二次元夜行

黒猫

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2章 紅月の欠片

紅月の欠片9

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「おはよぅ。月影悠斗くん。」

目が覚めた頃には、ユウナに、頭に銃口を向けられていた。

「テメェー何のつもりだ。ユウナ!」

「あなたは今から、二つの選択肢をあける、答えなさい。」

「おい!俺の話を!」
 
その時、後ろから鎌が飛んできた。
俺はギリギリ避けた。そして誰かがこう言った。

「あっれれ~♪外しちゃった~wダメじゃないか。お嬢の話をしっかり聴かなきゃ~w」

「楓……気をつせなさい。それは私の獲物よ。」

「わかったよーお嬢~♪」

楓と呼ばれる人物は、笑っているが目が笑っておらず、俺を睨みつけた。

「さーて、時間が無いから、早くいうわね。
    今ここで私に殺されるのと、私に今だけ協力して見逃されるの……どっちがいいかしら?」

「はぁ?どういう事だ?」

その時、後ろから矢が飛んできた

が、楓と奴が鎌で弓を切り落とす。

「はぁー……たく……悠斗……あんたは今から私と手を組みなさい。あれを倒すために 」



目を向けた先には、

女の子が1人弓を構えて立っていた。

「亜鬼……今参る!」
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