33 / 77
神天地編
第9神話 人間②
しおりを挟む
「…………へ?」
マガミは俺とラルバに向かって両足で攻撃をしたが、その攻撃がすり抜けた。音も聞こえない。しかも辺りは暗く、視界は0に近い。
暫くすると段々と目が慣れてきて、ラルバを少し視認できるようになった。それに自分の体が何故か空中で浮いていて、体を動かそうにも動くことが出来ない。いや…そんなことよりも………
(あ、あれ?ちょっ………息……が……)
自分が息をすることが出来ないことに気づいてしまった。何度息を吸う素振りをしても、全く肺に酸素が供給されていないのが分かる。
(あっ……や……やばい!!このままじゃ……)
このままじゃ窒息すると思い、どうにかこの暗い空間から逃げ出そうとした瞬間に
ーー人間!!大丈夫だ!息を吸えるようになってないか?もう一度空気を吸ってみろ。
ラルバの声が脳内に響く。この感じ、空間の裂け目を使って脳内に直接心の声を送っているのだろう。その声に言われるがまま、俺は行動に移す。
すー……はー……
驚くことに先程は肺の中に空気が入っていく感触すら無かったのに、そんなことが無かったように通常通りに吸えている。
「はっ…はー…よかっ…!?」
安心して息を吐こうとした瞬間に、黒く大きな影がうごめいたことで俺は息を呑んだ。
そう、マガミだ。
「……………!!!」
薄暗くてよく分からないが、マガミが天井を見上げて口を開けている。多分叫んでいるのだろう。
何度もマガミは前足で凶暴に振り続けながら俺達に向かってくるが、一向に攻撃は当たらずにすり抜ける。
一言で表すなら、プロジェクションマッピングのような感覚だ。
ーー亜空間を他にも大量に創っておいたと言っただろ。ここが亜空間内部だ。にしても全く……古いタイプの人間ってのは……酸素を一々お前の肺に送り込まないと死んじまうってのはめんどくせえよ。
(一体どういうことだ?何で俺は空中で静止してるんだ?)
ーーん?おい人間?
(どうなってんだ?マガミの攻撃は効かないし、暗いし、気味悪い。これが亜空間なのか?)
ーーいや、だからそうだと言っているのだが……
(マガミはこの空間には入っているのか?いないのか?)
ーーおい、聞いてるのか人げ…
(あぁまた脳内処理が追いつかねえ……どういう事だよ……。)
ーー……どうなってるのか聞きたいのはお前の耳の方なんだが?無視すんなや。
ボソッとした囁きが脳内で響く。そしてラルバの方に目をやると吃驚した様子だった。
吃驚してるのはこっちだよ。
聞こえていないとでも思っているのか?流石に頭の中で喋られたら嫌でも聞こえる。
ーーい、いやなんで!?おま、お前自分にマイナスの部分だけ……!?なんで他は聞こえてな……
また脳内に話しかけてくる。取り敢えず、そんなことよりも説明すべきものがあるだろ。
ーー…………ちっ
(聞こえてますからね?良いからとにかく話せ。)
と強引にラルバに迫る。
ーーあぁ!分かった!分かったよ。もう一から説明する!
と切り替えて、一々うるさい叶夢に説明をしてやるのだった。
ーーこれが亜空間っていう場所だ。この空間内は通常の物理法則が通用しない。
(物理法則?っていうと作用・反作用の法則や慣性の法則みたいなやつですか?)
ーーそうだ。波、力、電磁気、熱、流体、ミクロ、光…お前の生きていた世界で提唱されていたありとあらゆる物理学の概念…これら全てが適用されない。今、お前が今こうして空中に浮いているのは、重力という概念が無いからだ。」
物理学が通用しない?ということは…
(…あぁ、じゃあこうしてテレパシーなのも音が振動しないからこうやってテレパシーで会話してるのか。酸素が吸えないのは空気自体が動く力がなくなってしまってるってことで合ってます?
