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★にじゅうさん
しおりを挟むアークsaid
森の奥に進んでも進んでも、ひたすらに森。
さらには不気味な生物や魔物も住んでいるという。
私は足早に魔王城へと向かうが、何故か一緒に悪女マリアを殺すべく同盟を組んだ女騎士ルナが行く先々で立ち止まるのでなかなか進めない。
毒花があれば、立ち止まり触ろうとする。
毒虫がいれば、可愛いと言って触ろうとした。私が怒鳴って制してなければ、ルナの手は爛れていただろう。
全く世話の焼ける奴だ。
私の後ろをブツブツと文句を言いながら歩く奴は、きっと、魔王城の周辺に張り巡らせてある結界のせいで我々がたどり着けないことに気づいていない。
なので、仕方なく細かく説明した。
そしたら、奴は野宿すると言い出した。
野宿だと?!この魔の森を知る者はそんな事を言わないから、奴の発言に驚く。
しかし、説明しても自分は護身魔法があるから平気だとぬかす。
確かに、奴には強い護身魔法があるからもしかしたら大丈夫かもしれんが、私は真っ先に死ぬので却下した。
すると、少し残念なものを見るような目でこちらを見たのち、そうだなとポツリといった。
失礼すぎる目に私は何かを言いたかったが、我慢をして「よし行くぞ!」と声をかけた。
魔王城まで、道のりは長い!
何故なら魔王の結界のせいで、我々は迷わされているのだからな!
やる気のないルナに私は鼻息を荒くして伝えた。
魔王がかけた高度な結界魔法!この結界を乗り越えた者だけが見える世界に我々は行かなくてはならない。さあ、もっとやる気を見せろルナよ!
と言ったところで、私は顎に強い衝撃を受け意識を失った。
「あ、すまん、大丈夫か?ちょっと、イライラしちゃって殴っちゃった。」
ごめんごめんと誠意のない謝罪を繰り返すルナに、私はとりあえず状況確認をする。
「あ、アークの言ってた結界は破壊したよ。知人にちょっと聞いたことあってね。
さあ、もう日が沈む。行くよ。」
さらりととんでもないことを言っていたが、私は結果を抜けた先の世界を見たくてルナの背中を追った。
「ふん!ルナも騎士の中の騎士ということだな!!!!ついてゆくぞ!その熱い情熱の燃える背中に!!」
フハハハハハハハハッ!!!!!!と高笑いをすれば、ルナにうるさいを顔をしかめられる。
しかし、私はこの旅をルナとの冒険を心の底から楽しいとそう思った。
まだまだ、悪女マリアを殺すまでの道のりは長いがこいつとならばうまくいける気がするとそう強く思ったのだ。
※次はルナ視点に戻ります。
更新遅れてすみません。三浦春馬さんの件に関しましては、今は落ち着いているので今週から通常通り更新できます。
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