原の中に蓄えてある知識を総動員しても、答えどころか、道筋さえ見つからない。
湧き上がる疑問。
だがそれ以上に彼の中に吹き荒れたのはそんな異常な肉体を持つ少女への強烈までの興味と欲望。
井原の脳内で描かれる妄想少女、一見容姿は普通だが中身は特異な体質を持つ彼女。
一般人の中に溶け込み、他の人と同じように泣いて笑って恋をして、そして男に抱かれる。
そしてその男は自分だ。
そんな妄想に憑りつかれた瞬間、井原の脳ににまるで稲妻が落ちた様な衝撃が走り、それが脊髄を駆け抜け、刹那に腰から下腹部へと爆ぜる。
彼の意識は文字通り真っ白となり、かつてない快感が井原の男性自身を中心に襲い掛かり、ぶるぶると身体を震わせ絶頂に達する。
そして、腰のあたりをじんわりと何かあたたかいものが包み込み、張りつめていたズボンの股間がゆっくりと滲んでいく。
……なんてこった。漏らしてしまった。こんな強烈なのは初めてだ。
床に手をつき荒い息と心臓の動悸を丸ごと抑えこむように自分の胸を鷲掴みながら、井原は絶頂の余韻から何とか醒めようとする。
今まではどんなにカルテで妄想しても、こんな事にはならなかった。
せいぜい昂ぶりきった欲望を家に持ち帰ってから、全て発散する形だったのに、井原本人にとっても予想外の出来事だった。
そして胸の動悸と欲望が一気に収まってくると、海の波が一斉に引くようにこれ以上仕事への情熱が向かなくなってしまった。
机の上に残っているレポートの山がただのゴミ屑のように思え、何の食指も引かない。
……今夜はこれ以上無理だ。あんなもの凄いのを味わってしまったんだから。
井原はそう自分に言い聞かせると、直ぐに片づけにかかり帰宅の準備をする。
……と、その前にあの劇的な快感をもたらした例のレポートについて、如何に歪んだ性癖の持主とはいえ科学者の端くれ。全くもって想像と理解の範疇を超えた情報について、どうアプローチをすればよいのか。
井原は自分の机のノートパソコンを開き、急ぎ自分のかつて大学院時代の恩師にアドバイスを得る為メールを打ち始めた。
……静寂の中カタカタと響くキーボードのタッチ音。
そしてその横にあるカルテとレポートの被験者の名前には、〈栗林美優〉と記されていた。
(続く)
……深夜。
市立北野上血液センターの窓に一つ明かりが灯っている。
センター所員の井原は誰もいない室内でデスクライトの下、ラックに陳列している採血された血液と、それらの検査結果を記したレポートの束を交互に見やりながら、妄想に耽っていた。
今年から北野上市内の高校全てで、健康診断の際に血液検査も項目の一つに加え、それを血液センターで一括して検査している。
北野上市の青少年育成プログラムの一環に、今年から実験的に加えられた項目だ。
当然の事ながら市内すべての高校生の血液がセンターに一気に集まるわけだから、その数は膨大で検査する手間も時間も尋常ではない。連日の早出と残業で所員全員仕事にかかっている。
どの所員も帰宅する頃にはクタクタになっているのだが、唯一井原だけがずっとご機嫌な様子で仕事に打ち込んでいる。
それはそれは誰が見ても気持ち悪いくらいに調子が良く、業務もテキパキとこなしていく。いつもであればボンヤリと精彩の欠いた、悪く言えば根暗のオーラを前面に出している、影の薄い男なのだが、市内の全高校生の血液検査の業務が始まってから、まるで水を得た魚の様に生き生きとしている。
誰よりも早くセンターに出勤して来て、夜は一番最後まで残業してみるみる業務をこなしていく。
周りの同僚としては大助かりなのだが、井原のあまりの偏執的に仕事に打ち込む様子は、逆にいつも以上に気味悪さを醸し出していた。
そして今夜も。
上司同僚がみんな帰った後も井原は一人残り、残務を続けていた。
いや、残務というよりは彼の一日でもっとも待ち望んだ時間だろう。
高校から預かったカルテと血液、そして検査結果の表を見比べて、彼はひたすら妄想に耽る。
いつからか、井原は人の流す血に性的な興奮を覚えるようになった。自分の血では何も感じない。他人の、特に女性の血を目にするとひどく興奮するようになった。
きっかけは中学生の頃、街中を歩いている時に前方から自転車でこちらに向かってきた女性が、道路の段差にタイヤがとられて派手に転倒してしまった。
その時慌てて駆け寄った井原の目に飛び込んできたのは、女性の膝から大きく擦り剥けて流れ出す血と、大きくめくれ上がったスカートから覗いた下着と白い太ももだった。
思春期の、それも当時まだ女性に何の免疫も知識も少ない井原にとってその出来事はあまりにも鮮烈そして刺激的で、一番デリケートな年頃の少年に歪んだ性癖を刻むことになってしまった。
それ以来井原は通常の男子が歩む性への興味を大きく外れ、女性の血に性的興味を抱くようになった。だが元来気の弱い性格の人間なので、犯罪的な行動を起こすほどの度胸は無く、学生時代は非常に悶々と過ごすことが多かった。
ところがこの北野上血液センターに就職が決まった時、彼の中で大きく欲望が蠕動し出した。
ここではなんの後ろめたさも無く血を眺め、手に取ることができる。所員にとっては単なる他人の血液で業務対象なだけだが、俺にとってここは天国だ。極楽宝庫だ。自分の滾る欲求を満たしてくれる。
