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神天地編
第8神話 ヒーロー(?)参上!②
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パリィ!
すると、大きなガラスが割れたような音を出しながら俺を包み込む。
そして一瞬でマガミからの距離が離れていた。
俺がいた場所に目を戻すと、空間が断裂している。
しかもあそこは俺の足があった場所と同じ位置にあった。何とか間一髪で避けられたようだ。
「はぁ…はぁ…」
「ッ!ラルバ!オマエ…!なんで!?」
マガミはまたもやこの人に妨害をされてしてしまい、信じられないという表情をしている。
この人が俺という存在を助けたということにショックを受けたようだ。
「うん?こいつだって俺には反抗的だが、こいつだって今日からお前達と一緒に暮らすルームメイトの一人であることに代わりはないだろ?だから受け入れてやろうと思って。」
この人に従うのは嫌だが、もう逃れようにも逃れることは出来ない。俺はどちらにせよ最悪な事態であることに肩をガックリと落とすことしか出来なかった。
「こ、こんな器のヤツに……」
マガミは俺という存在を受け入れ難い意志を断固として譲らない。
「はぁ…。」
この言動にラルバはマガミかなり大きめの溜め息を吐いた。そして俺の元に近寄り、包帯をまた空間から取り出した。
「いいか?そいつは俺が取り込んだ時点で俺の体の一部だ。自分優先じゃない奴なんていないだろ?まず自分の体を大切にしないといけないのは当たり前だ。)
ラルバはそう言ってゆっくりと包帯を巻く。
「ッ!でもなんでこいつを!?この世界のニンゲンで神に匹敵する神通力はみたことないぞ!?潜在能力を引き出したらまちがいなくボクらの脅威になる!リスクしかない!」
「今更言うか?ソレ。前々から計画して言ってたはずだが?こいつを取り入れる理由は低次元で生きる無能力者の人間でありながら、神通力を潜在能力として持っている。こんな簡単に服従させやすい良物件を見つけたんだ。」
「で、でも…!」
「そうリスクだの何だって言って口実をつけてこいつを殺そうとするな馬鹿。今回はリスクを持ってしてでも俺の夢を叶えたいんだよ。」
「……」
「そういう時だってあってもいいだろ?まさかお前俺の覚悟を蔑ろにしようとするんじゃないだろうな?」
「ち、違う!」
話術では圧倒的にこの人間に分がある為、マガミは軽く丸め込まれてしまった。
だがマガミはこれで止まらなかった。
「俺はこんなヤツに侮辱されっぱなしなオマエのために動いたんだ…!僕達は踏みにじれるような存在じゃないのに…!」
それでもマガミはズレた忠誠心の所為でまたもや言い逃れをしようとしている。
その言葉を聞いた途端にキメラ側の人間は怒りの表情を顕にした。
「……もういい!!!」
「……っ!」
(……!!)
大声量の一喝をマガミに浴びせ、マガミは萎縮してしまった。矛先の向いていない俺ですら緊張感を感じてしまうほどだった。
そして俺に包帯を巻き終わるとマガミの方を向いた。
「堕ちるところまで堕ちやがって……!そんなに俺に優しくして欲しいのか?マサルやラヴァナやネヴァに自分の気持ちを優先させて欲しいのか…!?」
ゆっくりと、一言一句に怒りの感情を詰め込んでいるのが分かる。
このラルバの高圧的な態度に気圧されたのか、マガミは硬直している。
「それに今回はネヴァやマガミやラヴァナにまで全員を手に掛けたな?」
ビクッ!
マガミは効果音が聞こえるぐらい、あからさまにビビっている。
「今回のお前は一線を越えた。しかも言い訳までしてまで自分の罪から逃れようともしたなら…」
マガミは完全にブルブルと体を震わせていている。
可哀想になるほどに。
「…自分のしたことのあとの始末…覚悟しておけよ?」
と、最後の追撃として頭に焼き付けるくらいの言葉にラルバは力をこめた。
「…………!」
このときマガミの中で何かがぶつりと途切れた。何もかもの行動が裏目にでてしまう悔しさと信頼していた人に厳しい言葉で突きつけられたショックによる、過度なストレス。
瞬間的にかかったその負荷は心の制御なぞ、簡単に破壊する。
「ルァァァァアァァァアァアアアアアァ!!!」
怒りのままに発する叫びと同時に、マガミの周りに大量に裂け目が発生し始めた。
「自暴自棄になりやがって。神の使いともあろう者が何を取り乱してんだよ。」
それでもラルバは動じず、マガミをただただ睨みつける。
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
此方の鼓膜がビリビリと響く。
そんな中俺はあいつの殺気を見て、動じずにはいられなかった。
(やばいやばいやばい!今度こそガチで殺りにくる。それに俺の足……ど、どうすれば!!)
「人間!じっとしとけ。何があってもだ。」
そしてキメラ側の人間は俺に警戒を求めるように語気を強めるが
「グァァァ!!」
こっちの事情はお構いなしにマガミはさらに威圧感と叫び声を倍増させ、心の動揺を誘う。
「グァァァァァァア!!!」
倍増していくとともに、俺はあることに気づき
(はっ…?)
と心の中で漏れる。
なんとマガミの体が俺より倍の大きさになり、段々と毛が生えてきた。
新たな衝撃が俺の脳内を混乱させる。そして背中は猫背になっていき、最終的には手…いや前脚を地面に着いた。
「な、なんだ……あれ?狼?」
そこに居たのは全長が数十メートルもある狼だった。アニメや御伽噺でしか見たことのないような大狼だ。
「これって…」
キメラ側の人間の方を向くと先程までの余裕そうな表情が崩れて、何故か呆けた表情でマガミを見据える。
「マガミ………お前、それ……。」
ラルバは何かに見とれているようだった。それも言葉が出ないほどの物のようで、マガミでは無く何かを感知しているようだ。
俺は何があるのかを聞こうとしたが、マガミの叫び声によって妨害された。
「グゥアァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
それと同時にマガミは空間に裂け目を大量発生させた。
俺とこの人間を包囲するような裂け目の配置の仕方……これは……!
ギュオン…!
ギュオン…!
ギュオン…!
想像通り四方八方から光弾が飛んできた。やはりキメラと似たような戦法を採ってきた。
この時俺はラルバが助けてくれると思いながら光弾への恐怖と脚の痛みに負けないようにしていた。
「………」
だが、ラルバはそれでもすぐに動きださなかった。まだマガミの頭上近くの何かを眺めている。
「え?何で……?」
思わずこぼれた言葉がラルバの脳内を切り替えさせる。
「………!人間!」
その瞬間にラルバは俺のいる位置に裂け目を展開させ、その光弾から避けることが出来た。
俺は一瞬何をしているのか心配したが身が無事だったことに安堵した。
「ふぅ…危な……」
パリン!
そしてそれをさらに上書きをするように、裂け目が開けた先にはマガミがいた。
「「は?」」
俺とラルバは素っ頓狂な声を上げてしまった。
わざとマガミの眼の前に転移させたのか?もしかしてさっき動き出さなかったのも作戦?
そんなことを考えているうちにマガミの前脚の爪が俺を襲う。その間近で見る姿は狼という言葉では片付けられないほどの化け物だ。
死という概念を認識する間もなく
ザシュッ!!
と俺は正面から切り裂かれ、体勢を崩して仰向けになって倒れる。
完全に倒れた次に視野に入ったのはダークオークの天井だった。
その暗い色が俺の心身を染めるように包み込んでくる。
すると、大きなガラスが割れたような音を出しながら俺を包み込む。
そして一瞬でマガミからの距離が離れていた。
俺がいた場所に目を戻すと、空間が断裂している。
しかもあそこは俺の足があった場所と同じ位置にあった。何とか間一髪で避けられたようだ。
「はぁ…はぁ…」
「ッ!ラルバ!オマエ…!なんで!?」
マガミはまたもやこの人に妨害をされてしてしまい、信じられないという表情をしている。
この人が俺という存在を助けたということにショックを受けたようだ。
「うん?こいつだって俺には反抗的だが、こいつだって今日からお前達と一緒に暮らすルームメイトの一人であることに代わりはないだろ?だから受け入れてやろうと思って。」
この人に従うのは嫌だが、もう逃れようにも逃れることは出来ない。俺はどちらにせよ最悪な事態であることに肩をガックリと落とすことしか出来なかった。
「こ、こんな器のヤツに……」
マガミは俺という存在を受け入れ難い意志を断固として譲らない。
「はぁ…。」
この言動にラルバはマガミかなり大きめの溜め息を吐いた。そして俺の元に近寄り、包帯をまた空間から取り出した。
「いいか?そいつは俺が取り込んだ時点で俺の体の一部だ。自分優先じゃない奴なんていないだろ?まず自分の体を大切にしないといけないのは当たり前だ。)
ラルバはそう言ってゆっくりと包帯を巻く。
「ッ!でもなんでこいつを!?この世界のニンゲンで神に匹敵する神通力はみたことないぞ!?潜在能力を引き出したらまちがいなくボクらの脅威になる!リスクしかない!」
「今更言うか?ソレ。前々から計画して言ってたはずだが?こいつを取り入れる理由は低次元で生きる無能力者の人間でありながら、神通力を潜在能力として持っている。こんな簡単に服従させやすい良物件を見つけたんだ。」
「で、でも…!」
「そうリスクだの何だって言って口実をつけてこいつを殺そうとするな馬鹿。今回はリスクを持ってしてでも俺の夢を叶えたいんだよ。」
「……」
「そういう時だってあってもいいだろ?まさかお前俺の覚悟を蔑ろにしようとするんじゃないだろうな?」
「ち、違う!」
話術では圧倒的にこの人間に分がある為、マガミは軽く丸め込まれてしまった。
だがマガミはこれで止まらなかった。
「俺はこんなヤツに侮辱されっぱなしなオマエのために動いたんだ…!僕達は踏みにじれるような存在じゃないのに…!」
それでもマガミはズレた忠誠心の所為でまたもや言い逃れをしようとしている。
その言葉を聞いた途端にキメラ側の人間は怒りの表情を顕にした。
「……もういい!!!」
「……っ!」
(……!!)
大声量の一喝をマガミに浴びせ、マガミは萎縮してしまった。矛先の向いていない俺ですら緊張感を感じてしまうほどだった。
そして俺に包帯を巻き終わるとマガミの方を向いた。
「堕ちるところまで堕ちやがって……!そんなに俺に優しくして欲しいのか?マサルやラヴァナやネヴァに自分の気持ちを優先させて欲しいのか…!?」
ゆっくりと、一言一句に怒りの感情を詰め込んでいるのが分かる。
このラルバの高圧的な態度に気圧されたのか、マガミは硬直している。
「それに今回はネヴァやマガミやラヴァナにまで全員を手に掛けたな?」
ビクッ!
マガミは効果音が聞こえるぐらい、あからさまにビビっている。
「今回のお前は一線を越えた。しかも言い訳までしてまで自分の罪から逃れようともしたなら…」
マガミは完全にブルブルと体を震わせていている。
可哀想になるほどに。
「…自分のしたことのあとの始末…覚悟しておけよ?」
と、最後の追撃として頭に焼き付けるくらいの言葉にラルバは力をこめた。
「…………!」
このときマガミの中で何かがぶつりと途切れた。何もかもの行動が裏目にでてしまう悔しさと信頼していた人に厳しい言葉で突きつけられたショックによる、過度なストレス。
瞬間的にかかったその負荷は心の制御なぞ、簡単に破壊する。
「ルァァァァアァァァアァアアアアアァ!!!」
怒りのままに発する叫びと同時に、マガミの周りに大量に裂け目が発生し始めた。
「自暴自棄になりやがって。神の使いともあろう者が何を取り乱してんだよ。」
それでもラルバは動じず、マガミをただただ睨みつける。
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
此方の鼓膜がビリビリと響く。
そんな中俺はあいつの殺気を見て、動じずにはいられなかった。
(やばいやばいやばい!今度こそガチで殺りにくる。それに俺の足……ど、どうすれば!!)
「人間!じっとしとけ。何があってもだ。」
そしてキメラ側の人間は俺に警戒を求めるように語気を強めるが
「グァァァ!!」
こっちの事情はお構いなしにマガミはさらに威圧感と叫び声を倍増させ、心の動揺を誘う。
「グァァァァァァア!!!」
倍増していくとともに、俺はあることに気づき
(はっ…?)
と心の中で漏れる。
なんとマガミの体が俺より倍の大きさになり、段々と毛が生えてきた。
新たな衝撃が俺の脳内を混乱させる。そして背中は猫背になっていき、最終的には手…いや前脚を地面に着いた。
「な、なんだ……あれ?狼?」
そこに居たのは全長が数十メートルもある狼だった。アニメや御伽噺でしか見たことのないような大狼だ。
「これって…」
キメラ側の人間の方を向くと先程までの余裕そうな表情が崩れて、何故か呆けた表情でマガミを見据える。
「マガミ………お前、それ……。」
ラルバは何かに見とれているようだった。それも言葉が出ないほどの物のようで、マガミでは無く何かを感知しているようだ。
俺は何があるのかを聞こうとしたが、マガミの叫び声によって妨害された。
「グゥアァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
それと同時にマガミは空間に裂け目を大量発生させた。
俺とこの人間を包囲するような裂け目の配置の仕方……これは……!
ギュオン…!
ギュオン…!
ギュオン…!
想像通り四方八方から光弾が飛んできた。やはりキメラと似たような戦法を採ってきた。
この時俺はラルバが助けてくれると思いながら光弾への恐怖と脚の痛みに負けないようにしていた。
「………」
だが、ラルバはそれでもすぐに動きださなかった。まだマガミの頭上近くの何かを眺めている。
「え?何で……?」
思わずこぼれた言葉がラルバの脳内を切り替えさせる。
「………!人間!」
その瞬間にラルバは俺のいる位置に裂け目を展開させ、その光弾から避けることが出来た。
俺は一瞬何をしているのか心配したが身が無事だったことに安堵した。
「ふぅ…危な……」
パリン!
そしてそれをさらに上書きをするように、裂け目が開けた先にはマガミがいた。
「「は?」」
俺とラルバは素っ頓狂な声を上げてしまった。
わざとマガミの眼の前に転移させたのか?もしかしてさっき動き出さなかったのも作戦?
そんなことを考えているうちにマガミの前脚の爪が俺を襲う。その間近で見る姿は狼という言葉では片付けられないほどの化け物だ。
死という概念を認識する間もなく
ザシュッ!!
と俺は正面から切り裂かれ、体勢を崩して仰向けになって倒れる。
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