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4章 歴史History
第24話 北の王国が滅びるまでEnd of Northern Kingdom
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500年前 北の王国 首都 ジール
石造りの家に氷で外壁を覆った特殊な造りをしている建物が立ち並んでいる。
万年解けることのない雪と、吹雪の中で人々は飢えに苦しんでいた。
「――誰か お恵みを。
子供が、もう空腹に耐えられずに手を」
瘦せ細った女と骨と皮だけになり子供を抱いて歩いていた。
指を噛み続けて血が出、さらにその血をすする子供。
「これを。」
旅の人間だろう大荷物を背負った男がりんごを手渡す。
すでにくすんだ色をしており長旅で運んできたことを感じさせる。
「あぁ ありがとうございます。
このご恩は一生忘れません。
あなたのお名前を」
「――私の名は
いや、やめておこう。
これから国を滅ぼす者の名など覚えておく必要はない。」
「それはどういう?」
瘦せ細った女が子供にりんごを食べさせ、顔をあげた時には大男の姿が消えていた。
数時間後 王宮
「侵入者だ!!!
殺せ!!!」
首都の街並みとうって変わって豪華な織物が飾られ、あくまで飾りとして色のいい雪果物が並んでいる。
「誰でもいい!儂の名において確実に抹殺せよ!!!」
腹が椅子の手すりにからはみ出るほど太った男が玉座から怒鳴り散らす。
玉座の間には首都を歩いていた大男と、腰ほどの大きさの1匹の小さな龍の姿があった。
「お前たちはやりすぎた。」
近衛に控えていた兵士達が一斉に槍を持って突撃する。
「ビピー、もういいぞ。」
「ピー!」
小さな龍が玉座いっぱいの魔術の文様を展開する。
「なっ バカな!!!」
その瞬間に近衛の兵士達が一斉に足元から凍り付き、首元まで氷が一瞬で広がっていく。
「転生者だろうと、何者であろうと自国を好き勝手にしている範囲であれば、
帝国議会は不干渉を貫いたはずだ。」
「貴様ぁああああっ!!!」
玉座に座っていた男がでっぷりとした右手から激しい炎を吹きあがらせる。
「エスキートか。
ビピー 力を貸してくれ。」
大男が軍刀を抜く。
「ピー!」
軍刀に燃える氷がまとわりついていく。
青い氷の反射と白色の炎がゆらめく。
「終わりだ。」
大男が玉座の前へ飛び込む。
大男の軍刀と玉座の男の右腕の炎がぶつかり
ビリビリビリッ!!!激しい衝撃が城中に伝わっていく。
「なぜ七星龍の子を殺した!」
「ふざけるな!!!たかがトカゲ一匹を殺した程度で
ひぃいいっ」
大男の軍刀がさらに力を増していき
シュパッ!と玉座の男の右腕を切り落とす。
「――そうか、お前は転生者だったな。
七星龍とその一族を弑することは帝国への最大の侮辱だ。」
「ぐあああああっ!!」
玉座の男が椅子から転げ落ちてのたうち回る。
「ヴァーリ?」
玉座の間へ女性が入ってくる。
燃えるような赤髪の女性だ。
「シヴ 来るな!」
大男が軍刀を構えなおし
ドッと一突きでのたうち回っている男の首を貫く。
「――どうしてあなたが。」
シヴと呼ばれた女性が大男にかけよる。
「どうして!
せっかく帝国に逃がしたのに
どうして戻ってきたの!!」
「ごめん シヴ姉
もう帝国軍が来る。
シヴ姉に会いに来たんだ。」
「――どうして、私なんかのために
私はあの男に あなたの知ってるシヴ姉はもう死んだのよ!!」
女性が自分の体に刻まれた傷を抑えながら叫ぶ。
「それでもシヴ姉が好きだよ。」
シヴが膝から崩れ落ちる。
「うっ うっ」
シヴの涙が零れ落ちる。
ドッドッと大砲が城壁に突き刺さる音が鳴る。
「帝国軍が来る!!
シヴ姉こっちに。」
「でもっ、私の研究が」
「大丈夫、シヴ姉は記憶力がいいからすぐに思い出せる。
今は体の方が大事だ。」
「ばかっ ――もう」
ヴァーリ がシヴを抱き上げ城を全力で走っていく。
「おのれええええ!!1
逃がさんぞ!!!」
炎の塊となった男が雄たけびをあげながらヴァーリとシヴを追う。
「嘘!? 死んだはずじゃ。」
「くっ 自らの体を炎にするエスキートだったか」
「ヴァーリ!!」
帝国軍の軍服を来た男3人が合流する。
「状況は?」
「体を炎に出来るエスキートを持つ転生者が1名、
他の兵士は玉座の間で凍ってる。」
「後は任せろ。ってそっちの龍は?」
「例の龍の双子だよ。敵討ちに力を貸したいって。」
「――そうか ならば連れて行ってもいいか?」
「あぁ。頼む。
ビピー!!ここで一旦お別れだ。
また会おう!」
「ピー!!!」
小さな龍は軍人3人と共に炎の巨人へと向かっていく。
「行くぞ シブ!!」
シヴを抱えたままヴァーリが城を駆け抜け、城門から掘りへと飛び降りる。
バキッ バシャッ!!!