幸いなことに、どんなに歪んだ性癖を持ち合わせているとしても、元来の気の弱さから、誰かを傷つけてまで欲望を満たそうとすることは無かった。
木の枝から果実が落ちてくるのをひたすらじっと待つように、井原は息をひそめてこの時を待っていたのだ。、
健康診断のカルテに記載されている身長・体重で頭の中にモデルのディテールを浮かべ、目の前の採血された血液と検査結果の数値を目に焼き付けると、妄想のモデルに命が吹き込まれる。
この子は痩せぎすで低血圧、彼女はぽっちゃりタイプだが貧血気味、こちらの子は高身長で実に健康的、紙の上の数字でその人の健康状態、傾向や体質、生理の状態などが全てわかる。カルテの数値から浮かび上がる、脳内の架空の彼女と悦に浸り、井原はひととき忘我の境地に入っている。
目は血走り呼吸はやや荒く、脈拍も早い。男根はこれでもかというほど充血して、痛々しいほどズボンの股間が張りつめている。
一心不乱にカルテと血液を交互に見ているその様は、誰かが通りかかっても気付く様子はないだろうし、その誰かも絶対に井原に声をかけることは無いだろう。あまりの異常な様子に、誰も関わりにはなりたくない。
……一時間ほど作業に没頭していた井原の手と目が、ふと一枚の血液検査結果表に止まる。
血中成分を示す欄に、ヘビデトロンの数値が一つ飛び出すように記されている。
ヘビデトロンは血中に宿る微かな磁力を一定の力に保つ役目のある物質で、近年新たに確認されたものだ。
ヒトは脳から発せられる微弱な電気信号が各内臓器官、筋肉に伝えられてはじめて生命維持、筋運動が行われる。そして血中内の磁力と脳の電気信号は密接な関係があるとされ、この磁力が整えられることにより電気信号は各神経へとスムーズに伝達される。
最近では肩こりや鼻詰まり、血行不良による様々な病気や不調は、実はこのヘビデトロンの減少、もしくは異常増加が原因の場合があるという研究報告も上げられてきている。
ヘビデトロンの数値がただ高い、というのは稀にある。ただ、井原の手のレポートに記されている数値は常人の数百倍の数値で、井原が目にしてきた中でも飛び抜けて異常なものだ。
井原の脈拍が速くなる。
井原の中で未知の、そして想像もしたことの無いケースに出くわし、心臓が早鐘のように打つ。息は荒くなり、股間はますますもっていきり立つ。激しい興奮が彼を襲う。
通常、ここまでヘビデトロン濃度が高ければ、何らかの健康異常が表れてる筈。
息を荒げ、訝しげに思いながらも今度はこの血液の主の健康診断のカルテに目を通す。
…十六歳。女性。
過去に重篤な怪我、病気になったことは無く、すこぶる健康。
精神疾患の履歴も特になく、いたって健全な状態である。
カルテとレポートを照らし合わせても、何故こんな結果になるのか全くもって想像できない。井原の中に蓄えてある知識を総動員しても、答えどころか、道筋さえ見つからない。
湧き上がる疑問。
だがそれ以上に彼の中に吹き荒れたのはそんな異常な肉体を持つ少女への強烈までの興味と欲望。
井原の脳内で描かれる妄想少女、一見容姿は普通だが中身は特異な体質を持つ彼女。
一般人の中に溶け込み、他の人と同じように泣いて笑って恋をして、そして男に抱かれる。
そしてその男は自分だ。
そんな妄想に憑りつかれた瞬間、井原の脳ににまるで稲妻が落ちた様な衝撃が走り、それが脊髄を駆け抜け、刹那に腰から下腹部へと爆ぜる。
彼の意識は文字通り真っ白となり、かつてない快感が井原の男性自身を中心に襲い掛かり、ぶるぶると身体を震わせ絶頂に達する。
そして、腰のあたりをじんわりと何かあたたかいものが包み込み、張りつめていたズボンの股間がゆっくりと滲んでいく。
……なんてこった。漏らしてしまった。こんな強烈なのは初めてだ。
床に手をつき荒い息と心臓の動悸を丸ごと抑えこむように自分の胸を鷲掴みながら、井原は絶頂の余韻から何とか醒めようとする。
今まではどんなにカルテで妄想しても、こんな事にはならなかった。
せいぜい昂ぶりきった欲望を家に持ち帰ってから、全て発散する形だったのに、井原本人にとっても予想外の出来事だった。
そして胸の動悸と欲望が一気に収まってくると、海の波が一斉に引くようにこれ以上仕事への情熱が向かなくなってしまった。
机の上に残っているレポートの山がただのゴミ屑のように思え、何の食指も引かない。
……今夜はこれ以上無理だ。あんなもの凄いのを味わってしまったんだから。
井原はそう自分に言い聞かせると、直ぐに片づけにかかり帰宅の準備をする。
……と、その前にあの劇的な快感をもたらした例のレポートについて、如何に歪んだ性癖の持主とはいえ科学者の端くれ。全くもって想像と理解の範疇を超えた情報について、どうアプローチをすればよいのか。
井原は自分の机のノートパソコンを開き、急ぎ自分のかつて大学院時代の恩師にアドバイスを得る為メールを打ち始めた。
……静寂の中カタカタと響くキーボードのタッチ音。
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(続く)
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