そう俺なりの考察をラルバに向ける。
叶夢はかなり自信がある様子で、ラルバの解答を待つ。
(……丁度いい、確かめてみるか。)
だがラルバがしたことは、質問に答えることではなく叶夢の殺意を確かめる為に、叶夢にカマをかけようとする。
勿論、叶夢はこのラルバの動向に全く気づくことすらなかった。
ーー…おぉ、なかなか頭が良いな。すごいじゃないか。
ラルバは何やら俺の頭の良さを急に褒め始めた。
(ま、まぁこういう物理学とか僕好きでしたから。)
そうやって素直に褒めるタイプだとは思わず、少し言葉に詰まりながらも返答する。
俺をおちょくるような行動をしているが、根は良い奴なのだろうか?
するとまたラルバから質問が来る。
ーー……お前ってクラスの中でも勉強は得意だったのか?
すると今度は俺のことを掘り下げるような発言をする。
この戦闘時にも関わらず根掘り葉掘り過去のことを聞いてくるラルバに違和感を覚える。
それでも一応聞かれたことに関しては返そうと自分の僅かな善意が突き動かす。
(……まぁ、はい。)
ーーへぇ……お前ってもしかしてクラスの人から頼りにされてたタイプか?羨ましいな。コミュ力もありそうやし…仲良かったんだろ?
まだラルバは掘り下げるのを止めなかった。
そしてこれがトリガーになってしまい、俺の脳内に大量の嫌な思い出は浮かび上がっていく。
憎たらしいあいつらが。
(クラス………)
ーー伊織!酒持って来てやったぞ~神様の為にも皆んなでお前に酒をかけて、清めてやろうと思ってさ?ていうことで行くぞ~~!!
悪気の無い同級生どもが俺に日本酒だのビールだのをかける顔が浮かぶ。まるで俺のことをおもちゃのように使って遊ぶ無邪気な奴ら。
赤ちゃんみたいでかわいいな。あいつらは今頃何してるかな。
不幸な人生を送ってることを祈るばかりだ。
(あー。本当にムカつく。死んでしまえ。)
その合間に、尋常では無い量の殺意がどん
どんと湧き出るのがラルバの目で分かった。
(殺気が上がる速度が尋常じゃ無い……こいつの過去にはどれほどの物があるんだ!?ここまでなのは……)
ーー人間!?人間!?おい!
ラルバが声を掛けても全く反応はない。
過去の悪い記憶が根強く記憶に刻み込まれている所為で脳がまともに機能していない。
他の事が何もかも考えられなくなり、脳が集中力を高め続けている為かラルバの言葉が阻害される。
(このままじゃまたマガミが飲み込まれる!そろそろか…!)
意を決してあの3人に呼び掛けることにした。
ーーネヴァ!マサル!ラヴァナ!誰でも良いから来てくれ!叶夢を遠くに連れて行ってくれ。確認は出来た!
心中で大声で叫ぶとともに、亜空間内に裂け目が発生した。
ーー来たぞ!ラルバ!
ネヴァが裂け目から出てきて人間を抱えた。
ーーへっ?何でネヴァさんが…
叶夢は突然抱えられたことにより、目が覚めたようだ。
ーーとにかく!話は後だ!付いて来てくれ!
何処かへ裂け目に包み込まれて、消えていった。その瞬間にマガミが二人に矛先を向け、裂け目を使おうとしていた。
ーー待て!ドラァッ!!!
「グギャア!!!」
俺達が居た亜空間を解除し、奴の背中に向けて勢いよく飛び膝蹴りが炸裂した。亜空間を解除したため、マガミの腑抜けた声が耳に入ってくる。
「~~!やっぱりこの空間がいいな。のびのび出来る。」
そう言ってラルバは腕を大きく伸ばす。
「グラァァァァァァァァッッ!!!」
こいつとは久々の組み手だ。長い事そういややってなかったな。
自然と気分が高揚していき、少しの興奮による汗が出る。そして勝負の開始の宣言をするように、
「マガミ!これで思う存分出来るな!ちょっと俺のくうかん能力最後の組み手に付き合ってくれよ!〆は化け物との手合わせに限る!!」
「グラァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
闘いの火蓋が二人の化け物によって切られた。
マガミは俺とラルバに向かって両足で攻撃をしたが、その攻撃がすり抜けた。音も聞こえない。しかも辺りは暗く、視界は0に近い。
暫くすると段々と目が慣れてきて、ラルバを少し視認できるようになった。それに自分の体が何故か空中で浮いていて、体を動かそうにも動くことが出来ない。いや…そんなことよりも………
(あ、あれ?ちょっ………息……が……)
自分が息をすることが出来ないことに気づいてしまった。何度息を吸う素振りをしても、全く肺に酸素が供給されていないのが分かる。
(あっ……や……やばい!!このままじゃ……)
このままじゃ窒息すると思い、どうにかこの暗い空間から逃げ出そうとした瞬間に
ーー人間!!大丈夫だ!息を吸えるようになってないか?もう一度空気を吸ってみろ。
ラルバの声が脳内に響く。この感じ、空間の裂け目を使って脳内に直接心の声を送っているのだろう。その声に言われるがまま、俺は行動に移す。
すー……はー……
驚くことに先程は肺の中に空気が入っていく感触すら無かったのに、そんなことが無かったように通常通りに吸えている。
「はっ…はー…よかっ…!?」
安心して息を吐こうとした瞬間に、黒く大きな影がうごめいたことで俺は息を呑んだ。
そう、マガミだ。
「……………!!!」
薄暗くてよく分からないが、マガミが天井を見上げて口を開けている。多分叫んでいるのだろう。
何度もマガミは前足で凶暴に振り続けながら俺達に向かってくるが、一向に攻撃は当たらずにすり抜ける。
一言で表すなら、プロジェクションマッピングのような感覚だ。
ーー亜空間を他にも大量に創っておいたと言っただろ。ここが亜空間内部だ。にしても全く……古いタイプの人間ってのは……酸素を一々お前の肺に送り込まないと死んじまうってのはめんどくせえよ。
(一体どういうことだ?何で俺は空中で静止してるんだ?)
ーーん?おい人間?
(どうなってんだ?マガミの攻撃は効かないし、暗いし、気味悪い。これが亜空間なのか?)
ーーいや、だからそうだと言っているのだが……
(マガミはこの空間には入っているのか?いないのか?)
ーーおい、聞いてるのか人げ…
(あぁまた脳内処理が追いつかねえ……どういう事だよ……。)
ーー……どうなってるのか聞きたいのはお前の耳の方なんだが?無視すんなや。
ボソッとした囁きが脳内で響く。そしてラルバの方に目をやると吃驚した様子だった。
吃驚してるのはこっちだよ。
聞こえていないとでも思っているのか?流石に頭の中で喋られたら嫌でも聞こえる。
ーーい、いやなんで!?おま、お前自分にマイナスの部分だけ……!?なんで他は聞こえてな……
また脳内に話しかけてくる。取り敢えず、そんなことよりも説明すべきものがあるだろ。
ーー…………ちっ
(聞こえてますからね?良いからとにかく話せ。)
と強引にラルバに迫る。
ーーあぁ!分かった!分かったよ。もう一から説明する!
と切り替えて、一々うるさい叶夢に説明をしてやるのだった。
ーーこれが亜空間っていう場所だ。この空間内は通常の物理法則が通用しない。
(物理法則?っていうと作用・反作用の法則や慣性の法則みたいなやつですか?)
ーーそうだ。波、力、電磁気、熱、流体、ミクロ、光…お前の生きていた世界で提唱されていたありとあらゆる物理学の概念…これら全てが適用されない。今、お前が今こうして空中に浮いているのは、重力という概念が無いからだ。」
物理学が通用しない?ということは…
(…あぁ、じゃあこうしてテレパシーなのも音が振動しないからこうやってテレパシーで会話してるのか。酸素が吸えないのは空気自体が動く力がなくなってしまってるってことで合ってます?
そう俺なりの考察をラルバに向ける。
叶夢はかなり自信がある様子で、ラルバの解答を待つ。
(……丁度いい、確かめてみるか。)
だがラルバがしたことは、質問に答えることではなく叶夢の殺意を確かめる為に、叶夢にカマをかけようとする。
勿論、叶夢はこのラルバの動向に全く気づくことすらなかった。
ーー…おぉ、なかなか頭が良いな。すごいじゃないか。
ラルバは何やら俺の頭の良さを急に褒め始めた。
(ま、まぁこういう物理学とか僕好きでしたから。)
そうやって素直に褒めるタイプだとは思わず、少し言葉に詰まりながらも返答する。
俺をおちょくるような行動をしているが、根は良い奴なのだろうか?
するとまたラルバから質問が来る。
ーー……お前ってクラスの中でも勉強は得意だったのか?
すると今度は俺のことを掘り下げるような発言をする。
この戦闘時にも関わらず根掘り葉掘り過去のことを聞いてくるラルバに違和感を覚える。
それでも一応聞かれたことに関しては返そうと自分の僅かな善意が突き動かす。
(……まぁ、はい。)
ーーへぇ……お前ってもしかしてクラスの人から頼りにされてたタイプか?羨ましいな。コミュ力もありそうやし…仲良かったんだろ?
まだラルバは掘り下げるのを止めなかった。
そしてこれがトリガーになってしまい、俺の脳内に大量の嫌な思い出は浮かび上がっていく。
憎たらしいあいつらが。
(クラス………)
ーー伊織!酒持って来てやったぞ~神様の為にも皆んなでお前に酒をかけて、清めてやろうと思ってさ?ていうことで行くぞ~~!!
悪気の無い同級生どもが俺に日本酒だのビールだのをかける顔が浮かぶ。まるで俺のことをおもちゃのように使って遊ぶ無邪気な奴ら。
赤ちゃんみたいでかわいいな。あいつらは今頃何してるかな。
不幸な人生を送ってることを祈るばかりだ。
(あー。本当にムカつく。死んでしまえ。)
その合間に、尋常では無い量の殺意がどん
どんと湧き出るのがラルバの目で分かった。
(殺気が上がる速度が尋常じゃ無い……こいつの過去にはどれほどの物があるんだ!?ここまでなのは……)
ーー人間!?人間!?おい!
ラルバが声を掛けても全く反応はない。
過去の悪い記憶が根強く記憶に刻み込まれている所為で脳がまともに機能していない。
他の事が何もかも考えられなくなり、脳が集中力を高め続けている為かラルバの言葉が阻害される。
(このままじゃまたマガミが飲み込まれる!そろそろか…!)
意を決してあの3人に呼び掛けることにした。
ーーネヴァ!マサル!ラヴァナ!誰でも良いから来てくれ!叶夢を遠くに連れて行ってくれ。確認は出来た!
心中で大声で叫ぶとともに、亜空間内に裂け目が発生した。
ーー来たぞ!ラルバ!
ネヴァが裂け目から出てきて人間を抱えた。
ーーへっ?何でネヴァさんが…
叶夢は突然抱えられたことにより、目が覚めたようだ。
ーーとにかく!話は後だ!付いて来てくれ!
何処かへ裂け目に包み込まれて、消えていった。その瞬間にマガミが二人に矛先を向け、裂け目を使おうとしていた。
ーー待て!ドラァッ!!!
「グギャア!!!」
俺達が居た亜空間を解除し、奴の背中に向けて勢いよく飛び膝蹴りが炸裂した。亜空間を解除したため、マガミの腑抜けた声が耳に入ってくる。
「~~!やっぱりこの空間がいいな。のびのび出来る。」
そう言ってラルバは腕を大きく伸ばす。
「グラァァァァァァァァッッ!!!」
こいつとは久々の組み手だ。長い事そういややってなかったな。
自然と気分が高揚していき、少しの興奮による汗が出る。そして勝負の開始の宣言をするように、
「マガミ!これで思う存分出来るな!ちょっと俺のくうかん能力最後の組み手に付き合ってくれよ!〆は化け物との手合わせに限る!!」
「グラァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
闘いの火蓋が二人の化け物によって切られた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる