17 / 43
漏斗(ファンネル)
しおりを挟む
俺はギルドお勧めの宿に着いた、3日分の宿代を先払いし荷物を部屋に置いて夕飯を食べに行くため街を歩く、
屋台から旨そうな串肉の匂いが漂う、汁物屋からもいい匂いに惹かれるがここは落ち着いて食事の出来る所を探してあちこち覗いてみる、
定食屋っぽい食堂が有ったので入ってみる、雰囲気もいいし、今日の晩飯はここに決定する、
「おおい 姉さん儂も注文したいんじゃが、いいかいのぅ」
「はい~少々お待ちを~」
暫くしてからかなり太った店の女将さんらしき人が注文を取りに来た、
「いらっしゃい、お客さん何にします?」
「今日のおすすめ日替わり定食を一つおねがいしますかのぅ」
「はい~日替わり定食ですね~」っと厨房に向かって日替わり一丁と声をかける。
暫く待つと魚の煮込み定食が来た、美味しく頂き代金を払って表に出ると
「見つけたアルこの爺アルヨ」と叫ぶ奴がいるから誰かと思い見て見れば、さっきのアルとニダのコンビだった、
「我ら最優秀民族同盟アルカニダに歯向かってタダで済むとは思わない方がいいニダ」
「え?さっきの謝罪と賠償をはらってくれるんかいのぅ」
「謝罪と賠償を貰うのはうちの方ニダ」
「今度はさっきの様にには行かないアル」
「先生お願いするニダ」
そう言うと後ろの方から10人ほどのむさ苦しい男たちと身長2mを超える牛獣人が現れた、
「ん~ この爺さんがやったのか?」牛獣人がアルカニダに問う
「そうアル、この爺がやったアル」
「さっさと片付けてほしいニダ」
「まあそう言うわけだから爺さん悪く思うなよ、これも仕事なんだ、」
「ほう、あんたもそっち側かい、じゃあ遠慮はいらないって事でええんかいのぅ」
俺は敵対する全ての奴らの両ひざにカッパ手裏剣を打ち込んだ、確実に靭帯の切断と関節の破壊を狙ったエグイ攻撃だ、
不意打ちで敵対する全員の両膝を狙い射貫き、いきなり「ガクン」と崩れ落ちる、
「さて次は首でも狙おうかのぅ」俺は言うと
「済まなかった爺さん俺はあんたとはもうやり合う気なんてねえ、攻撃魔法が使えるだなんて聞いてなかったんだ」
「そうかい、遠慮はいらないと認識してるから次、首狙うから覚悟しておいてくれんかのぅふぉふぉふぉ、」
「止めてくれ、俺は雇われただけなんだ、命だけは助けてくれ」
「まあ、命だけは助けてもええが 一生歩けないんじゃがそれでええなら首は狙わん、」
「それでいいから命だけはご勘弁を」
と言っていたので、この牛獣人は見逃すことにする。
「っで、アルカニダの皆さんはどうしますかな?このまま他人様の手伝いが無いと不自由な暮らしになりますが、他人に迷惑かけるならこのまま楽にしてあげますが、どうかのぅ」
「このままでもいいから生きていたいニダ」
「命だけは助けて欲しいアル」
まあこれでこの後仕掛けてくることも無いだろうと判断して、
「では謝罪と賠償をしてくれれば命だけは取りませんがいかがかのぅ」
「わかったアル」「わかったニダ」
「もし次このような事が有ったら全員の命もらい受けるがそれでいいかのぅ」
そう言って金額交渉の結果金貨112枚を受け取ることにした、え?何故112枚かって?事務所に有った有り金全部がこれだったからですよ、
思わぬ臨時収入に俺は内心大喜びで小躍りしそうになったよ、
翌日街を散策に出かける、朝飯は屋台で串肉を買って日向のちょっとした岩の上で食べる事にした、どこで狙ってくる奴がいるか判らないからね、
特に昨日の奴らみたいにさ、現金持ってうろうろするのも危険があぶないって事でギルドに向かい、昨日の収益金の金貨112枚を預金してきた、資金の余裕もかなり出来たので今日の採取の仕事は無しにして新しい技を研究する事にした。
今までの使える技の中であまり生かせて無い技、ウオーターカッターの研究だ、これって0距離じゃないと使えないんだよね。
何とか中距離で使えないものだろうかと考えているんだ。
自分が今出来る事、水を空気中から集める事、水を高圧で出す事、念動力っぽいアレが使える、この位かな。
それの組み合わせで何か効率のいい攻撃技を考えてるんだ、俺は思ったんだ、昔テレビアニメで見ていた【希望戦士ガソダム】の武器の事。
漏斗(じょうご)英語名ファンネルって奴だ、大気中の水分を漏斗で集め漏斗のノズルから超高圧で噴射させるこれが出来れば中距離の必殺攻撃が出来るよ、って事で暫くこれの練習をしていきます。
街はずれの小川の所に来てます、空気中に水分無いと漏斗が作りにくいんだよね、自前の水分使っても出来るけどそれだといざという時に俺が干からびちゃうのは避けたい所だからね、
取り敢えず漏斗状に水を集めて浮かす練習してますよ、っで、それを飛ばす練習をしてます、
一つのファンネルを作ってそれのノズル部分から超高圧の水圧で噴射させる、これの練習を精神力が無くなるまでここ数日続けてるんだ、
練習初めて早10日、あれからずっと練習してるんだ、気が付いたんだけど初日から比べてファンネルを維持できる時間が増えて来てるんだ、これって魔力って奴が増えて来てるって事でいいのかな?
この練習続けていれば魔力って増えるんじゃね?って事でこの練習は夜寝る前の日課とすることにした、
そして新技が完成したんだ、ファンネルを飛ばして相手をウオーターカッターで射貫く技「カッパファンネル」だ!
まだ2機しか使えないけど射程は10mまで飛ばせるからかなり有用な技になったよ、
これで至近距離のウオーターカッタ―と中距離のカッパファンネル遠距離のカッパ手裏剣の技それに分子振動と分子停止合計の5つの技が出来るようになったんだ、これで旅の生存率かなり上がると思うんだ、
でもいくら攻撃技が出来ても細心の注意をしていかないとね、幾ら攻撃力が高くなっても俺食物連鎖の底辺生物の仔カッパだからね、
きっとその事を忘れて調子こいてると食材になっちゃうかも知れないんだよね、って事で臆病くらいがこの世界で生きて行くのには丁度いいのかも知れないよね。
そして俺は街で噂話を聞いたんだ、テンシンの街が無事だったと、
俺は思ったんだ、一回母カッパに無事であることを伝えておかないと、ってね父カッパも俺の上にいるしw
地理的に言ってテンシンの更に北にある渓谷地帯、そこが俺の生まれた場所だからね、テンシンに行ってから渓谷を目指せばいいんだ、
って事で俺は宿を引き払いギルドに顔を出す、受付と買取の犬獣人さんに挨拶をしてこの街を離れる事にする、
そういえば、キングとメイジは無事逃げ切ることが出来たのか、それも心配だからね、様子見も兼ねて行ってきますよ。
続く
屋台から旨そうな串肉の匂いが漂う、汁物屋からもいい匂いに惹かれるがここは落ち着いて食事の出来る所を探してあちこち覗いてみる、
定食屋っぽい食堂が有ったので入ってみる、雰囲気もいいし、今日の晩飯はここに決定する、
「おおい 姉さん儂も注文したいんじゃが、いいかいのぅ」
「はい~少々お待ちを~」
暫くしてからかなり太った店の女将さんらしき人が注文を取りに来た、
「いらっしゃい、お客さん何にします?」
「今日のおすすめ日替わり定食を一つおねがいしますかのぅ」
「はい~日替わり定食ですね~」っと厨房に向かって日替わり一丁と声をかける。
暫く待つと魚の煮込み定食が来た、美味しく頂き代金を払って表に出ると
「見つけたアルこの爺アルヨ」と叫ぶ奴がいるから誰かと思い見て見れば、さっきのアルとニダのコンビだった、
「我ら最優秀民族同盟アルカニダに歯向かってタダで済むとは思わない方がいいニダ」
「え?さっきの謝罪と賠償をはらってくれるんかいのぅ」
「謝罪と賠償を貰うのはうちの方ニダ」
「今度はさっきの様にには行かないアル」
「先生お願いするニダ」
そう言うと後ろの方から10人ほどのむさ苦しい男たちと身長2mを超える牛獣人が現れた、
「ん~ この爺さんがやったのか?」牛獣人がアルカニダに問う
「そうアル、この爺がやったアル」
「さっさと片付けてほしいニダ」
「まあそう言うわけだから爺さん悪く思うなよ、これも仕事なんだ、」
「ほう、あんたもそっち側かい、じゃあ遠慮はいらないって事でええんかいのぅ」
俺は敵対する全ての奴らの両ひざにカッパ手裏剣を打ち込んだ、確実に靭帯の切断と関節の破壊を狙ったエグイ攻撃だ、
不意打ちで敵対する全員の両膝を狙い射貫き、いきなり「ガクン」と崩れ落ちる、
「さて次は首でも狙おうかのぅ」俺は言うと
「済まなかった爺さん俺はあんたとはもうやり合う気なんてねえ、攻撃魔法が使えるだなんて聞いてなかったんだ」
「そうかい、遠慮はいらないと認識してるから次、首狙うから覚悟しておいてくれんかのぅふぉふぉふぉ、」
「止めてくれ、俺は雇われただけなんだ、命だけは助けてくれ」
「まあ、命だけは助けてもええが 一生歩けないんじゃがそれでええなら首は狙わん、」
「それでいいから命だけはご勘弁を」
と言っていたので、この牛獣人は見逃すことにする。
「っで、アルカニダの皆さんはどうしますかな?このまま他人様の手伝いが無いと不自由な暮らしになりますが、他人に迷惑かけるならこのまま楽にしてあげますが、どうかのぅ」
「このままでもいいから生きていたいニダ」
「命だけは助けて欲しいアル」
まあこれでこの後仕掛けてくることも無いだろうと判断して、
「では謝罪と賠償をしてくれれば命だけは取りませんがいかがかのぅ」
「わかったアル」「わかったニダ」
「もし次このような事が有ったら全員の命もらい受けるがそれでいいかのぅ」
そう言って金額交渉の結果金貨112枚を受け取ることにした、え?何故112枚かって?事務所に有った有り金全部がこれだったからですよ、
思わぬ臨時収入に俺は内心大喜びで小躍りしそうになったよ、
翌日街を散策に出かける、朝飯は屋台で串肉を買って日向のちょっとした岩の上で食べる事にした、どこで狙ってくる奴がいるか判らないからね、
特に昨日の奴らみたいにさ、現金持ってうろうろするのも危険があぶないって事でギルドに向かい、昨日の収益金の金貨112枚を預金してきた、資金の余裕もかなり出来たので今日の採取の仕事は無しにして新しい技を研究する事にした。
今までの使える技の中であまり生かせて無い技、ウオーターカッターの研究だ、これって0距離じゃないと使えないんだよね。
何とか中距離で使えないものだろうかと考えているんだ。
自分が今出来る事、水を空気中から集める事、水を高圧で出す事、念動力っぽいアレが使える、この位かな。
それの組み合わせで何か効率のいい攻撃技を考えてるんだ、俺は思ったんだ、昔テレビアニメで見ていた【希望戦士ガソダム】の武器の事。
漏斗(じょうご)英語名ファンネルって奴だ、大気中の水分を漏斗で集め漏斗のノズルから超高圧で噴射させるこれが出来れば中距離の必殺攻撃が出来るよ、って事で暫くこれの練習をしていきます。
街はずれの小川の所に来てます、空気中に水分無いと漏斗が作りにくいんだよね、自前の水分使っても出来るけどそれだといざという時に俺が干からびちゃうのは避けたい所だからね、
取り敢えず漏斗状に水を集めて浮かす練習してますよ、っで、それを飛ばす練習をしてます、
一つのファンネルを作ってそれのノズル部分から超高圧の水圧で噴射させる、これの練習を精神力が無くなるまでここ数日続けてるんだ、
練習初めて早10日、あれからずっと練習してるんだ、気が付いたんだけど初日から比べてファンネルを維持できる時間が増えて来てるんだ、これって魔力って奴が増えて来てるって事でいいのかな?
この練習続けていれば魔力って増えるんじゃね?って事でこの練習は夜寝る前の日課とすることにした、
そして新技が完成したんだ、ファンネルを飛ばして相手をウオーターカッターで射貫く技「カッパファンネル」だ!
まだ2機しか使えないけど射程は10mまで飛ばせるからかなり有用な技になったよ、
これで至近距離のウオーターカッタ―と中距離のカッパファンネル遠距離のカッパ手裏剣の技それに分子振動と分子停止合計の5つの技が出来るようになったんだ、これで旅の生存率かなり上がると思うんだ、
でもいくら攻撃技が出来ても細心の注意をしていかないとね、幾ら攻撃力が高くなっても俺食物連鎖の底辺生物の仔カッパだからね、
きっとその事を忘れて調子こいてると食材になっちゃうかも知れないんだよね、って事で臆病くらいがこの世界で生きて行くのには丁度いいのかも知れないよね。
そして俺は街で噂話を聞いたんだ、テンシンの街が無事だったと、
俺は思ったんだ、一回母カッパに無事であることを伝えておかないと、ってね父カッパも俺の上にいるしw
地理的に言ってテンシンの更に北にある渓谷地帯、そこが俺の生まれた場所だからね、テンシンに行ってから渓谷を目指せばいいんだ、
って事で俺は宿を引き払いギルドに顔を出す、受付と買取の犬獣人さんに挨拶をしてこの街を離れる事にする、
そういえば、キングとメイジは無事逃げ切ることが出来たのか、それも心配だからね、様子見も兼ねて行ってきますよ。
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる