57 / 156
街の解放と魔王の目覚め
街の解放と魔王の目覚め②
しおりを挟む
「準備はできてるかぁ!? マリ!!」
人の悪そうな笑みを浮かべるナスドに、マリは軽く手を上げる。
バイクのエンジンをかけ、暖気も完了している。後は、ナスドが門扉を破るのを待つだけだ。
「こっちはオーケーだよ!」
「それじゃあ、乗り込むぜ! ユネ!」
「わーかってるよ。インビジブル」
ユネの魔法により、亀の甲羅団五人の姿が消える。
ガーゴイル達の狙いをマリ一人に絞ろうという作戦なのだが、いざこの場に一人残されると、なかなか精神的にクルものがある。
(気合入れないと! ガーゴイルに、私の世界の技術力を見せてやんないといけないんだから!)
深呼吸して、気持ちを落ち着かせながら、『その時』を待つ。
ブンッと、空気を裂く音に続き、公爵邸の門扉が吹っ飛ぶ。マリの目にはもう亀の甲羅団五人の姿は見えないが、ナスドの仕業に間違いない。
立ち昇る砂埃の中から、ゾロリ、ゾロリと姿を現わすのは、不気味な異形達。
(これが……ガーゴイル!)
犬と猿と蝙蝠を混ぜた様な姿をしている。そして、セバスちゃんが言っていた通り、身体が石だ。
見た目のヤバさに、鳥肌が立つ。
「見るとメンタルやられちゃうレベルにブッサイク」
人語が通じているかは不明だが、ガーゴイル達はマリの声に反応を示した。先頭の一体が遠吠えしたのだ。
(来る!!)
奴等の狙いは明らかにマリに定まった。グズグズしていられない。アクセルスロットルを上げて、バイクを発車させる。
背後で石同士が強くぶつかり合う音が、多数聞こえる。かーゴイル達が石畳の道を駆ける音だ。その一つが、あっという間にマリの背後に近づく。
「はやっ!」
更にスロットルを上げていくが、スピードの上がり具合から行って、追いつかれるのは明白。慌てふためいて後ろを振り返ると、紫色に光る矢が、近付いていたガーゴイルの身体を撃ち抜いた。
近くの建物の屋上に試験体066が、紫色の弓を構えて立っていた。恐らくこういう事態を予測して、備えてくれていたんだろう。
(頼れる奴!)
走行するバイクと、立ったままの彼。あっという間に白髪の少年の姿は遠ざかる。マリを追っていたガーゴイルが数匹、彼の元へ飛んで行くのが見え、変な汗が流れる。
(大丈夫かな……? でも、余所見してたら、コッチが危険!)
広くない道でスピードを出して走行するのはかなり危険だ。操作を少しでもミスしたら、建物の外壁に突っ込んでしまう。
(えぇと……、通りを二本超えた所にある角を右に曲がらなきゃ! そこの建物のテラスで公爵達が待ち構えてくれているハズ!)
出発前に頭に入れて来た地図を思い出し、実際に走っている道に当てはめる。動体視力が人並みなマリは、かなり気を張って状況を確認しなければならない。
スピードは既に時速100キロを超えていて、曲がり角を90度に曲がると、若干身体が吹っ飛びそうな感覚になる。
斜め前方の建物のテラスに、公爵とチェスターの姿が見えてきた。公爵はマリにヒラヒラと手を振り、杖を掲げる。雷属性の魔法をモンスターに当ててくれるのだ。少しでも追手が減ってほしいと、願いを込めて彼等が居る建物の前を通り過ぎる。
耳をつんざく様な激しい爆音が聞こえ、辺り一面が眩しく光る。
一瞬だけ後ろを向くと、追いかけてくるガーゴイルの数が半減していた。
「やった!!」
なんだか少し楽しくなってきた。出だしで少々やらかしてしまったから、不安が渦巻いていたのだが、粉々になったガーゴイル達を見て、スッキリしている。
(南側には、セバスちゃんが張ってくれた罠がある! 自分が引っかからないようにしないと!)
再び角を曲がり、マリは上体を低くする。頭上には、高圧電流を流したワイヤー。高くジャンプする様に駆けるガーゴイルの習性から、この配置にしているらしい。
__ギィィイイイン!!
金属に石をぶつけた様な音が高く響き渡る。モンスターがうまいこと罠に引っかかってくれたのだ。
長い南側の直線で、マリはグングンスピードを上げる。ルートの半分まできて、漸くガーゴイルに追いつかれそうな感じが無くなった。
(このまま周回を重ねたら、全滅間違いなし!)
西の角を曲がる。左斜め前方の建物の窓にセバスちゃんが居る。その姿にマリは状況も忘れて噴き出してしまった。
「カッコつけすぎ!」
彼は形から入る方なのか、サングラスをかけ、革のジャケットを羽織っている。まるで何処ぞのスナイパーだ。
彼は、マリの後方に爆弾の様な物を放り投げ、短機関銃で銃撃を始めた。
銃弾が、ガーゴイルの石の身体を撃ち抜く轟音と、時間差で爆弾の凄まじい爆音が炸裂し、耳がどうにかなってしまいそうだ。
(鼓膜が痛い! 耳栓付けてくるべきだった! ってか、セバスちゃんめ。爆弾の威力の調整間違ったら私までバラバラだったんだけど!)
無事にキャンプかーに戻れたら、彼に嫌味を言ってやらねばなるまい。
多少予想外の事態が起こりはしたが、概ね作戦通りに事は運び、マリは市内の周回を重ねる。
(これで3周目。ガーゴイルの数はもう三体しかいないね。あとちょっと!)
しかし、マリが気を緩め始めた時、あり得ない物が行くてを阻んだ。
後ろから追っていたはずのガーゴイルが、一体前方に回っていたのだ。
「ショートカットしたの!? なんて奴!」
猛スピードでこちらに走り寄ってくる化け物に心臓が冷える。
(このままじゃ挟み撃ちされるし!)
走り続けても、止まっても、モンスターの餌食だ。
だが、そのまま黙ってやられるつもりは、さらさらない。ルートから逸れ、小道に入る。
暫く走り、天を仰ぐ。
運が悪い事に、そこは袋小路だったのだ。
「最悪!」
北側に抜けられる道だと思って入ったのに、道を一本間違って覚えていたようだ。マリは地図の南側をうろ覚えにしていた自分に呆れる。
__グルルルル……
恐ろしい唸り声が背後に迫る。バイクに跨ったまま、背中を向け続けているわけにもいかない。乗り物を降り、モンスターと正面から対峙する。
向こうは三体。だいぶ減ったが、先頭能力が乏しいマリがまともにやり合って叶う相手ではない。
だけど、諦めたらそこで終わりだ。万に一つの可能性にかけ、ハンディサイズのスタンガンのスイッチを入れる。
「近付いたら、ビリビリにする!」
弱点だとしても、これだけの威力でガーゴイルを倒せるとは思えず、手が震える。
(柄が短か過ぎるよ! 元の世界に戻れたら、メーカーに苦情入れてやんなきゃ! いやいや、その前に……飛びかかられたら、スタンガンのビリビリの所で、顔面を殴ればいいのかな!? でも、タイミングが合わなかったら……)
出来るだけ間合いを取ろうと、右足を一歩後ろに下げると、パキリと、何かを踏みつけてしまった。
その音を合図に、ガーゴイル達がマリに襲いかかる。
「あわわわ!!」
ガブリと噛まれる事を想像し、反撃も忘れて蹲る。すぐに訪れるかと思った痛みが、何故か、いつまでもこない。
その代わり、『ギャン!』と悲鳴染みた鳴き声がガーゴイルから上がる。
「え……?」
目を開くと、青い布が視界いっぱいに広がっていた。
「なんで……」
「後二匹……」
白髪の少年が、紫色のプラズマを放つ弓を携え、マリの前に立っていた。
また助けに来てくれたのだ。
彼に向かって飛びかかってくる二体のガーゴイルは、弓本体でぶん殴られ、バラバラに砕け散る。
その雑だけど、圧倒的な強さに唖然とする。
「一人で公爵の家の庭掃除出来たんじゃないの?」
「……流石にあの数を一人では無理だったと思う……。マリさんが囮になってくれたら、ここまで綺麗に片付いたんだ」
「あ、そう……」
マリはつい半眼になってしまった。
人の悪そうな笑みを浮かべるナスドに、マリは軽く手を上げる。
バイクのエンジンをかけ、暖気も完了している。後は、ナスドが門扉を破るのを待つだけだ。
「こっちはオーケーだよ!」
「それじゃあ、乗り込むぜ! ユネ!」
「わーかってるよ。インビジブル」
ユネの魔法により、亀の甲羅団五人の姿が消える。
ガーゴイル達の狙いをマリ一人に絞ろうという作戦なのだが、いざこの場に一人残されると、なかなか精神的にクルものがある。
(気合入れないと! ガーゴイルに、私の世界の技術力を見せてやんないといけないんだから!)
