結婚…してみるかな

魚口ホワホワ

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ゆーみさんその2

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 午後の仕事中に、例の電子音が鳴ったが、勝手にゆーみさんからのメッセージだと思い、今すぐ見てしまうと仕事が手につかなくなると思い、スマホを見るのを我慢した。

 やっと仕事が終わり、帰宅している電車の中でスマホを見るとやっぱり、ゆーみさんからメッセージが来ていた。

『ともきんさんこちらこそ、よろしくお願いします。私は食べる事が好きなので、今度、一緒に美味しいものを食べに行きましょう』

「いいね…ゆーみさん積極的だ…」

 俺は、ゆーみさんと何か、相性が良いような気がしてきた。ここは、攻め時だと思い、早速会う約束をして、デートに誘おうと思った。

『ゆーみさん、予定が合えば、美味しいご飯でも行きませんか?』

「これでいいかな…送信と…」

 この有料アプリのメッセージ指南に最初のやりとりのメッセージは、長くならないように、短いメッセージから始めましょうと書いてあった。俺はその通りに短めのメッセージを送ってみた。

 その後、アプリのゆーみさんのプロフィールページにいき、好きな食べ物の項目を確認した。『お肉、甘いもの、、好き嫌いなしだよ』と書いてあった。

「肉か…さすがに初回のデートで焼き肉はダメだな…いきなりステーキも無しだな…肉か…」

 俺は、市内のお肉料理の美味しそうな、高くない洋食屋をスマホで調べた。あれこれ、調べているとまた電子音が鳴ったので、見るとまたアプリのメッセージだった。

 慌てて、開いていた検索ページを閉じて、マッチングアプリをマークを押した。

「あっ、ゆーみさんからだ…もう、メッセージが帰ってきた…なになに…」

『ぜひ、お願いします!ともきんさん、今週の金曜日の夜はいかがでしょうか?』

「今週の金曜日?…予定は…無いな…よし、OKで返信しよう…」

『金曜日良いですよ。待ち合わせは、○○駅でいいですか?』

 俺は、ゆーみさんも同じ市内に住んでるようだったので、市内の1番大きい駅名を入れて返信した。

 そこには、女性とドキドキしながら、やり取りする自分がいて、久しぶりの高揚感があった。間違いなくぶつぶつと独り言を言っていたと思う。

 そこへ、またメッセージが入ってきた。

『○○駅で大丈夫ですよ。私は18時には行けると思います。楽しみ!』

 「18時か…定時に終われば、余裕で間に合うな…」

『18時で大丈夫です。俺も楽しみです。よろしくお願いいたします。』

 俺がメッセージした後は、もう返信はなかったが、いい調子で事が運んでるので、ウキウキして、気分は最高潮だった。

 俺は、電車の中ということを思い出し、気を取り直して、顔をスマホから上げて周りの乗客の反応を確認した。普段通りの風景に少し落ちついた。
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