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翌朝、学院に向かう馬車の中で、私は深くため息をついていた。
――昨日のことを思い出すだけで胸が苦しい。
レオン様とリース様、そしてアランお兄様。
さらにノアさんやセシル様まで……。
なぜ私は、こんなに多くの人たちから好意を向けられているのだろう。
しかも、どの方も素敵すぎて、誰か一人だけを特別に意識してしまったら、戻れなくなる気がして怖い。
「エリシア、顔が赤いぞ」
隣に座っていたアランお兄様が心配そうに覗き込んでくる。
落ち着いた銀髪がゆらりと揺れて、冷たい指が私の額にそっと触れた。
「熱はない。だが、心配だ」
「あ、あの、ただ少し考えごとを……」
「昨日のことか?」
ドキリとする。
言い返せずに黙っていると、アランお兄様は小さく息をつき、私の手をそっと包んだ。
「エリシア。お前は何も悪くない。だが……」
「だ、だが?」
「俺が、他の男たちに妹を気安く触らせたくないのも事実だ」
「お、お兄様……それは……」
そんな真剣な目で見つめられたら、言い返せない。
「エリシアは可愛い。自覚しろ」
「ふぇ……っ」
耳まで真っ赤になる。
兄からの“可愛い”は、嬉しいけれど――なんだか少しだけ、言い方が違う気もして。
そうしている間に馬車は学院に到着した。
校門に入ると、いつもの光景が目に入る。
「おはよう、エリシア嬢」
「今日も素敵だね、エリシア」
また二人――レオン様とリース様が並んで待ち構えていた。
朝から整った顔が二つ並ぶと、後光が差しているように見える。
私は思わずアランお兄様の後ろに隠れた。
「おはようございます……」
「また隠れようとしているな」
レオン様が苦笑する。
「エリシア嬢、僕たち別に怖くないよ?」
いやいや怖いのではなく、眩しすぎるのだ。
「それでだ、エリシア嬢。今日の昼食は――」
「よければ、僕と――」
「エリシアは俺と食べる」
三人の声が同時に重なり、ぴたりと空気が硬くなる。
「「「……」」」
……やめて、ほんとに。
何度この光景を見ればいいのだろう。
周囲の女子の視線が刺さる。羨望や嫉妬が混ざっていて、息が苦しい。
私は慌てて言った。
「あ、あのっ! わ、私は図書館に……行きますのでっ!」
そう言って二人と兄の間をすり抜けた。
「エリシア!」
「待て!」
「気をつけろ!」
彼らの声を背中に受けながら、私は逃げるように図書館へ向かった。
図書館の扉を開けると、静かな空気が広がっていた。
「あ、エリシアさん」
黒髪の図書館員ノアさんが顔を上げ、柔らかく微笑んでくれた。
その笑顔だけで、胸が少し落ち着いた。
「昨日は……その、すみません。ご迷惑をおかけしたかもしれません」
「迷惑? そんなわけないですよ」
ノアさんは本を閉じ、私の方へ歩み寄る。
「むしろ、嬉しかったんです。エリシアさんが僕を頼ってくれたみたいで」
「……頼って、ですか?」
「はい。僕は、あなたに頼られたいんです」
その声音は静かだが、熱くて真剣で――思わず胸が跳ねた。
「……あの、昨日のことなのですが……」
「昨日のこと?」
ノアさんが首をかしげる。
「か、髪に触れたこととか……」
「ああ」
彼は小さく笑う。
「綺麗だと思ったから、つい」
「つ、ついって……」
「……触られたくなかったですか?」
上目遣いで見つめられ、言葉が出なくなる。
ノアさんは続けた。
「僕は、あなたを気に入っています。エリシアさんの困った顔も、笑った顔も、全部」
そんな……。
甘く囁かれた言葉に、心臓がうるさくなる。
「だから、誰が相手でも負けません。僕は……」
その瞬間。
図書館の扉が勢いよく開いた。
「エリシア! やっぱりここにいたか」
レオン様の低い声。
「昨日の続き、ちゃんと聞いてないよね?」
リース様が微笑む。
「エリシア、家に帰る前に話がある」
アランお兄様まで――!
私は混乱する頭で言葉を探した。
「ど、どうして皆さん……!」
「決まっているだろう。お前のことが心配だからだ」
「うん、それに僕は、誰かに先を越されるのは嫌だ」
「妹に近づきすぎる男を放置できるわけがない」
「……皆さん、図書館では静かに……!」
もう恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
すると、ノアさんが一歩前に出た。
「皆さん。ここは図書館ですので、静かにお願いします」
穏やかな声なのに、どこか強い。
「それに……エリシアさんを困らせないでください」
「困らせてなど――」
「いや、困っているだろう」
レオン様とリース様が同時に黙り込んだ。
アランお兄様も、少しだけ眉をひそめる。
ノアさんは振り返って私に優しく微笑んだ。
「エリシアさん、僕の席で少し休みませんか?」
「……あ、はい……」
私はつい頷いてしまっていた。
「おい、ノア。勝手に連れて行くな」
「エリシアは僕の妹だ。勝手に距離を詰めるな」
「エリシア嬢は僕と約束が――」
「ひっ……!」
三人が一斉に迫ってくる。
図書館の空気がピリピリと震えていた。
そんな中、ノアさんは静かに私を庇うように立った。
「……譲る気はありませんから」
その一言で、場の温度がさらに下がる。
どうしよう。本当に、どうすればいいの?
私なんて地味令嬢なのに……みんな、どうしてこんなに真剣なの?
結局、その後も混乱したまま時間は過ぎ、放課後がやってきた。
学院の門を出ると――。
「エリシア嬢、お帰りですか?」
声の方向を見ると、白い魔術服を揺らすセシル様が立っていた。
淡い光の魔術灯が夕日に照らされてきらりと光る。
「よければ、少し歩きませんか? 昨日の魔術灯の使い方、まだ説明していませんでしたよね」
「え、あの……今日は――」
「エリシアは俺と帰る」
「いや、僕が先に彼女と話が――」
「エリシア嬢、僕と一緒に馬車に……」
……まただ。
また四人が私を囲むようにしてじっと見つめてくる。
もう心臓が保たない。
「わ、私は……! その……!」
必死に言葉を探し――そして叫んだ。
「み、皆さん!! 私は地味なんです!! そんなに構わないでください!!」
夕暮れの空に、私の叫びが響いた。
しかし。
四人は、なぜか同時に微笑む。
「地味……?」
「どこが?」
「エリシア、それは錯覚だ」
「僕には、誰より魅力的に見える」
「え……」
全員の瞳がまっすぐで、嘘がない。
嬉しいけれど、怖いほど真剣で。
胸が熱くなる。
「エリシア嬢。あなたがどう思おうと、僕たちは……」
セシル様が静かに告げた。
「あなたを好きになります。止められません」
その言葉に、膝が震えた。
私はどうすればいいのだろう。
誰を選ぶべきなのか。
そもそも、選ぶ覚悟なんてまだ……。
ただ一つだけ確かに言えるのは――。
この恋の嵐は、もう誰にも止められないということ。
――昨日のことを思い出すだけで胸が苦しい。
レオン様とリース様、そしてアランお兄様。
さらにノアさんやセシル様まで……。
なぜ私は、こんなに多くの人たちから好意を向けられているのだろう。
しかも、どの方も素敵すぎて、誰か一人だけを特別に意識してしまったら、戻れなくなる気がして怖い。
「エリシア、顔が赤いぞ」
隣に座っていたアランお兄様が心配そうに覗き込んでくる。
落ち着いた銀髪がゆらりと揺れて、冷たい指が私の額にそっと触れた。
「熱はない。だが、心配だ」
「あ、あの、ただ少し考えごとを……」
「昨日のことか?」
ドキリとする。
言い返せずに黙っていると、アランお兄様は小さく息をつき、私の手をそっと包んだ。
「エリシア。お前は何も悪くない。だが……」
「だ、だが?」
「俺が、他の男たちに妹を気安く触らせたくないのも事実だ」
「お、お兄様……それは……」
そんな真剣な目で見つめられたら、言い返せない。
「エリシアは可愛い。自覚しろ」
「ふぇ……っ」
耳まで真っ赤になる。
兄からの“可愛い”は、嬉しいけれど――なんだか少しだけ、言い方が違う気もして。
そうしている間に馬車は学院に到着した。
校門に入ると、いつもの光景が目に入る。
「おはよう、エリシア嬢」
「今日も素敵だね、エリシア」
また二人――レオン様とリース様が並んで待ち構えていた。
朝から整った顔が二つ並ぶと、後光が差しているように見える。
私は思わずアランお兄様の後ろに隠れた。
「おはようございます……」
「また隠れようとしているな」
レオン様が苦笑する。
「エリシア嬢、僕たち別に怖くないよ?」
いやいや怖いのではなく、眩しすぎるのだ。
「それでだ、エリシア嬢。今日の昼食は――」
「よければ、僕と――」
「エリシアは俺と食べる」
三人の声が同時に重なり、ぴたりと空気が硬くなる。
「「「……」」」
……やめて、ほんとに。
何度この光景を見ればいいのだろう。
周囲の女子の視線が刺さる。羨望や嫉妬が混ざっていて、息が苦しい。
私は慌てて言った。
「あ、あのっ! わ、私は図書館に……行きますのでっ!」
そう言って二人と兄の間をすり抜けた。
「エリシア!」
「待て!」
「気をつけろ!」
彼らの声を背中に受けながら、私は逃げるように図書館へ向かった。
図書館の扉を開けると、静かな空気が広がっていた。
「あ、エリシアさん」
黒髪の図書館員ノアさんが顔を上げ、柔らかく微笑んでくれた。
その笑顔だけで、胸が少し落ち着いた。
「昨日は……その、すみません。ご迷惑をおかけしたかもしれません」
「迷惑? そんなわけないですよ」
ノアさんは本を閉じ、私の方へ歩み寄る。
「むしろ、嬉しかったんです。エリシアさんが僕を頼ってくれたみたいで」
「……頼って、ですか?」
「はい。僕は、あなたに頼られたいんです」
その声音は静かだが、熱くて真剣で――思わず胸が跳ねた。
「……あの、昨日のことなのですが……」
「昨日のこと?」
ノアさんが首をかしげる。
「か、髪に触れたこととか……」
「ああ」
彼は小さく笑う。
「綺麗だと思ったから、つい」
「つ、ついって……」
「……触られたくなかったですか?」
上目遣いで見つめられ、言葉が出なくなる。
ノアさんは続けた。
「僕は、あなたを気に入っています。エリシアさんの困った顔も、笑った顔も、全部」
そんな……。
甘く囁かれた言葉に、心臓がうるさくなる。
「だから、誰が相手でも負けません。僕は……」
その瞬間。
図書館の扉が勢いよく開いた。
「エリシア! やっぱりここにいたか」
レオン様の低い声。
「昨日の続き、ちゃんと聞いてないよね?」
リース様が微笑む。
「エリシア、家に帰る前に話がある」
アランお兄様まで――!
私は混乱する頭で言葉を探した。
「ど、どうして皆さん……!」
「決まっているだろう。お前のことが心配だからだ」
「うん、それに僕は、誰かに先を越されるのは嫌だ」
「妹に近づきすぎる男を放置できるわけがない」
「……皆さん、図書館では静かに……!」
もう恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
すると、ノアさんが一歩前に出た。
「皆さん。ここは図書館ですので、静かにお願いします」
穏やかな声なのに、どこか強い。
「それに……エリシアさんを困らせないでください」
「困らせてなど――」
「いや、困っているだろう」
レオン様とリース様が同時に黙り込んだ。
アランお兄様も、少しだけ眉をひそめる。
ノアさんは振り返って私に優しく微笑んだ。
「エリシアさん、僕の席で少し休みませんか?」
「……あ、はい……」
私はつい頷いてしまっていた。
「おい、ノア。勝手に連れて行くな」
「エリシアは僕の妹だ。勝手に距離を詰めるな」
「エリシア嬢は僕と約束が――」
「ひっ……!」
三人が一斉に迫ってくる。
図書館の空気がピリピリと震えていた。
そんな中、ノアさんは静かに私を庇うように立った。
「……譲る気はありませんから」
その一言で、場の温度がさらに下がる。
どうしよう。本当に、どうすればいいの?
私なんて地味令嬢なのに……みんな、どうしてこんなに真剣なの?
結局、その後も混乱したまま時間は過ぎ、放課後がやってきた。
学院の門を出ると――。
「エリシア嬢、お帰りですか?」
声の方向を見ると、白い魔術服を揺らすセシル様が立っていた。
淡い光の魔術灯が夕日に照らされてきらりと光る。
「よければ、少し歩きませんか? 昨日の魔術灯の使い方、まだ説明していませんでしたよね」
「え、あの……今日は――」
「エリシアは俺と帰る」
「いや、僕が先に彼女と話が――」
「エリシア嬢、僕と一緒に馬車に……」
……まただ。
また四人が私を囲むようにしてじっと見つめてくる。
もう心臓が保たない。
「わ、私は……! その……!」
必死に言葉を探し――そして叫んだ。
「み、皆さん!! 私は地味なんです!! そんなに構わないでください!!」
夕暮れの空に、私の叫びが響いた。
しかし。
四人は、なぜか同時に微笑む。
「地味……?」
「どこが?」
「エリシア、それは錯覚だ」
「僕には、誰より魅力的に見える」
「え……」
全員の瞳がまっすぐで、嘘がない。
嬉しいけれど、怖いほど真剣で。
胸が熱くなる。
「エリシア嬢。あなたがどう思おうと、僕たちは……」
セシル様が静かに告げた。
「あなたを好きになります。止められません」
その言葉に、膝が震えた。
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