薄氷を砕いて水しぶきが上がる。
「ちょっ!! 冷たいっ!!」
「誰だ!!貴様は!!」
掘りを見張っていた帝国兵が大砲を向ける。
「ヴァーリ ヴァーリだ!!!」
「なっ!? 馬鹿者!大砲を向けるな!!」
軍人が大砲係を殴り飛ばす。
「軍曹!? 何をやって」
「今回の功労者だ 馬鹿者!
もし軍人なら七星勲章ものだぞ。」
水から顔を出しながらあっぷあっぷしているヴァーリを帝国軍人が引き上げ、
普通に泳げるシヴは梯子を伝って登った。
帝国軍 キャンプ
「はぁ 死ぬかと思った。」
「――何で掘りに飛び降りたのよ。」
温かい焚火を炊いた中でシヴとヴァーリは冷水の冷たさが残っていてブルブルと震えていた。
「あれより先に進んでたら城門ごとぶっ飛んでたし。」
「手前に梯子があったでしょ?」
「え そうだったっけ?」
「――はぁ。もうほんと勢いで行動するんだから。
体が大きくなっても変わらずね。」
「へへっ ――身長は追いついたかな。」
「誉めてないから 私 178セル」
「俺は179だ。10年で10セル伸びた。」
「そ。」
ヴァーリとシヴが手を重ね合わせる。
「シヴ姉
もう大丈夫だ。
シヴ姉の研究のおかげで転生者と戦う知恵も力も手に入れた。
俺 強くなったんだよ。」
「――そうね。ありがとう。」
翌朝
ヘルメリア帝国軍によって北の王国軍とそれを率いていた転生者一派は1夜にして壊滅した。
帝国からの物資支援によって北の王国内での餓死はなくなったが。
代わりに北の王国は完全に国体を解体され、
雪果物などの特産品を格安で100年間、優先的に輸出続ける条約を結ぶこととなった。
また転生者達に殺された王族の末裔が連邦領内にいるとの噂もあったが、旧王国民は帝国への雪果物の輸出のために働き通しでそれどころではなかった。
数年後
シヴとヴァーリの研究はその危険性ゆえに舞台を連邦へと変え、
後にコルプガイストと呼ばれる一族との共同で研究を行うこととなる。
その研究には優れた魔術の才能を持った北の王国の末裔も加わり、
後にアマネと呼ばれる転生者が最後の一押しをすることによりAA計画として胎動を始める。
石造りの家に氷で外壁を覆った特殊な造りをしている建物が立ち並んでいる。
万年解けることのない雪と、吹雪の中で人々は飢えに苦しんでいた。
「――誰か お恵みを。
子供が、もう空腹に耐えられずに手を」
瘦せ細った女と骨と皮だけになり子供を抱いて歩いていた。
指を噛み続けて血が出、さらにその血をすする子供。
「これを。」
旅の人間だろう大荷物を背負った男がりんごを手渡す。
すでにくすんだ色をしており長旅で運んできたことを感じさせる。
「あぁ ありがとうございます。
このご恩は一生忘れません。
あなたのお名前を」
「――私の名は
いや、やめておこう。
これから国を滅ぼす者の名など覚えておく必要はない。」
「それはどういう?」
瘦せ細った女が子供にりんごを食べさせ、顔をあげた時には大男の姿が消えていた。
数時間後 王宮
「侵入者だ!!!
殺せ!!!」
首都の街並みとうって変わって豪華な織物が飾られ、あくまで飾りとして色のいい雪果物が並んでいる。
「誰でもいい!儂の名において確実に抹殺せよ!!!」
腹が椅子の手すりにからはみ出るほど太った男が玉座から怒鳴り散らす。
玉座の間には首都を歩いていた大男と、腰ほどの大きさの1匹の小さな龍の姿があった。
「お前たちはやりすぎた。」
近衛に控えていた兵士達が一斉に槍を持って突撃する。
「ビピー、もういいぞ。」
「ピー!」
小さな龍が玉座いっぱいの魔術の文様を展開する。
「なっ バカな!!!」
その瞬間に近衛の兵士達が一斉に足元から凍り付き、首元まで氷が一瞬で広がっていく。
「転生者だろうと、何者であろうと自国を好き勝手にしている範囲であれば、
帝国議会は不干渉を貫いたはずだ。」
「貴様ぁああああっ!!!」
玉座に座っていた男がでっぷりとした右手から激しい炎を吹きあがらせる。
「エスキートか。
ビピー 力を貸してくれ。」
大男が軍刀を抜く。
「ピー!」
軍刀に燃える氷がまとわりついていく。
青い氷の反射と白色の炎がゆらめく。
「終わりだ。」
大男が玉座の前へ飛び込む。
大男の軍刀と玉座の男の右腕の炎がぶつかり
ビリビリビリッ!!!激しい衝撃が城中に伝わっていく。
「なぜ七星龍の子を殺した!」
「ふざけるな!!!たかがトカゲ一匹を殺した程度で
ひぃいいっ」
大男の軍刀がさらに力を増していき
シュパッ!と玉座の男の右腕を切り落とす。
「――そうか、お前は転生者だったな。
七星龍とその一族を弑することは帝国への最大の侮辱だ。」
「ぐあああああっ!!」
玉座の男が椅子から転げ落ちてのたうち回る。
「ヴァーリ?」
玉座の間へ女性が入ってくる。
燃えるような赤髪の女性だ。
「シヴ 来るな!」
大男が軍刀を構えなおし
ドッと一突きでのたうち回っている男の首を貫く。
「――どうしてあなたが。」
シヴと呼ばれた女性が大男にかけよる。
「どうして!