深呼吸して、気持ちを落ち着かせながら、『その時』を待つ。
ブンッと、空気を裂く音に続き、公爵邸の門扉が吹っ飛ぶ。マリの目にはもう亀の甲羅団五人の姿は見えないが、ナスドの仕業に間違いない。
立ち昇る砂埃の中から、ゾロリ、ゾロリと姿を現わすのは、不気味な異形達。
(これが……ガーゴイル!)
犬と猿と蝙蝠を混ぜた様な姿をしている。そして、セバスちゃんが言っていた通り、身体が石だ。
見た目のヤバさに、鳥肌が立つ。
「見るとメンタルやられちゃうレベルにブッサイク」
人語が通じているかは不明だが、ガーゴイル達はマリの声に反応を示した。先頭の一体が遠吠えしたのだ。
(来る!!)
奴等の狙いは明らかにマリに定まった。グズグズしていられない。アクセルスロットルを上げて、バイクを発車させる。
背後で石同士が強くぶつかり合う音が、多数聞こえる。かーゴイル達が石畳の道を駆ける音だ。その一つが、あっという間にマリの背後に近づく。
「はやっ!」
更にスロットルを上げていくが、スピードの上がり具合から行って、追いつかれるのは明白。慌てふためいて後ろを振り返ると、紫色に光る矢が、近付いていたガーゴイルの身体を撃ち抜いた。
近くの建物の屋上に試験体066が、紫色の弓を構えて立っていた。恐らくこういう事態を予測して、備えてくれていたんだろう。
(頼れる奴!)
走行するバイクと、立ったままの彼。あっという間に白髪の少年の姿は遠ざかる。マリを追っていたガーゴイルが数匹、彼の元へ飛んで行くのが見え、変な汗が流れる。
(大丈夫かな……? でも、余所見してたら、コッチが危険!)
広くない道でスピードを出して走行するのはかなり危険だ。操作を少しでもミスしたら、建物の外壁に突っ込んでしまう。
(えぇと……、通りを二本超えた所にある角を右に曲がらなきゃ! そこの建物のテラスで公爵達が待ち構えてくれているハズ!)
出発前に頭に入れて来た地図を思い出し、実際に走っている道に当てはめる。動体視力が人並みなマリは、かなり気を張って状況を確認しなければならない。
スピードは既に時速100キロを超えていて、曲がり角を90度に曲がると、若干身体が吹っ飛びそうな感覚になる。
斜め前方の建物のテラスに、公爵とチェスターの姿が見えてきた。公爵はマリにヒラヒラと手を振り、杖を掲げる。雷属性の魔法をモンスターに当ててくれるのだ。少しでも追手が減ってほしいと、願いを込めて彼等が居る建物の前を通り過ぎる。
耳をつんざく様な激しい爆音が聞こえ、辺り一面が眩しく光る。
一瞬だけ後ろを向くと、追いかけてくるガーゴイルの数が半減していた。
「やった!!」
なんだか少し楽しくなってきた。出だしで少々やらかしてしまったから、不安が渦巻いていたのだが、粉々になったガーゴイル達を見て、スッキリしている。
(南側には、セバスちゃんが張ってくれた罠がある! 自分が引っかからないようにしないと!)
