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あなたを想うと…
しおりを挟む隣で眠ってるあつしくんの寝顔を眺めてから、僕はバスルームに足を運ぶ。
幼い彼にこんな真似は…流石に頼めないし、自分で処理した方がきっと…感じない。
そう…思っていたのに。
「ん…んっ」
シャワーの水流をお尻に押し当てながら僕は指で自らの後孔に触れる。
先ほどまであつしくんを受け入れていたソコは…まだ熱を帯びていて。
「ぁっ…」
つぷり、と這わせた指を差し込めば…体内に残っていたあつしくんの残滓が指に絡み付いた。
その事実にゾクリ…とした痺れが背筋を駆け抜けて身体が反応し始める。
はしたない…と僕自身を思わない訳じゃないけど、あつしくんと関係を持ってからいつもこうだから…始末に負えない。
「は、ぁ…ぁ…あつし、く…」
自分の指であつしくんの名残を掻き出すように内部で指を動かし内壁を擦りながらつい彼の名を口にしてしまう。
――シュトリーさん好き、大好き。
耳の奥で響く愛しい彼の声に…僕の指だというのに彼の指だと錯覚してしまう。
「あふ、っ…あつしくん、そこ…ぁッ…も、っと…僕、僕っ…」
ゾクゾクとした感覚に思考が働かない。
シャワーの音と僕の喘ぎ声だけがバスルーム内に反響して…響く。
――シュトリーさんのなか…すごく熱い、ね?
甘く掠れた低い声が幼い言葉で僕を狂わせる。
ああ…もう、我慢出来ない…。
密かに隠し置いてある華色さんから作って貰った…夜専用の玩具を手にしてシャワーのお湯で洗い流してから指が引き抜かれひくひくとヒクついたままの後孔に玩具の先端を宛がった。
「んっ…ぁ、ふ…あぁ…ん…っ」
先ほどまで受け入れていた彼のより幾分か小振りなそれを…僕のそこは一気に飲み込む。
「ひぁあっ…! ぁっ…ぁん、おっきぃ…あつし、く…」
思わず口から零れてしまう歓喜の声。
厭らしい僕の身体は無機質なものであつしくんじゃないのに悦んでいる。――悦んでしまってる。
「ぁっ、ぁっ…ふ、ぁあっ…あつしくん、あつし…く、…あぅっ…気持ち、ぃ…」
甘い声が引っ切り無しに零れる。
自動でスイッチが入った玩具に突かれながらあつしくんに抱かれてる、と錯覚しながら快感に耽る。
愛しい彼だと思い込んで快感を得る僕は本当に…浅ましい。
「あっ…ぁあっ! あつしくん…イく、僕っ…あつしくんに、イかされ…ちゃう…っ」
ガクガクと全身が震え訪れようとしている絶頂にくねる腰が止まらない。
「ひ、ぁあっ…も、もう…ダメ、イく…ッ! あつしくん、も…イってぇ…ッぁ! あぁああああっ――…!!」
「…シュトリー…さん」
絶頂を迎える直前…あつしくんの僕を呼ぶ甘い声が聞こえた気が――した。
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