ブラコンなイケメン兄に告白された弟

本番

「紘………挿れていい？」

兄が熱を帯びたような声で囁く。

「…いいよ」

とてもドキドキしてきた。一人で想像していた事が、今現実になろうとしている。
俺は仰向けで兄と向かいあった。
兄がゆっくり性器の先端を俺のアナルに入れ始めた。
ローションをたっぷり使ったので、ぐちょ、と音が響く。

「あっ、ちょっとまっ、ん」

怖くて少し声を出してしまう。
兄は半分入れたところで俺に聞いてくる。

「大丈夫？痛くない？」

「うん、」

兄の配慮が嬉しい。少し苦しいけれど我慢した。
もう少し性器を挿れると兄が

「ごめん、我慢できなそう」

と言って、ずりゅっっ、と性器を入れこんだ。
その瞬間気持ちいいところが擦れた。

「んっっあっ」

「紘、可愛い……」

男なのに可愛いと言われると恥ずかしい。しかし、気分は悪くない。むしろ嬉しいと思ってしまう。
そのまま性器を出し入れされる。
ぐちゃっ、ぬちゃっ、と激しいえっちな音が聞こえてくる。

「あっ、きもちぃ

兄さんっ、気持ちいいぃぃ、んっ」

気持ちいい。兄の性器がぐりぐりと気持ちいいところに押し当たっている。勝手にアナルを締め付けてしまう。

「俺も気持ちいい、紘、」

そうして兄は何度も俺の名前を呼んだ。
兄に求められているのが感じられてぞくぞくする。

「はぁ、ぁ」

声は我慢できずに、口は開かれたままになる。

パンパンパンッ

ぐちゅ、ずちゅ、ぬちゅ、

どんどん性器の出し入れが激しくなる。それと共にアナルへの刺激も強くなった。
気持ちよすぎて体は思うように動かず、口の端からは唾液が垂れそうになる。

その途端、兄の体がぐいっと俺の体に近ずいた。すると今まで開いていなかったアナルの奥に性器がずんっと入ってくる。

「ぅあ、、、、」

チカチカした。奥に兄のペニスが当たる。今のでペニスが全部アナルの中に入りきったようだ。
兄はゆっくり奥をトントン、とつき始めた。

「あ、あ、あぇ、あぅ、」

突かれるごとに奥から押し出されたように、あ、あ、と声が出る。どんどん兄は奥を強く突きはじめた。
ぐちゅ、ぐん、

「あぅ、やら、むり、むり、んむぅ、やめ、やめて」

おかしくなる。今までにない感覚がアナルの奥で感じられた。怖くなり、兄にやめてもらうように言いたいのだが、言葉になりきる前に喘ぎ声が出てしまう。

「やらぁ、や、ぁうんっ、あっあっ、あ｣

パンパンパンッ

奥がごんごんと突かれる。それと同時に浅い所もずりずりと擦られ、アナル全体が敏感な性感帯になって快感を伝えてくる。

「あっ、、、、」

奥をもう一突きされた時、声が出なくなった。
触っていない自分の性器から精液がびゅっ、ぴゅっ、と飛び出す。
兄はまだ後ろを突き続けている。

(兄さん、、絶倫すぎるっ)

俺はイったはずなのに、後ろからの刺激がまだ続いてるからか、勝手に性器の先端から白い精液がまだ溢れている。
突かれるごとに残りが押し出されるようにぴゅっ、ぴゅる、と垂れてくる。

「あっ、もう…むり……」

気が遠くなりそうになった瞬間、アナルの中に液体が注ぎ込まれるのを感じた。暖かい。
どくどく、とその液体が入り込んでくるのを感じながら紘は気を失ってしまった。