再び角を曲がり、マリは上体を低くする。頭上には、高圧電流を流したワイヤー。高くジャンプする様に駆けるガーゴイルの習性から、この配置にしているらしい。
__ギィィイイイン!!
金属に石をぶつけた様な音が高く響き渡る。モンスターがうまいこと罠に引っかかってくれたのだ。
長い南側の直線で、マリはグングンスピードを上げる。ルートの半分まできて、漸くガーゴイルに追いつかれそうな感じが無くなった。
(このまま周回を重ねたら、全滅間違いなし!)
西の角を曲がる。左斜め前方の建物の窓にセバスちゃんが居る。その姿にマリは状況も忘れて噴き出してしまった。
「カッコつけすぎ!」
彼は形から入る方なのか、サングラスをかけ、革のジャケットを羽織っている。まるで何処ぞのスナイパーだ。
彼は、マリの後方に爆弾の様な物を放り投げ、短機関銃で銃撃を始めた。
銃弾が、ガーゴイルの石の身体を撃ち抜く轟音と、時間差で爆弾の凄まじい爆音が炸裂し、耳がどうにかなってしまいそうだ。
(鼓膜が痛い! 耳栓付けてくるべきだった! ってか、セバスちゃんめ。爆弾の威力の調整間違ったら私までバラバラだったんだけど!)
無事にキャンプかーに戻れたら、彼に嫌味を言ってやらねばなるまい。
多少予想外の事態が起こりはしたが、概ね作戦通りに事は運び、マリは市内の周回を重ねる。
(これで3周目。ガーゴイルの数はもう三体しかいないね。あとちょっと!)
しかし、マリが気を緩め始めた時、あり得ない物が行くてを阻んだ。
後ろから追っていたはずのガーゴイルが、一体前方に回っていたのだ。
「ショートカットしたの!? なんて奴!」
猛スピードでこちらに走り寄ってくる化け物に心臓が冷える。
(このままじゃ挟み撃ちされるし!)
走り続けても、止まっても、モンスターの餌食だ。
だが、そのまま黙ってやられるつもりは、さらさらない。ルートから逸れ、小道に入る。
暫く走り、天を仰ぐ。
運が悪い事に、そこは袋小路だったのだ。
「最悪!」
北側に抜けられる道だと思って入ったのに、道を一本間違って覚えていたようだ。マリは地図の南側をうろ覚えにしていた自分に呆れる。
__グルルルル……
恐ろしい唸り声が背後に迫る。バイクに跨ったまま、背中を向け続けているわけにもいかない。乗り物を降り、モンスターと正面から対峙する。
向こうは三体。だいぶ減ったが、先頭能力が乏しいマリがまともにやり合って叶う相手ではない。
だけど、諦めたらそこで終わりだ。万に一つの可能性にかけ、ハンディサイズのスタンガンのスイッチを入れる。
「近付いたら、ビリビリにする!」
弱点だとしても、これだけの威力でガーゴイルを倒せるとは思えず、手が震える。
(柄が短か過ぎるよ! 元の世界に戻れたら、メーカーに苦情入れてやんなきゃ! いやいや、その前に……飛びかかられたら、スタンガンのビリビリの所で、顔面を殴ればいいのかな!? でも、タイミングが合わなかったら……)
出来るだけ間合いを取ろうと、右足を一歩後ろに下げると、パキリと、何かを踏みつけてしまった。
その音を合図に、ガーゴイル達がマリに襲いかかる。
「あわわわ!!」
ガブリと噛まれる事を想像し、反撃も忘れて蹲る。すぐに訪れるかと思った痛みが、何故か、いつまでもこない。
その代わり、『ギャン!』と悲鳴染みた鳴き声がガーゴイルから上がる。
「え……?」
目を開くと、青い布が視界いっぱいに広がっていた。
「なんで……」
「後二匹……」
白髪の少年が、紫色のプラズマを放つ弓を携え、マリの前に立っていた。
また助けに来てくれたのだ。
彼に向かって飛びかかってくる二体のガーゴイルは、弓本体でぶん殴られ、バラバラに砕け散る。
その雑だけど、圧倒的な強さに唖然とする。
「一人で公爵の家の庭掃除出来たんじゃないの?」
「……流石にあの数を一人では無理だったと思う……。マリさんが囮になってくれたら、ここまで綺麗に片付いたんだ」
「あ、そう……」
マリはつい半眼になってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる