16 / 43
カッパ手裏剣!
しおりを挟む
俺の魔法の技ってさ、今の所近接技のウオーターカッターしかないんだよね、指先近辺から超高圧の水を噴射して石をも切ることが出来るんだけどほぼ0距離じゃないと使えないんだよねこれ。
っで現状中距離攻撃が出来る様に考案中です、単に水だと攻撃にもならないからここは水を固形化するしかないよね、
って事で今氷を作ってます、今魔法の力で水の分子の振動を止める練習してるんですよ、上手く行けばとっても冷たい氷になると思いますw
俺は一心不乱に氷を作っています、目の前の窯に火が入ってるんだけどこの辺りだけえらく冷え込んでるんだよね、
俺の周りには氷の残骸が無数にあります、それがこの辺りの空気を冷やしてるんだよね、
ふと思ったんだ、これって水魔法じゃないんじゃないかなって、分子を振動や停止させてるなんてこの世界で言っても理解できないだろうから、とりあえず水魔法って呼んでおくけどね、
っでちょっと凶悪な魔法を編み出してしまいました、対象に直接分子振動を与えたらどうなるのか、
鮭で一寸やってみたんだよ、あっという間に美味しく焼けましたよコレ ある意味火魔法より凶悪だよこれ、対象物の魚の芯の方まで美味しく焼けるんだ、もしこれを対人に使ったら、考えただけで嫌な汗が出ましたよ、
分子の概念が有るからこんな事が出来る様になったっぽいね、これさ、見た目に火も出さないから気が付かないうちに焼かれるって事なんだ、しかも芯から焼けるので普通では治らない火傷が出来てしまうんだよね、ちょっとこれは人には使えないかな、
っでこの分子操作魔法は3m位の距離までは有効みたいなんだ、ただこれをやったあとごっそり何かを持って行かれた気がしたんだ、倦怠感がはんぱないっすよ、
きっと魔力って奴をかなり使うんだろなと考察する。
あとね この分子振動の魔法は逆も出来る様になったんだ、分子振動を停止させて温度を下げるって奴ね、-273℃の絶対0度になるのかどうかはわからないけど、現状雑草に試して触ってみたら薄い氷を砕くようにはらはらと崩れて行ったんだ、一体何度まで下がったのかはこの世界の技術じゃ判らないからね、
ってことで今日はかなりの収穫が有ったよ、近接用のウオーターカッター、それに分子振動ってやつだね、これで身を守事はなんとか出来そうだ、って事で就寝する。
翌朝、昨夜ごっそり何かが無くなった感じだったけど今はすっかり回復したみたいだ、
近接戦闘は何とかなるようになったんだけど、中距離技を持ってないんだよね、やらなくていい戦闘とかも有るから威嚇のためにも欲しい所なんだよね中距離技って奴を、
っでね、手裏剣を氷で作ってみたんだ、最初さ思いっきり冷たい氷で作ってそれを持って投げようとしたら手に張り付いて取れなかったんだね、
それで思ったんだ、分子を振動させられるんだから物品の移動も可能なんじゃないかってね。
大きくても小さくても動かすと言う行為は同じなんだからと自分に暗示をかけて取り敢えず手裏剣を浮かせる事に注力する、
朝からずっとこの訓練してるんだ、ちょっと気晴らしに魚でも取って来ようと川までいくと普通のゴブリン達が魚を捕まえに川に入っていたからちょっと手伝ってあげた、
【俺が魚を浮かすからそれを捕まえてくれ】と念話を放つ、するとゴブリン達は納得したかのように川面を凝視する、俺が全力でサーチアンドデストロイでパコをすると大量の鮭が浮いて来た、それをゴブリン達が浮いた鮭を回収して漁を終える、
なんだかゴブリンから感謝の念話が送られて来た、
飯も食ったし練習再開だ、
結果 氷手裏剣を飛ばすことが出来る様になってきたんだ、まだあまり威力もないし20mくらいしか飛ばないんだけどね、出来る様になった事に感動してますよ。
あとね、大気中から水分を集める事が出来るようになった、これで体の水分を放出しなくて済みそうなんだ、
っで訓練方法は最初ね、小さなものからって事でやってみたんだ、一番小さなものでこの場に沢山あるもの、それは水だったんだ、
多少の湿気を感じられる場所なんだからこの水分集めて飲み水創れたら便利だよな~って事も有って水分を集めて見たらすぐに手裏剣一個分の水が集まったんだ、早速手裏剣をイメージしながら凍結させてから発射
とりあえず5m先の木に当ててみるとカンッといって少し刺さった、
あとは練習してもっと遠くまで飛ばせられるようにすればカッパ手裏剣が完成するよ。
結果、変化球って言うかある程度軌道をコントロール出来るようになりましたよ、これって念動力っぽいアレかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は魔力が無くなるまで毎日ずっと練習している。
あれから早1週間、俺はこのゴブリンの軍団に溶け込んでいるよ、主に食料調達係としてね、
サーチアンドデストロイのパコで鮭を供給して安全な居場所を提供してもらっているんだ、
修行の甲斐あってかなり遠くまでカッパ手裏剣が飛ぶようになってきたんだね、それでそろそろ旅に出ようかとキングとメイジに挨拶に行くことに、
【キング本当にありがとう俺、また旅に出るよ、ゆっくり家を目指して帰るね】
【おう!気をつけて行けよ人間につかまると食われちまうからな】
【うん 捕まらない様にいくよ、ありがとね】
俺は念話で伝えてこの場を離れる事にする、
コーナ商会を探さないといけないしね、そこそこ攻撃力も上がったしなんとか一人旅に出ても大丈夫なくらいになったからね、俺は裸のカッパ無装備状態から旅人状態へ変更してから俺はパオズの街を目指す、
井出たちは草鞋に手甲ローブでバンダナをマスク代りに付けている、背負子には生活用品一式と保存食といつもの行商人スタイルだ、
途中薬草を採取しながらパオズの街にたどり着いた、門番の人に身分証明のギルドカードを提示して早速冒険者ギルドの場所を聞いて先を急ぐ、
ギルドの扉を開けるとえらく物々しい空気と喧騒に溢れていた、
俺は受付に行って訊ねた「この騒ぎは一体どうしたことかのう?」例により爺さんのふりをして受付嬢に問いかける。
「はい、此処から2日程行ったところにゴブリンの軍団が現れたと言う報告があったんですよそれで斥候を出して確認したら500規模の軍団がいたので討伐クエストが出た所なんですよ、」
「ほうゴブリンの討伐クエストですかこれは大変ですなぁ」 そう答えながらキングが無事逃げおおせて行く事を祈ってみた、
っで第一発見者はラクーン商会との事、考えるとラクーン商会も運のない事だよなと、スタンピードにゴブリン軍団と連続してトラブルに巻き込まれてるんだからね、
ラクーン商会は昨日のうちに次の商売の目的地に移動したらしいので無事を祈っておこう、それで俺は本来の目的のコーナ商会の手がかりを探そうと受付嬢に聞いてみる。
「ところでコーナ商会と言う行商人をご存知無いでしょうかのぅ」 と俺は尋ねてみた
「聞かない名前ですね、何を商いしているのでしょうか?」
「儂もわからんのじゃよ、知り合いにコーナ商会に言づてをたのまれましてのぅ」といつもの返しをする
この街でも手がかり無しか、とちょっと落胆するがもう一つの要件を切り出す、
「あと、薬草の買取をお願いしたいのじゃが何処へ行けばいいのかのぅ」
「はい、奥の買取カウンターが有りますからそちらへどうぞ、」と手を指して教えてくれたので礼を言って買取カウンターへ行く、
「すまんがこれを買い取ってくれんかのぅ」そう言いながら背負子から薬草を50束出す、
ギルド職員がそれを検査樽に漬けて発色具合を確認する
「おお!爺さん一本も雑草が入ってないぞ、すげえな」 ギルド職員の犬獣人が驚いていた、
「一応儂もこれでくっているからのぅふぉふぉふぉ」
「爺さん熟練の採集屋かよ、」と言いながらギルド職員は買取金額の25000Gを支払う、
これで宿代も稼いだしとりあえず落ち着こうと思いお勧めの宿を聞いてギルドを出る、
なんだかさっきから後ろに誰かくっついてきてると思ったら、いきなり殴られて金を出せとか言う冒険者崩れっぽい若い男が二人、ニヤニヤしながら立っていた、
「一応聞いてみるがお前らは強盗か追剥の類なのか?」
「い~や俺たちはあんたから無利子で有る時払いの催促なしで金を借りようとしてるだけだニダ、」
単なる強盗だったね、
「見も知らない奴に金を貸す義理も無いから他へ行ってくれ、そして俺をいきなり殴ったんだから、謝罪と賠償をもとめますよ、」と言ってみた、
「ゴタゴタ言わずに金を出せばいいニダ!おめーが金持ってるのは知ってるんだ25000Gをさっさとだせばいいニダ!」
ギルドで買取してたのを見ていた奴ららしいな、
もう一人の男が俺を蹴りながら「爺早く金を出すアル、出さないと蹴り続けるアルヨ、」
「お前ら、他人を殴ったり蹴ったりしたら逆にやり返される事は考えてないのか?」と俺は問うてみた
「爺が何言ってるアル、そんなことできるわけないアルよ、」
「ガタガタ言わずに早く金だすニダ!」
「わかった、手を出しなさい」と俺は言ってみた
なんだかこの語尾のアルとニダを聞いていたらかなりムカついて来た、そこで俺は至近距離でカッパ手裏剣を奴らの掌に向けて放つ、
「痛いアル、」「アイゴー」何だか変な悲鳴を上げていた、
カッパ手裏剣は二人の掌を貫通して地面に刺さっていた、
俺は起き上がりローブの埃を払いつつ、「服も汚れたし殴られて痛かったから慰謝料を出せよな」
「何を言ってるニダこっちの方が大けがしてるニダ謝罪と賠償を求めるニダ」
「んな物は正当防衛だしお前たちからふっ掛けてきた事だろう?当然賠償を求めるのはこちら側だ、」
そう言って俺はこいつらから財布を出させる、
1500Gしか入っていなかった、それを抜き取り空になった財布を足元に投げる、
「これに懲りてくだらない真似はしない方が良いですぞ、特に魔法使い相手にはね、ふぉふぉふぉ」
俺はそう言って氷の剣を作って見せて地面に刺して言った。
多分報復に来ることを予想しつつ宿に向かう、
続く
っで現状中距離攻撃が出来る様に考案中です、単に水だと攻撃にもならないからここは水を固形化するしかないよね、
って事で今氷を作ってます、今魔法の力で水の分子の振動を止める練習してるんですよ、上手く行けばとっても冷たい氷になると思いますw
俺は一心不乱に氷を作っています、目の前の窯に火が入ってるんだけどこの辺りだけえらく冷え込んでるんだよね、
俺の周りには氷の残骸が無数にあります、それがこの辺りの空気を冷やしてるんだよね、
ふと思ったんだ、これって水魔法じゃないんじゃないかなって、分子を振動や停止させてるなんてこの世界で言っても理解できないだろうから、とりあえず水魔法って呼んでおくけどね、
っでちょっと凶悪な魔法を編み出してしまいました、対象に直接分子振動を与えたらどうなるのか、
鮭で一寸やってみたんだよ、あっという間に美味しく焼けましたよコレ ある意味火魔法より凶悪だよこれ、対象物の魚の芯の方まで美味しく焼けるんだ、もしこれを対人に使ったら、考えただけで嫌な汗が出ましたよ、
分子の概念が有るからこんな事が出来る様になったっぽいね、これさ、見た目に火も出さないから気が付かないうちに焼かれるって事なんだ、しかも芯から焼けるので普通では治らない火傷が出来てしまうんだよね、ちょっとこれは人には使えないかな、
っでこの分子操作魔法は3m位の距離までは有効みたいなんだ、ただこれをやったあとごっそり何かを持って行かれた気がしたんだ、倦怠感がはんぱないっすよ、
きっと魔力って奴をかなり使うんだろなと考察する。
あとね この分子振動の魔法は逆も出来る様になったんだ、分子振動を停止させて温度を下げるって奴ね、-273℃の絶対0度になるのかどうかはわからないけど、現状雑草に試して触ってみたら薄い氷を砕くようにはらはらと崩れて行ったんだ、一体何度まで下がったのかはこの世界の技術じゃ判らないからね、
ってことで今日はかなりの収穫が有ったよ、近接用のウオーターカッター、それに分子振動ってやつだね、これで身を守事はなんとか出来そうだ、って事で就寝する。
翌朝、昨夜ごっそり何かが無くなった感じだったけど今はすっかり回復したみたいだ、
近接戦闘は何とかなるようになったんだけど、中距離技を持ってないんだよね、やらなくていい戦闘とかも有るから威嚇のためにも欲しい所なんだよね中距離技って奴を、
っでね、手裏剣を氷で作ってみたんだ、最初さ思いっきり冷たい氷で作ってそれを持って投げようとしたら手に張り付いて取れなかったんだね、
それで思ったんだ、分子を振動させられるんだから物品の移動も可能なんじゃないかってね。
大きくても小さくても動かすと言う行為は同じなんだからと自分に暗示をかけて取り敢えず手裏剣を浮かせる事に注力する、
朝からずっとこの訓練してるんだ、ちょっと気晴らしに魚でも取って来ようと川までいくと普通のゴブリン達が魚を捕まえに川に入っていたからちょっと手伝ってあげた、
【俺が魚を浮かすからそれを捕まえてくれ】と念話を放つ、するとゴブリン達は納得したかのように川面を凝視する、俺が全力でサーチアンドデストロイでパコをすると大量の鮭が浮いて来た、それをゴブリン達が浮いた鮭を回収して漁を終える、
なんだかゴブリンから感謝の念話が送られて来た、
飯も食ったし練習再開だ、
結果 氷手裏剣を飛ばすことが出来る様になってきたんだ、まだあまり威力もないし20mくらいしか飛ばないんだけどね、出来る様になった事に感動してますよ。
あとね、大気中から水分を集める事が出来るようになった、これで体の水分を放出しなくて済みそうなんだ、
っで訓練方法は最初ね、小さなものからって事でやってみたんだ、一番小さなものでこの場に沢山あるもの、それは水だったんだ、
多少の湿気を感じられる場所なんだからこの水分集めて飲み水創れたら便利だよな~って事も有って水分を集めて見たらすぐに手裏剣一個分の水が集まったんだ、早速手裏剣をイメージしながら凍結させてから発射
とりあえず5m先の木に当ててみるとカンッといって少し刺さった、
あとは練習してもっと遠くまで飛ばせられるようにすればカッパ手裏剣が完成するよ。
結果、変化球って言うかある程度軌道をコントロール出来るようになりましたよ、これって念動力っぽいアレかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は魔力が無くなるまで毎日ずっと練習している。
あれから早1週間、俺はこのゴブリンの軍団に溶け込んでいるよ、主に食料調達係としてね、
サーチアンドデストロイのパコで鮭を供給して安全な居場所を提供してもらっているんだ、
修行の甲斐あってかなり遠くまでカッパ手裏剣が飛ぶようになってきたんだね、それでそろそろ旅に出ようかとキングとメイジに挨拶に行くことに、
【キング本当にありがとう俺、また旅に出るよ、ゆっくり家を目指して帰るね】
【おう!気をつけて行けよ人間につかまると食われちまうからな】
【うん 捕まらない様にいくよ、ありがとね】
俺は念話で伝えてこの場を離れる事にする、
コーナ商会を探さないといけないしね、そこそこ攻撃力も上がったしなんとか一人旅に出ても大丈夫なくらいになったからね、俺は裸のカッパ無装備状態から旅人状態へ変更してから俺はパオズの街を目指す、
井出たちは草鞋に手甲ローブでバンダナをマスク代りに付けている、背負子には生活用品一式と保存食といつもの行商人スタイルだ、
途中薬草を採取しながらパオズの街にたどり着いた、門番の人に身分証明のギルドカードを提示して早速冒険者ギルドの場所を聞いて先を急ぐ、
ギルドの扉を開けるとえらく物々しい空気と喧騒に溢れていた、
俺は受付に行って訊ねた「この騒ぎは一体どうしたことかのう?」例により爺さんのふりをして受付嬢に問いかける。
「はい、此処から2日程行ったところにゴブリンの軍団が現れたと言う報告があったんですよそれで斥候を出して確認したら500規模の軍団がいたので討伐クエストが出た所なんですよ、」
「ほうゴブリンの討伐クエストですかこれは大変ですなぁ」 そう答えながらキングが無事逃げおおせて行く事を祈ってみた、
っで第一発見者はラクーン商会との事、考えるとラクーン商会も運のない事だよなと、スタンピードにゴブリン軍団と連続してトラブルに巻き込まれてるんだからね、
ラクーン商会は昨日のうちに次の商売の目的地に移動したらしいので無事を祈っておこう、それで俺は本来の目的のコーナ商会の手がかりを探そうと受付嬢に聞いてみる。
「ところでコーナ商会と言う行商人をご存知無いでしょうかのぅ」 と俺は尋ねてみた
「聞かない名前ですね、何を商いしているのでしょうか?」
「儂もわからんのじゃよ、知り合いにコーナ商会に言づてをたのまれましてのぅ」といつもの返しをする
この街でも手がかり無しか、とちょっと落胆するがもう一つの要件を切り出す、
「あと、薬草の買取をお願いしたいのじゃが何処へ行けばいいのかのぅ」
「はい、奥の買取カウンターが有りますからそちらへどうぞ、」と手を指して教えてくれたので礼を言って買取カウンターへ行く、
「すまんがこれを買い取ってくれんかのぅ」そう言いながら背負子から薬草を50束出す、
ギルド職員がそれを検査樽に漬けて発色具合を確認する
「おお!爺さん一本も雑草が入ってないぞ、すげえな」 ギルド職員の犬獣人が驚いていた、
「一応儂もこれでくっているからのぅふぉふぉふぉ」
「爺さん熟練の採集屋かよ、」と言いながらギルド職員は買取金額の25000Gを支払う、
これで宿代も稼いだしとりあえず落ち着こうと思いお勧めの宿を聞いてギルドを出る、
なんだかさっきから後ろに誰かくっついてきてると思ったら、いきなり殴られて金を出せとか言う冒険者崩れっぽい若い男が二人、ニヤニヤしながら立っていた、
「一応聞いてみるがお前らは強盗か追剥の類なのか?」
「い~や俺たちはあんたから無利子で有る時払いの催促なしで金を借りようとしてるだけだニダ、」
単なる強盗だったね、
「見も知らない奴に金を貸す義理も無いから他へ行ってくれ、そして俺をいきなり殴ったんだから、謝罪と賠償をもとめますよ、」と言ってみた、
「ゴタゴタ言わずに金を出せばいいニダ!おめーが金持ってるのは知ってるんだ25000Gをさっさとだせばいいニダ!」
ギルドで買取してたのを見ていた奴ららしいな、
もう一人の男が俺を蹴りながら「爺早く金を出すアル、出さないと蹴り続けるアルヨ、」
「お前ら、他人を殴ったり蹴ったりしたら逆にやり返される事は考えてないのか?」と俺は問うてみた
「爺が何言ってるアル、そんなことできるわけないアルよ、」
「ガタガタ言わずに早く金だすニダ!」
「わかった、手を出しなさい」と俺は言ってみた
なんだかこの語尾のアルとニダを聞いていたらかなりムカついて来た、そこで俺は至近距離でカッパ手裏剣を奴らの掌に向けて放つ、
「痛いアル、」「アイゴー」何だか変な悲鳴を上げていた、
カッパ手裏剣は二人の掌を貫通して地面に刺さっていた、
俺は起き上がりローブの埃を払いつつ、「服も汚れたし殴られて痛かったから慰謝料を出せよな」
「何を言ってるニダこっちの方が大けがしてるニダ謝罪と賠償を求めるニダ」
「んな物は正当防衛だしお前たちからふっ掛けてきた事だろう?当然賠償を求めるのはこちら側だ、」
そう言って俺はこいつらから財布を出させる、
1500Gしか入っていなかった、それを抜き取り空になった財布を足元に投げる、
「これに懲りてくだらない真似はしない方が良いですぞ、特に魔法使い相手にはね、ふぉふぉふぉ」
俺はそう言って氷の剣を作って見せて地面に刺して言った。
多分報復に来ることを予想しつつ宿に向かう、
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる