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Panic 33. 世界の摂理
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「ふう!大変な目にあったわね!」
元の世界の元の時間に帰ってきたマコリンは、プールの水面に顔を出すとそう言った。
「ポワンは...楽しかったな!」
対し、頬を染めるポワン。
「そ、そうね!」
マコリンも赤くなる。
「「・・・」」
しばらく、うつむき合っていた二人だったが、
「でも、結局、夢のあの子のことは分からなかったわね!」
空気を変えようと思ったのか、マコリンが『謎の女の子』の話を振る。
「そうだね!...今回のゲートもあの子が作ったのかな?」
ポワンは顎に手を当て、考えるようなポーズをした。
「自然発生ってことは?」
マコリンが聞くと、
「ゲートの自然発生なんて、100年に1回もないよ!それがそんな都合よく起こるなんて考えられない!」
ポワンはきっぱりと否定した。
「そうね...ポワンが来た時の盗賊を含めると3回か...」
マコリンがつぶやくと、
「しかもマコリンの周りに集中している...何か関係があるのかも!」
そんな推理をするポワン。
「でも...悪い子には見えなかったわ!...私が異世界に飛ばされた時も謝ってたし...」
マコリンの言葉に、
「そうだね!ポワンもそう思う!...ゲートを上手く操作できないのかな?」
ポワンはそう答えた。
「そんなことがあるの?!」
マコリンが驚いていると、
「うん!ゲートの扱いにはすごい精神力がいるの!ポワンもだけど、子供の頃にこの力に目覚めたものは、突発的にゲートを作っちゃうことがある...」
ポワンは説明する。
「それって、結構、ヤバいんじゃ...」
マコリンが、一筋の汗を流しながら、苦笑いしていると、
「普通は、お父さんかお母さんが召喚士で、ゲートを管理してあげてるの!」
ポワンは言った。
「じゃあ、あの子の親は?」
マコリンが問いかけるが、
「分からない...もういないのか、あの子が一人で来てるのか...」
ポワンは首を振るだけだった。
「それにしても...」
「なに?」
意味深に話しだしたマコリンに、ポワンが続きを促す。
「私、あの子の顔、良く思い出せないの!...ハッキリ見えてた気がするんだけど...なぜかしら?」
マコリンが首を傾げると、
「それは『認識阻害』だよ!」
ポワンが教えてくれた。
「なにそれ?」
マコリンが尋ねると、
「え~~~~~っとね!相手が誰であるか知ることが、世界の摂理に反する場合...」
「ちょっと待って!!どういうこと?!『世界の摂理』って?!」
ポワンの説明が思いのほか、たいそうな内容だったので、マコリンが止める。
「簡単に言うと、ポワンは過去や未来のポワンに会うことはできない...それが世界の摂理だから!」
ポワンの言葉に、
「つまり、過去や未来の世界に行って、自分に会うことはできないようになってるってわけね?」
マコリンが納得していると、
「うん!前に、マコリンが別の世界のマコリンと入れ代わったのも、それが原因。別世界といえど、自分に会うことはできない...」
補足するポワン。
「なるほど...」
マコリンがうなずいていると、
「それと同じように、相手が誰か知ることによって、歴史が変わる可能性がある場合、その人が誰であるかを認識することはできないようになってるの!」
ポワンはそう結んだ。
「じゃあ、あの子は私の知ってる人?...知り合いにそんな子はいなかったと思うけど...」
マコリンは考えてみるが、あの子のシルエットに見覚えはない。
「そりゃそうだよ!誰か分かったら認識阻害にならないじゃない!...それか、これから出会う人っていう可能性も!!」
