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Panic 21. 夢に出てきた少女
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「マコリン...マコリン!」
誰かの呼ぶ声に、貧乏な世界に飛ばされたマコリンが、ふと、気が付く。
「あなたは...」
そこにいたのは小さな女の子だった。
黒髪をセミロングにした、とても可愛らしい少女だ。
真っ白なワンピースを着て、手には大きなウサギのぬいぐるみを抱えていた。
「ここはマコリンの夢の中。私はここでないとマコリンに会えないの!」
女の子はそう言う。
「・・・」
マコリンは辺りを見渡す。
真っ白で何もない空間が広がっていた。
(本当に...夢?)
ぼおっとしていたマコリンだったが、気を取り直し、口を開く。
「あなた、名前は?」
しかし、
「ゴメンね!教えられないの!ただ...一言、謝りたくて...」
女の子はそう答えるだけだった。
「謝る?」
マコリンが首を傾げていると、
「マコリンをここに飛ばしてしまったのは私なの!...ごめんなさい...」
女の子は申し訳なさそうに、頭を下げる。
「あなた、召喚士なの?...それになんで私を知ってるの?」
マコリンが尋ねるが、
「ごめんなさい!それも教えられなくて...」
女の子は悲しそうに目を伏せた。
「何も教えてくれないのね!」
マコリンがそう言うと、
「...ごめんなさい...」
再び、女の子が謝る。
「まあ、いいわ!...で、なんの用?」
マコリンはちょっと可愛そうに思ったのか、許してあげることにした。すると、
「これからポワンにマコリンの居場所を教えに行こうと思うの!そしたらきっとゲートを開いてくれるはず!」
女の子の言葉に、
「じゃあ!」
マコリンの顔が輝く。
「明日、起きたら元の世界だよ!...それを伝えに来たの!...今回は本当にゴメンね!」
女の子はもう一度謝った。
(夢の中でしか会えないなんて...本当に不思議な子...)
マコリンが、その女の子をじっと眺めていると、
(あれっ?!)
マコリンは、ふと、違和感を感じた。
可愛いのは分かるし、どこもぼやけた感じはないのに、不思議と細部の印象がつかめない。
目の形、唇の色、そういったものが頭に入ってこないのだ。
見えないわけではない。見ている瞬間は、確かに形も色もハッキリ認識できる。
しかし、目を離すと、印象として頭に残るのは、『可愛い女の子』という一点だけだった。
マコリンは目をこする。すると、
「じゃあね!また...会えるといいな!」
そう言うと、女の子の姿がかすんでいく。
(なんだったんだろう...夢だから?...だけど私は元の世界に帰れるみたい...)
マコリンは不思議と、女の子の言葉を信じていた。
(眠...い...)
マコリンの瞼が閉じていく。
(なんだろう...大事なことを忘れているような...)
それを最後に、マコリンの意識はなくなった。
☆彡彡彡
「ポワン...ポワン!」
誰かが呼んでいる。
「ん?」
ポワンは急にハッキリしだした意識に、一瞬、戸惑うが、
「あなたは誰?」
白いワンピースを着た、黒髪の可愛い女の子を見つけると、誰何する。
「ゴメンね!教えてあげられないの!...ここは夢の中。私はここでしかポワンに会えない...」
女の子はマコリンに言ったのと同じ言葉をつづる。
「何しに来たの?」
ポワンが問いかけると、
「マコリンのいる場所を教えてあげる!どの異世界のどの場所にいるか...目を覚ましたら、きっとハッキリと分かるよ!」
女の子はそう断言した。
「ホント?!じゃあ、早く起きなきゃ!!...でもどうしてあなたが知ってるの?」
ポワンが聞くと、
「私が不用意にゲートを開いて...そこにマコリンが飛び込んじゃったの!」
女の子が説明する。
「そっか...でも教えてくれてありがとう!」
ポワンが礼を言うと、
「...優しいね!...あっ!それと知ってると思うけど、マコリンを召喚したら、そっちのマコリンも元の世界に帰るから!」
女の子はうれしそうに微笑むと、補足をした。
「そっか!二人のマコリンは同じ存在なんだ!...同じ存在は、同時に同一世界に存在できない...だからどちらかが転移すると、もう一人と入れ代わるんだね!」
ポワンが納得していると、
「そういうこと!...じゃあ、私はもう行かなきゃ!後はよろしくね!」
女の子はにっこり笑うと、ぼやけるように消えていったのだった。
☆彡彡彡
<ガバッ!>
ポワンがベッドから飛び起きる。
「ホントだ!マコリンのいる場所が分かる!早速、召喚を...」
ポワンは、急いで両手を前に差し出す。そして、
「サモ...」
魔法を唱えようとしたが、
「いけない!マコリンはきっと寝てるから、マコリンの部屋で召喚したほうがいいよね!あの子はどうせ同時に消えちゃうから...」
そう口にしたポワンは、マコリンの部屋へと向かう。
<ス~~~...ス~~~...>
マコリンのベッドで、貧乏なマコリンがすやすや眠っている。
「お別れできなかったけど、このまま送ってあげたほうがいいよね!...明日、起きたら驚くかなぁ...」
その様子を見て、そんなことを考えるポワン。
「じゃあね!」
最後の挨拶をすると、召喚の呪文を唱える。
「召喚!」
マコリンの少し上に黒い渦が生まれる。
そこから現れたのは...
「マコリン!!...えっ?!」
ポワンは一瞬、目を輝かせたが、次の瞬間、驚いてしまう。
マコリンは何も身に着けていなかった。
「な、な、なぜ...」
混乱しているポワンをよそに、マコリンがベッドの上にゆっくりと落ちる。
<ドサッ!>
さっきまでそこにいたもう一人のマコリンは、影も形もなくなっていた。
「マ、マコリン?」
ポワンがマコリンに声をかける。
「んん...ポワン...」
マコリンがそれに答えるように寝言を言う。
「やった!元のマコリンだ!...で、でも一応、確かめないと!」
喜んだポワンだったが、次にマコリンの足の間に目を移す。
ゆっくりとマコリンの足元に移動すると、太ももに手をかけるポワン。
「こ、こ、これは本当に元のマコリンかどうか、確かめるため!!」
自分に言い聞かせるように口にすると、ポワンはマコリンの足をゆっくりと開く。
「わぁぁ~~~~!!何回見ても綺麗!!」
ポワンがうっとりとなる。
そして、マコリンのそこに顔を近づけると、
<ス~~~~~!>
思いっきり息を吸い込んだ。
「あはん!マコリンのにおい!...これは...一日お風呂に入ってないね!いつもよりずっとすごい!」
その後も鼻を近づけ、スンスンいわせている。
「ああん!こんなマコリン初めて!朝まで...じゃなくて、やっぱり、元のマコリンだね!」
ポワンは顔を紅潮させていたが、ふと、我を取り戻すと、そう結論付けた。
「あの子はさっき、お風呂に入ったばかり...こんなにおいがするわけがない...対して、あっちに飛ばされたマコリンは今日はお風呂に入れなかったはず!」
貧乏なマコリンとの会話で、土曜にしか風呂に入っていないのは知っていた。
「じゃ、じゃあ...」
その場を去ろうとしたポワンだったが、また戻ってくる。
「も、もう少し...わぁ~~~!!綺麗なお胸!!」
十分、胸を堪能した後に、やはり気になるのはあそこ。
「やっぱり、マコリンのここは最高!!...ん?」
そこでポワンは何かに気づいた。
「こ、こ、これは!!」
エッチなことをした跡が、ほんのり残っていた。
「ま、まさか一人で...」
ポワンも寝る時にマコリンのことを考えてしまい、服を脱ぎ捨て、自らを慰めることがよくあった。
「マコリンも...ポ、ポワンのことを考えてくれたのかな?」
ポワンの顔が真っ赤になる。
「それでこんな格好を...」
マコリンの姿に納得したポワンは、エッチなお汁が乾いた跡を眺める。
「き、きれいにしてあげないとね!!...それもメイドの務め!!」
「ん!...ん!...」
眠りながら喘ぎ声を上げるマコリン。
その声を聞きながら、ポワンはそこを舌できれいに舐め上げていた。
(マコリンの...最高!!...今度、エッチな気分になったらポワンを呼んでね!!...気持ちよく...してあげる!!)
ポワンはそっと頬を染めるのだった。
誰かの呼ぶ声に、貧乏な世界に飛ばされたマコリンが、ふと、気が付く。
「あなたは...」
そこにいたのは小さな女の子だった。
黒髪をセミロングにした、とても可愛らしい少女だ。
真っ白なワンピースを着て、手には大きなウサギのぬいぐるみを抱えていた。
「ここはマコリンの夢の中。私はここでないとマコリンに会えないの!」
女の子はそう言う。
「・・・」
マコリンは辺りを見渡す。
真っ白で何もない空間が広がっていた。
(本当に...夢?)
ぼおっとしていたマコリンだったが、気を取り直し、口を開く。
「あなた、名前は?」
しかし、
「ゴメンね!教えられないの!ただ...一言、謝りたくて...」
女の子はそう答えるだけだった。
「謝る?」
マコリンが首を傾げていると、
「マコリンをここに飛ばしてしまったのは私なの!...ごめんなさい...」
女の子は申し訳なさそうに、頭を下げる。
「あなた、召喚士なの?...それになんで私を知ってるの?」
マコリンが尋ねるが、
「ごめんなさい!それも教えられなくて...」
女の子は悲しそうに目を伏せた。
「何も教えてくれないのね!」
マコリンがそう言うと、
「...ごめんなさい...」
再び、女の子が謝る。
「まあ、いいわ!...で、なんの用?」
マコリンはちょっと可愛そうに思ったのか、許してあげることにした。すると、
「これからポワンにマコリンの居場所を教えに行こうと思うの!そしたらきっとゲートを開いてくれるはず!」
女の子の言葉に、
「じゃあ!」
マコリンの顔が輝く。
「明日、起きたら元の世界だよ!...それを伝えに来たの!...今回は本当にゴメンね!」
女の子はもう一度謝った。
(夢の中でしか会えないなんて...本当に不思議な子...)
マコリンが、その女の子をじっと眺めていると、
(あれっ?!)
マコリンは、ふと、違和感を感じた。
可愛いのは分かるし、どこもぼやけた感じはないのに、不思議と細部の印象がつかめない。
目の形、唇の色、そういったものが頭に入ってこないのだ。
見えないわけではない。見ている瞬間は、確かに形も色もハッキリ認識できる。
しかし、目を離すと、印象として頭に残るのは、『可愛い女の子』という一点だけだった。
マコリンは目をこする。すると、
「じゃあね!また...会えるといいな!」
そう言うと、女の子の姿がかすんでいく。
(なんだったんだろう...夢だから?...だけど私は元の世界に帰れるみたい...)
マコリンは不思議と、女の子の言葉を信じていた。
(眠...い...)
マコリンの瞼が閉じていく。
(なんだろう...大事なことを忘れているような...)
それを最後に、マコリンの意識はなくなった。
☆彡彡彡
「ポワン...ポワン!」
誰かが呼んでいる。
「ん?」
ポワンは急にハッキリしだした意識に、一瞬、戸惑うが、
「あなたは誰?」
白いワンピースを着た、黒髪の可愛い女の子を見つけると、誰何する。
「ゴメンね!教えてあげられないの!...ここは夢の中。私はここでしかポワンに会えない...」
女の子はマコリンに言ったのと同じ言葉をつづる。
「何しに来たの?」
ポワンが問いかけると、
「マコリンのいる場所を教えてあげる!どの異世界のどの場所にいるか...目を覚ましたら、きっとハッキリと分かるよ!」
女の子はそう断言した。
「ホント?!じゃあ、早く起きなきゃ!!...でもどうしてあなたが知ってるの?」
ポワンが聞くと、
「私が不用意にゲートを開いて...そこにマコリンが飛び込んじゃったの!」
女の子が説明する。
「そっか...でも教えてくれてありがとう!」
ポワンが礼を言うと、
「...優しいね!...あっ!それと知ってると思うけど、マコリンを召喚したら、そっちのマコリンも元の世界に帰るから!」
女の子はうれしそうに微笑むと、補足をした。
「そっか!二人のマコリンは同じ存在なんだ!...同じ存在は、同時に同一世界に存在できない...だからどちらかが転移すると、もう一人と入れ代わるんだね!」
ポワンが納得していると、
「そういうこと!...じゃあ、私はもう行かなきゃ!後はよろしくね!」
女の子はにっこり笑うと、ぼやけるように消えていったのだった。
☆彡彡彡
<ガバッ!>
ポワンがベッドから飛び起きる。
「ホントだ!マコリンのいる場所が分かる!早速、召喚を...」
ポワンは、急いで両手を前に差し出す。そして、
「サモ...」
魔法を唱えようとしたが、
「いけない!マコリンはきっと寝てるから、マコリンの部屋で召喚したほうがいいよね!あの子はどうせ同時に消えちゃうから...」
そう口にしたポワンは、マコリンの部屋へと向かう。
<ス~~~...ス~~~...>
マコリンのベッドで、貧乏なマコリンがすやすや眠っている。
「お別れできなかったけど、このまま送ってあげたほうがいいよね!...明日、起きたら驚くかなぁ...」
その様子を見て、そんなことを考えるポワン。
「じゃあね!」
最後の挨拶をすると、召喚の呪文を唱える。
「召喚!」
マコリンの少し上に黒い渦が生まれる。
そこから現れたのは...
「マコリン!!...えっ?!」
ポワンは一瞬、目を輝かせたが、次の瞬間、驚いてしまう。
マコリンは何も身に着けていなかった。
「な、な、なぜ...」
混乱しているポワンをよそに、マコリンがベッドの上にゆっくりと落ちる。
<ドサッ!>
さっきまでそこにいたもう一人のマコリンは、影も形もなくなっていた。
「マ、マコリン?」
ポワンがマコリンに声をかける。
「んん...ポワン...」
マコリンがそれに答えるように寝言を言う。
「やった!元のマコリンだ!...で、でも一応、確かめないと!」
喜んだポワンだったが、次にマコリンの足の間に目を移す。
ゆっくりとマコリンの足元に移動すると、太ももに手をかけるポワン。
「こ、こ、これは本当に元のマコリンかどうか、確かめるため!!」
自分に言い聞かせるように口にすると、ポワンはマコリンの足をゆっくりと開く。
「わぁぁ~~~~!!何回見ても綺麗!!」
ポワンがうっとりとなる。
そして、マコリンのそこに顔を近づけると、
<ス~~~~~!>
思いっきり息を吸い込んだ。
「あはん!マコリンのにおい!...これは...一日お風呂に入ってないね!いつもよりずっとすごい!」
その後も鼻を近づけ、スンスンいわせている。
「ああん!こんなマコリン初めて!朝まで...じゃなくて、やっぱり、元のマコリンだね!」
ポワンは顔を紅潮させていたが、ふと、我を取り戻すと、そう結論付けた。
「あの子はさっき、お風呂に入ったばかり...こんなにおいがするわけがない...対して、あっちに飛ばされたマコリンは今日はお風呂に入れなかったはず!」
貧乏なマコリンとの会話で、土曜にしか風呂に入っていないのは知っていた。
「じゃ、じゃあ...」
その場を去ろうとしたポワンだったが、また戻ってくる。
「も、もう少し...わぁ~~~!!綺麗なお胸!!」
十分、胸を堪能した後に、やはり気になるのはあそこ。
「やっぱり、マコリンのここは最高!!...ん?」
そこでポワンは何かに気づいた。
「こ、こ、これは!!」
エッチなことをした跡が、ほんのり残っていた。
「ま、まさか一人で...」
ポワンも寝る時にマコリンのことを考えてしまい、服を脱ぎ捨て、自らを慰めることがよくあった。
「マコリンも...ポ、ポワンのことを考えてくれたのかな?」
ポワンの顔が真っ赤になる。
「それでこんな格好を...」
マコリンの姿に納得したポワンは、エッチなお汁が乾いた跡を眺める。
「き、きれいにしてあげないとね!!...それもメイドの務め!!」
「ん!...ん!...」
眠りながら喘ぎ声を上げるマコリン。
その声を聞きながら、ポワンはそこを舌できれいに舐め上げていた。
(マコリンの...最高!!...今度、エッチな気分になったらポワンを呼んでね!!...気持ちよく...してあげる!!)
ポワンはそっと頬を染めるのだった。
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