ランチの後は、まったりと

魚口ホワホワ

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ランチが趣味の37歳

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 俺は、業界では中堅くらい事務用品の会社に勤めている。この会社は、転職して7年目になっていたが、特に役職は付いていない。仕事もそんなに忙しくなく、だいたい定時で帰れる。

 前の会社は、地方に親戚のおじさんのコネがあって、すんなり入社して、新卒から8年勤めた。特に出世もせず、何もなく30歳を過ぎていったので、急に地元に帰ってみようと思い、転職斡旋会社に登録して、あまり考えずにか転職先を決めて、転職してみた。でも、出世やスキルアップには興味もなく、相変わらず、何も変わらなかったような気がする。

 今は、特に付き合ってる彼女もいなく、独身の1人暮らしをしている。昔に大学で知り合った彼女と3年くらい付き合ったが、俺が地方に就職と同時に遠距離になり、そのまま、自然消滅してしまった。

 その後、2回くらい付き合った事があるが、いずれもあまり長続きしなかった。

 そういえば、少しだけ自分の中で、変わった事が、この会社の近くには、美味しいランチを出すお店が多かった。それにより、体重が5~6キロ近く増えたのと少し食べ物に興味が出た事だ。

 転職したての頃は、会社の同世代の男性社員に誘われて、3~4人でランチに行っていたが、だんだんとみんなは結婚していき、その後は、弁当組になっていった。

 最近は、その日の気分で、好きなものを食べれるので、1人でランチに行くのが、気楽で良かった。その分夕ご飯は、自炊して質素にしている。

 それにランチだと1時間の中で、いかに食べ応えがあり、お得感があるランチを食べれるか、追及出来るので、楽しかった。

 ただ、6年もいれば、会社のお昼休みで行けるところは、ほとんど制覇してしまっている。同僚からランチの穴場を聞かれれば、だいたい答えられるようになっていた。

 そこで、最近は、月1~2回くらいだが、午後から半休を取り、会社から少し離れた所へランチすることにしていた。そして、これを『ランチ行脚』と呼ぶようにした。

 このランチ行脚のルールとして、会社から出て、電車に乗って30分以内の所、なぜかというとそれ以上だとランチタイムが終わってしまうからだ。

  もうひとつは、1食を1000円以内にしている。高いお金をかければ、そこそこのランチは食べれる。

 新たなランチメニューに、出会えた時は、とても得した気分で気持ちが良い。そして、その後、安いコーヒーチェーンで、自分のSNSに本日のランチを載せて、まったりするのが、お決まりのコースになってる。
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