すると、ポワンはそんなことを言う。
「そうね!それなら納得だけど...じゃあ、ポワンとは別の召喚士に出会うわけ?」
マコリンが少し驚いていると、
「もしかして、これから行く異世界で出会うのかも!!...異世界によっては召喚士がたくさんいる国もあるから...」
ポワンの予想に、
「えっ?!私たち、これからも異世界に行くことになるの?!」
ビックリするマコリン。そんなマコリンに、
「だって...女の子同士で子供を作る方法...知りたいんでしょ?」
ポワンが恥ずかしそうに、尋ねてきた。
「そ、そうね!『女の人だけの国』にも行くし、場合によっては、他の世界に行くことになるかもね!」
得心といった表情のマコリンに、
「とにかく時期が来たら、あの子の正体も分かるよ!分かってみたら大した理由じゃないかも!」
ポワンが笑いかける。
「そうよね!そんなものよね!」
マコリンも微笑み返すと、この話題は、とりあえず棚上げすることにしたのだった。
ちょうどその時、
<ピィィ~~~~~~!!>
先生の笛の音が聞こえる。
「今日はここまで!さっさと着替えて、次の授業に遅れないように!」
その声に、皆がプールから上がって、シャワーへと向かう。
「着替える前に、シャワー、浴びませんと...冷たっ!」
「ふふふ!いきなり飛び込むからですわ!」
女生徒たちが騒いでいる。
それを聞いて、
「シャ、シャワー、浴びるの?」
赤くなっているポワンに、
「水着の上からよ!...だ、誰もいなかったら...ぜ、全部脱いでもいいけど...」
同じく真っ赤になりながら、答えるマコリン。
「そっか...全部脱ぐのは、着替えまでおあずけだね!!」
するとポワンは、そんなことを口にして、にっこり笑っている。
「も、もう!ポワンったら!」
相変わらずマイペースなポワンに呆れながらも、マコリンたちはシャワー場へと急ぐ。
シャワー場では列を作って、生徒たちが順番を待っていた。
しかしマコリンは、悪びれる様子もなく声をかける。
「私たち、急いでるから、先にいいかしら?」
すると、
「あっ!マコリン!それにポワンも!」
「どうぞ!」
二人の生徒がシャワーを空けてくれるが、
「ポワンはマコリンと一緒でいいよ!一緒に浴びよ!」
ポワンがそう言った。
「ポ、ポワン!!い、一緒って!!...みんなの前で...」
マコリンは真っ赤になって、辺りを見回すが、
「あら、相変わらず仲の良いことでしてね!」
あまり気にしていない様子のクラスメートを見ると、
「じゃ、じゃあ、二つ空けてもらうのもなんだから...」
言い訳をしながらも、ポワンと二人でシャワー場に入るのだった。
「もっとくっつかないと、二人ともお水が当たらないね!」
(あっ!ポワンのお胸が私のお胸に...)
互いに密着するポワンとマコリン。更に、
「ちょっと、水着の中も洗っちゃお!」
(そ、そんなことしたら、水着の中身が!!)
ポワンが胸の部分を、指で引っ張っている。
その隙間から、覗き込むマコリン。
(チラッと見えるお胸も...)
思わず、凝視していると、
「マコリンも...ねっ!」
ポワンの声が聞こえてくる。
「えっ?!...ダメ!!」
いつの間にか、ポワンはマコリンの水着の胸の部分を引っ張り、中にシャワーをかけていた。
「可愛い...」
ポワンがつぶやく。どうやら中を覗いているようだ。
(やだ!私たち、こんなところで!!)
マコリンは周りが気になって窺うと、
「あら?あの二人、水着の中まで洗ってなくて?」
そんな言葉が耳に飛び込んでくる。
「こ、こ、これは!!」
マコリンは慌てるが、
「女性だけですものね!どうせなら中もきれいに...」
「そうですわね!」
それから、私立プリマドンナ女学院では、プールの後に、水着の中まで洗うのが一般的になった...
☆彡彡彡
「あら?素敵なのお持ちなのね!」
「もう!覗かないでくださる?」
「でも、マコリンとポワンは...」
「ふふふ!マコリンの可愛い!」
「ダメ!!みんなにも見えちゃう!!」
「大丈夫だよ!ポワンが壁になってあげるから!」
「でも...そんなとこ、見つめられると...あん!」
胸だけでなく、あそこもめくって、シャワーを当てているのだった。
元の世界の元の時間に帰ってきたマコリンは、プールの水面に顔を出すとそう言った。
「ポワンは...楽しかったな!」
対し、頬を染めるポワン。
「そ、そうね!」
マコリンも赤くなる。
「「・・・」」
しばらく、うつむき合っていた二人だったが、
「でも、結局、夢のあの子のことは分からなかったわね!」
空気を変えようと思ったのか、マコリンが『謎の女の子』の話を振る。
「そうだね!...今回のゲートもあの子が作ったのかな?」
ポワンは顎に手を当て、考えるようなポーズをした。
「自然発生ってことは?」
マコリンが聞くと、
「ゲートの自然発生なんて、100年に1回もないよ!それがそんな都合よく起こるなんて考えられない!」
ポワンはきっぱりと否定した。
「そうね...ポワンが来た時の盗賊を含めると3回か...」
マコリンがつぶやくと、
「しかもマコリンの周りに集中している...何か関係があるのかも!」
そんな推理をするポワン。
「でも...悪い子には見えなかったわ!...私が異世界に飛ばされた時も謝ってたし...」
マコリンの言葉に、
「そうだね!ポワンもそう思う!...ゲートを上手く操作できないのかな?」
ポワンはそう答えた。
「そんなことがあるの?!」
マコリンが驚いていると、
「うん!ゲートの扱いにはすごい精神力がいるの!ポワンもだけど、子供の頃にこの力に目覚めたものは、突発的にゲートを作っちゃうことがある...」
ポワンは説明する。
「それって、結構、ヤバいんじゃ...」
マコリンが、一筋の汗を流しながら、苦笑いしていると、
「普通は、お父さんかお母さんが召喚士で、ゲートを管理してあげてるの!」
ポワンは言った。
「じゃあ、あの子の親は?」
マコリンが問いかけるが、
「分からない...もういないのか、あの子が一人で来てるのか...」
ポワンは首を振るだけだった。
「それにしても...」
「なに?」
意味深に話しだしたマコリンに、ポワンが続きを促す。
「私、あの子の顔、良く思い出せないの!...ハッキリ見えてた気がするんだけど...なぜかしら?」
マコリンが首を傾げると、
「それは『認識阻害』だよ!」
ポワンが教えてくれた。
「なにそれ?」
マコリンが尋ねると、
「え~~~~~っとね!相手が誰であるか知ることが、世界の摂理に反する場合...」
「ちょっと待って!!どういうこと?!『世界の摂理』って?!」
ポワンの説明が思いのほか、たいそうな内容だったので、マコリンが止める。
「簡単に言うと、ポワンは過去や未来のポワンに会うことはできない...それが世界の摂理だから!」
ポワンの言葉に、
「つまり、過去や未来の世界に行って、自分に会うことはできないようになってるってわけね?」
マコリンが納得していると、
「うん!前に、マコリンが別の世界のマコリンと入れ代わったのも、それが原因。別世界といえど、自分に会うことはできない...」
補足するポワン。
「なるほど...」
マコリンがうなずいていると、
「それと同じように、相手が誰か知ることによって、歴史が変わる可能性がある場合、その人が誰であるかを認識することはできないようになってるの!」
ポワンはそう結んだ。
「じゃあ、あの子は私の知ってる人?...知り合いにそんな子はいなかったと思うけど...」
マコリンは考えてみるが、あの子のシルエットに見覚えはない。
「そりゃそうだよ!誰か分かったら認識阻害にならないじゃない!...それか、これから出会う人っていう可能性も!!」
すると、ポワンはそんなことを言う。
「そうね!それなら納得だけど...じゃあ、ポワンとは別の召喚士に出会うわけ?」
マコリンが少し驚いていると、
「もしかして、これから行く異世界で出会うのかも!!...異世界によっては召喚士がたくさんいる国もあるから...」
ポワンの予想に、
「えっ?!私たち、これからも異世界に行くことになるの?!」
ビックリするマコリン。そんなマコリンに、
「だって...女の子同士で子供を作る方法...知りたいんでしょ?」
ポワンが恥ずかしそうに、尋ねてきた。
「そ、そうね!『女の人だけの国』にも行くし、場合によっては、他の世界に行くことになるかもね!」
得心といった表情のマコリンに、
「とにかく時期が来たら、あの子の正体も分かるよ!分かってみたら大した理由じゃないかも!」
ポワンが笑いかける。
「そうよね!そんなものよね!」
マコリンも微笑み返すと、この話題は、とりあえず棚上げすることにしたのだった。
ちょうどその時、
<ピィィ~~~~~~!!>
先生の笛の音が聞こえる。
「今日はここまで!さっさと着替えて、次の授業に遅れないように!」
その声に、皆がプールから上がって、シャワーへと向かう。
「着替える前に、シャワー、浴びませんと...冷たっ!」
「ふふふ!いきなり飛び込むからですわ!」
女生徒たちが騒いでいる。
それを聞いて、
「シャ、シャワー、浴びるの?」
赤くなっているポワンに、
「水着の上からよ!...だ、誰もいなかったら...ぜ、全部脱いでもいいけど...」
同じく真っ赤になりながら、答えるマコリン。
「そっか...全部脱ぐのは、着替えまでおあずけだね!!」
するとポワンは、そんなことを口にして、にっこり笑っている。
「も、もう!ポワンったら!」
相変わらずマイペースなポワンに呆れながらも、マコリンたちはシャワー場へと急ぐ。
シャワー場では列を作って、生徒たちが順番を待っていた。
しかしマコリンは、悪びれる様子もなく声をかける。
「私たち、急いでるから、先にいいかしら?」
すると、
「あっ!マコリン!それにポワンも!」
「どうぞ!」
二人の生徒がシャワーを空けてくれるが、
「ポワンはマコリンと一緒でいいよ!一緒に浴びよ!」
ポワンがそう言った。
「ポ、ポワン!!い、一緒って!!...みんなの前で...」
マコリンは真っ赤になって、辺りを見回すが、
「あら、相変わらず仲の良いことでしてね!」
あまり気にしていない様子のクラスメートを見ると、
「じゃ、じゃあ、二つ空けてもらうのもなんだから...」
言い訳をしながらも、ポワンと二人でシャワー場に入るのだった。
「もっとくっつかないと、二人ともお水が当たらないね!」
(あっ!ポワンのお胸が私のお胸に...)
互いに密着するポワンとマコリン。更に、
「ちょっと、水着の中も洗っちゃお!」
(そ、そんなことしたら、水着の中身が!!)
ポワンが胸の部分を、指で引っ張っている。
その隙間から、覗き込むマコリン。
(チラッと見えるお胸も...)
思わず、凝視していると、
「マコリンも...ねっ!」
ポワンの声が聞こえてくる。
「えっ?!...ダメ!!」
いつの間にか、ポワンはマコリンの水着の胸の部分を引っ張り、中にシャワーをかけていた。
「可愛い...」
ポワンがつぶやく。どうやら中を覗いているようだ。
(やだ!私たち、こんなところで!!)
マコリンは周りが気になって窺うと、
「あら?あの二人、水着の中まで洗ってなくて?」
そんな言葉が耳に飛び込んでくる。
「こ、こ、これは!!」
マコリンは慌てるが、
「女性だけですものね!どうせなら中もきれいに...」
「そうですわね!」
それから、私立プリマドンナ女学院では、プールの後に、水着の中まで洗うのが一般的になった...
☆彡彡彡
「あら?素敵なのお持ちなのね!」
「もう!覗かないでくださる?」
「でも、マコリンとポワンは...」
「ふふふ!マコリンの可愛い!」
「ダメ!!みんなにも見えちゃう!!」
「大丈夫だよ!ポワンが壁になってあげるから!」
「でも...そんなとこ、見つめられると...あん!」
胸だけでなく、あそこもめくって、シャワーを当てているのだった。
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