せっかく帝国に逃がしたのに
どうして戻ってきたの!!」
「ごめん シヴ姉
もう帝国軍が来る。
シヴ姉に会いに来たんだ。」
「――どうして、私なんかのために
私はあの男に あなたの知ってるシヴ姉はもう死んだのよ!!」
女性が自分の体に刻まれた傷を抑えながら叫ぶ。
「それでもシヴ姉が好きだよ。」
シヴが膝から崩れ落ちる。
「うっ うっ」
シヴの涙が零れ落ちる。
ドッドッと大砲が城壁に突き刺さる音が鳴る。
「帝国軍が来る!!
シヴ姉こっちに。」
「でもっ、私の研究が」
「大丈夫、シヴ姉は記憶力がいいからすぐに思い出せる。
今は体の方が大事だ。」
「ばかっ ――もう」
ヴァーリ がシヴを抱き上げ城を全力で走っていく。
「おのれええええ!!1
逃がさんぞ!!!」
炎の塊となった男が雄たけびをあげながらヴァーリとシヴを追う。
「嘘!? 死んだはずじゃ。」
「くっ 自らの体を炎にするエスキートだったか」
「ヴァーリ!!」
帝国軍の軍服を来た男3人が合流する。
「状況は?」
「体を炎に出来るエスキートを持つ転生者が1名、
他の兵士は玉座の間で凍ってる。」
「後は任せろ。ってそっちの龍は?」
「例の龍の双子だよ。敵討ちに力を貸したいって。」
「――そうか ならば連れて行ってもいいか?」
「あぁ。頼む。
ビピー!!ここで一旦お別れだ。
また会おう!」
「ピー!!!」
小さな龍は軍人3人と共に炎の巨人へと向かっていく。
「行くぞ シブ!!」
シヴを抱えたままヴァーリが城を駆け抜け、城門から掘りへと飛び降りる。
バキッ バシャッ!!!
薄氷を砕いて水しぶきが上がる。
「ちょっ!! 冷たいっ!!」
「誰だ!!貴様は!!」
掘りを見張っていた帝国兵が大砲を向ける。
「ヴァーリ ヴァーリだ!!!」
「なっ!? 馬鹿者!大砲を向けるな!!」
軍人が大砲係を殴り飛ばす。
「軍曹!? 何をやって」
「今回の功労者だ 馬鹿者!
もし軍人なら七星勲章ものだぞ。」
水から顔を出しながらあっぷあっぷしているヴァーリを帝国軍人が引き上げ、
普通に泳げるシヴは梯子を伝って登った。
帝国軍 キャンプ
「はぁ 死ぬかと思った。」
「――何で掘りに飛び降りたのよ。」
温かい焚火を炊いた中でシヴとヴァーリは冷水の冷たさが残っていてブルブルと震えていた。
「あれより先に進んでたら城門ごとぶっ飛んでたし。」
「手前に梯子があったでしょ?」
「え そうだったっけ?」
「――はぁ。もうほんと勢いで行動するんだから。
体が大きくなっても変わらずね。」
「へへっ ――身長は追いついたかな。」
「誉めてないから 私 178セル」
「俺は179だ。10年で10セル伸びた。」
「そ。」
ヴァーリとシヴが手を重ね合わせる。
「シヴ姉
もう大丈夫だ。
シヴ姉の研究のおかげで転生者と戦う知恵も力も手に入れた。
俺 強くなったんだよ。」
「――そうね。ありがとう。」
翌朝
ヘルメリア帝国軍によって北の王国軍とそれを率いていた転生者一派は1夜にして壊滅した。
帝国からの物資支援によって北の王国内での餓死はなくなったが。
代わりに北の王国は完全に国体を解体され、
雪果物などの特産品を格安で100年間、優先的に輸出続ける条約を結ぶこととなった。
また転生者達に殺された王族の末裔が連邦領内にいるとの噂もあったが、旧王国民は帝国への雪果物の輸出のために働き通しでそれどころではなかった。
数年後
シヴとヴァーリの研究はその危険性ゆえに舞台を連邦へと変え、
後にコルプガイストと呼ばれる一族との共同で研究を行うこととなる。
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